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0169 誰かの心臓になれたのなら2
王燐瀬は狙撃銃、汎用性狙撃ライフルN507のトリガーに目を凝らしていた。
「整備、終わりました!」
「分かった。」
5.6人でやっていた、最終調整が終わる。
仲間が離れる。
「打ち方用意。」
燐瀬はトリガーに指を添えた。
「発破!」
6脚で立っていた汎用性狙撃ライフルN507は反動を受けて半歩後ろに下がった。燐瀬も滑るように下がる。
汎用性狙撃ライフルN507から打ち出した3弾の弾は鳥の目でも見えない距離を進んでいく。
城の上の、まだ放たれない封印された状態の魔王に2弾命中。
フラッグが上がった。先の先鋒からだった。
最後の調整は燐瀬がやった。射撃魔法、遠距離狙撃のトラップ魔法の発動だった。
「オレも見たことがない。これが燐瀬の魔法か。」
「どこから打ってるのか全然分からないよ!?」
植物を駆使しようとするジュナをジェクルスが制した。
エウレサはちょっと笑って、城下町へと帰っていった。
もうこりごりだと思った。まさか、最後は海外の人から言われるとは思わなかった。




