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0033 捜査網6
青薔薇がジュナの周りに咲き誇る。
その中の何本かが土に潜って、ジュナの周りの青薔薇は基地の役割を担う。土に潜った青薔薇たちは、少し咲かせて中を伺う。
ロクの牢にはドアがなかった。
それが分かったロクは、長期戦を考えていて。
自分の精神が壊れないくらいだなと踏ん切りをつけた。
その部屋の棲みに青薔薇が咲いた。
「見つけた!生きてる!」
「何だっけ?不老不死でしょ?それは生きてるよ。」
どうなってんだ要塞の中覗くとかと、ソニーはジュナの魔法に脱力した。
特定の場所をソニーに教えてる間に、レインとルナナティアがジュナたちに合流した。
「拘束魔法は?」
「ジュナちゃんが壊しちゃって。」
「あー、それで。」
ソニーが納得した。
「それじゃ、どうなってるか分からないけど、このお嬢ちゃんに見せて大丈夫な感じなわけ?」
「ソニー、それは失礼じゃない?」
「こっちは友達少ないんだよ!あんまり、絡むな!」
ソニーが怒りそうなので、レインが前金に金塊を渡した。
「つべこべ言わないでやってよ。」
ソニーが納得いかないという表情で、目の前に、竜巻、嵐、稲妻、大雨を起こした。
メキメキと音を立て、ジュナが見つけた部屋を中心に要塞から人が出てくるが、内部に入り、避難し始めた。
要塞がめくれあがる。




