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コカトリス  作者: 虫灯暇
第21章 開戦
169/170

0169 誰かの心臓になれたのなら2

王燐瀬は狙撃銃、汎用性狙撃ライフルN507のトリガーに目を凝らしていた。

「整備、終わりました!」 

「分かった。」

5.6人でやっていた、最終調整が終わる。

仲間が離れる。

「打ち方用意。」

燐瀬はトリガーに指を添えた。

「発破!」

6脚で立っていた汎用性狙撃ライフルN507は反動を受けて半歩後ろに下がった。燐瀬も滑るように下がる。

汎用性狙撃ライフルN507から打ち出した3弾の弾は鳥の目でも見えない距離を進んでいく。

城の上の、まだ放たれない封印された状態の魔王に2弾命中。

フラッグが上がった。先の先鋒からだった。

最後の調整は燐瀬がやった。射撃魔法、遠距離狙撃のトラップ魔法の発動だった。


「オレも見たことがない。これが燐瀬の魔法か。」

「どこから打ってるのか全然分からないよ!?」

植物を駆使しようとするジュナをジェクルスが制した。

エウレサはちょっと笑って、城下町へと帰っていった。

もうこりごりだと思った。まさか、最後は海外の人から言われるとは思わなかった。

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