0023 旅9
「乗ってく?」
ジュナは上機嫌だった。
ジュナ、ルナナティア、レイン、ロクを乗せた植物の塊は、魔王のいる社に入った。
「ジュナ、今度は私が勝つから!」
「ううん!私が勝つ!私の方が何倍も魔法上手いもの!」
「レインって、いったな。ロクだ。よろしく。
」
「ミリアス帝国大学教授、レイン・オーウィンです。今後ともよろしく。」
「銃、隠し持ってるな。護身用か?」
「そ。」
レインはルナナティアに聞いた。
「上への報告は?」
「シャルロットで拘束魔法は一つ以外使えないって、報告したわ。」
「分かった。」
レインは懐から手榴弾のピンを抜き、社に放った。社の結界が崩れると、中からドラゴンに生き物を混ぜたような羽の竜が現れた。
ロクがシャルロットを持って飛び降りた。
『神の衣』が風を制御する。
ドラゴンと滑空するロクは剣でドラゴンの角を二つ切った。
かなり大きな咆哮と共に、ファイアーバーストが四方八方放たれる。
『神の衣』がロクを浮かせてた。
ドラゴンは鋭い爪でロクの服を千切ろうとした。
ロクはビュンビュン飛び回り、ドラゴンを切り裂いていく。
「ジュナ!」
「はい!」
植物が辺りを絡めとり、ドラゴンを包囲した。
ロクがドラゴンの逆鱗を破壊。
ドラゴンは倒れた。爪が何かに引っ掛かった。
アラームが鳴った。
「う、うう。」
ジュナは目が覚めた。
背中が痛い。
ルナナティア・トーンが入ってきた。
「ドラゴンの爪が一つ引っ掻いたのよ。これ、痛み止めだから飲みなさい。」
「・・・苦い。」
「ロクがごめんって。」
「あやまることないよ!」
「じゃあ、自分の言葉で伝えてみて。」
ルナナティアは行ってしまった。




