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コカトリス  作者: 虫灯暇
第20章 開戦前夜
156/170

0156 ストリート2

ストリートの子供たちがたむろする広場のような所。

その子供座る左右前後は空いていて、ぎゅうぎゅうづめなのに、いつも通り皆がその子供を嫌悪していた。

みんなが食べる用の小さな残飯もくれなかった。

それでもその子供は広場にいた。

一枚のフードの下は何も着てない。靴もなかった。


「元王家って、ことは滅んだのか?国が。」

その時、チャイムが鳴った。

スーツを着た人が出て、ジェクルスはいないかと尋ねた。

「新しい国が建国されました。ジェクルス様を一週間お借りします。」

「何故ですか?」

ジュナが厳しい目で言った。ジェクルスはそれに気付いて、スーツの人に言った。

「同伴者がいても、邪魔にならなければ大丈夫だよな。」

ジェクルスは明日向かうと言って、スーツの人を追い出した。

「ジュナ、建国祭に行こう。」

「新しい国?」

「シスーバ王国だ。」

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