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コカトリス  作者: 虫灯暇
第20章 開戦前夜
158/170

0158 語学研修1

「着いたな。」 

「綺麗な青空!」

空港をぬけると、ハンナ国より空が青かった。

ガイド役の従者が、この国について話している。

ジェクルスはスーツの人と合流し、ジュナはガイドが手招きしているのを見て、ジェクルスの手を握った。

「語学研修頑張って。」

「おまえもちゃんとするんだぞ。」

ジェクルスが行ってしまうのを見て、ジュナは少し心寂しさを感じた。


「南方に海があり、海鮮物がとれます。ジュナ様はアスヤート教ではないと思いますが、教会もたくさん建っております。」

「どこに行けば美味しいものに出会えるかな?」

実質一人旅だと思っていたので、ガイド役がいるのは心強かった。

「ここの政治は議会で決定し、法案も法律室という場所で採択します。議会をごらんになることもできます。有料ですが、行きますか?」 

「そうだね、スポットとしてはどこがいいの?」

「食事でしたら、カントリー風のステーキ屋さんなんて、どうでしょう。」

「ステーキ?!食べたい!」 

「ジュナ様は泳がれますか?」

「流石に海に一人はちょっと。」

「ジェクルス様もいらっしゃれば、三人になりますが。」

「あー、ジェクルスも、て三人?!」

「私も用意してまいりました!久々の海外なので!」

「水着持ってないけど。買える場所知ってる?」

「でしたら、海はジェクルス様の日程に合わせ、明日はショッピングとしましょうか?」

「いいね。私もホテルで今日は少し休みたい。名前聞いてなかった。何て名前?」

「イリー・シュリンと申します。」

「これからよろしくね。もう少しでホテルに着く?」

「もう見えてらっしゃいますよ。ジェクルス様のお車も止めてありますし。」

「ジェクルスって、そもそも何時車の免許取ったの?」 

「流石にそこまでは。」

「速く行こ、イリー。」

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