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コカトリス  作者: 虫灯暇
第21章 開戦
166/170

0166 心臓1

「・・・おまえ、人じゃ無いな。」

ジェクルスが考え付いた答えはこれだった。

「こちらから行くぞ、それは魔力をキャンセルする剣だな。」 

ジェクルスが剣を二回回すと言った。

「へえ、見ただけで分かるのか?」


「あのエウレサってやつ、かなりの確率で人間だが。」

燐瀬が遠くで聞いていた。

「レイン、あの子は影魔法という、あまり戦闘で使わない魔法を使ってます。それも、かなり手慣れてて、巨大な魔量をもってますね。元来、ジェクルスは魔法は苦手らしいです。」

「あの巨大槍は敵の視覚を防ぐためが大きい、手数の多い魔法に頼った方が戦闘能力かが上がる。わざとやってるな。」

ルナナティアと燐瀬がいうと、レインはジュナに飛ばした。

『ジュナ、ジェクルスが戦ってるのは人間だ。』

『分かった、ロクに繋げる。』

『一瞬な。』

さるすべりがレインの前に咲いて、レインが待っていた。

『ロク、その人間、何か吐かなかったか?』

『?。魔王を封じてる鍵だが。』

『ロク、そいつは諦めてる。殺した方がいい。』

『分かった。』


脳波だけで会話していた三人は、一旦切って、エウレサにジェクルスは言った。

「おまえ、死んだ方がいいのか?」

突然、言われてエウレサは矢印魔法を360度からかけてきた。相当怒っているらしい。

ジェクルスは全方向の矢印を掻い潜り、悩んだ。

「分かった。痛いぞ。」

ジェクルスの目付きが変わった。

数秒で、エウレサは意識を失った。


「どうする?」

「止血しないと、危ないね。本人に聞く?」

「おまえ、魔王に心臓おしこまれただろ。その魔王は心配しなくていい。死ぬと魔王が出てくるのか?」

子供になったエウレサは、血まみれのまま立った。

「じゃあ、どっかの外れまで転移魔法で飛ぶ!」

エウレサはドリオスト王と目が合った。

「何なんだ?こいつは?」

「話してないのか?死ぬと魔王が出てくる厄介な仕組み。」 

ドリオスト王は言った。

「こいつが言ったのか?生に執着する身分だ、嘘では?」

「誰がそんなこと言ったんだ?」

エウレサが言ったら、ジェクルスが言った。

「おまえの妹。」

ドレスを着た、女の子が出てきた。

「後、おまえ。」

エウレサが出てきた。

「どうも。」

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