0164 開戦4
「どうしたの?あの子。」
「かいつばんで話すと、悪行した元王家の大一王子らしい。もうエウレサしか残ってなくて、あの宮廷医者のタスクと隷属の契約を結んでいる。」
「え?何で一人残したの?」
ドリオスト王はちょっと聞き耳を立てた。
「さあ、魔王を封じる鍵を飲み込んで、胃の中に隠し持ってるらしい。」
「い、胃の中?!」
「入れたのが、あのタスクとか言う医者だって。」
エウレサがそれっぽい服着て、17才で出てきた。
髪は金髪だった。首輪もしていない。
手に持っている物が魔槍で、黒い靄みたいな物を出していた。
「じゃあ、こっちはアレでいくか。」
「はい。」
ヒマワリを出して、魔剣を取り出した。
若干、光に身を包んでいる。
エウレサが突っ込んだので、ジェクルスが判断しようとした時、エウレサが範囲2mの空気を遮断した。
矢印が襲ってきた。
ジェクルスは足で板を踏みつけ、上空に前転した。
エウレサが巨大な黒い槍を回し、上へ突きだす。
ジェクルスが三回刺突すると、空中からの剣を床に膝をつけ、床を砕く剣を、板を蹴り飛ばして、その衝撃でエウレサは後退した。
ジェクルスは一旦距離を取った。
「ロク、この人、魔王より強いよ。」
「オレが一人残ったのは、単にオレが強かったからだ。」
エウレサは鍵を吐くと、鍵を放り投げた。
「そうだな、それは断定できるかわからんな。」
ジェクルスは楽しそうに笑った。
「で、その鍵はいらないと。いい加減にしないと痛い目みるぞ。」
ジェクルスは100回刺突した。
王城の床が100回の刺突で謁見室が壊れそうになったので、ジェクルスは外に飛び出した。
エウレサが外に続いた。
「無傷?!」
ジェクルスが驚いた。




