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コカトリス  作者: 虫灯暇
第21章 開戦
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0161 開戦1

ステーキで満足したジュナにいきなり電話がかかってきた。 

「ジュナ!王城に来てくれ!城下町で子供を一人保護してほしい!写真なら送った!」

「どうしたの?ジェクルス?」

「出来るだけ、最短の方法でだ。王城で落ち合おう。」

「分かった、ロク。」

電話を切ると、イリーに車の中で突然言った。

「ごめん、急用ができた。」

植物魔法、藤。

ジュナの前後左右に藤が咲き誇る。

「南東!」

しゃくなげがジュナを城下町へと飛ばした。

夕顔で小さな乗り物を作って、ジュナはスマホの子供の顔を見た。

青薔薇で、子供の居場所を探して、夕顔をエルソロニクスに変える。脇道を最短コースでかけて、空中から植物のツルでその子供を乗せた。

さるすべりで、ロクと会話する。

『見つけたわ!』

『そのまま持ってこい!』

「あの、その、キミは・・・。」

白蘭で首輪の魔法を調べる。

『ガーベラ。』

『これは強力な隷属魔法ですね。打ち消すのにシャルロットは無理です。かけた者の力をかりなければ。』

「こんな子供に何をするのよ。」

空中を滑るついでに紫陽花を咲かせた。

「涼しい・・・。誰なんですか?あなたは?」

子供は突然言った。

「後、オレはもう17才です!この姿は?!」

「言おうとしなくていいわ。秘密結界に自身で触れないように。」

ジュナは真顔で言った。

「・・・。」

少年はこんな所で尊敬してしまった。

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