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コカトリス  作者: 虫灯暇
第17章 映画役者
143/170

0143 映画とその反応3

「タスナ!」

「タスナ様ー!」

「今から私たちの城を作りましょう。」

救世主がそういうと、廃城は煌びやかなお城へと変わった。

「魔法バンザーイ!」

「タスナ様ー!」

救世主がバルコニーに立つと、信者になった皆は歓声を上げた。

タスナが手で皆を制す。

「皆様、もう死を怖がる必要はないのです。完璧なる魂を私が持っているのです!さあ、ここに国を樹立しましょう!」

歓声が止まらない。

「ここはミール帝国!私が王である限りは、皆は病気から逃れられよう!」


中継のテレビを見ながら、あぐらをかいてポテチを食べる少女、ジュナ・クロバナ。

「へえ。ここにはざらに不老不死の彼氏を持つ私、私は。」

ジュナはわなわなと震えた。

「ジェクルスがテレビとか映画で多忙だし、魔王が、現れないし、とことん、暇!!」

ジュナはバタバタした。

「この前のoffは一緒に会えると思ったのに。そうだわ、芸能界に彼女でもできたのかしら。」

実は普通に稽古が入っただけだった。ソニーの。

「何か課金しよ。」

「以外とジュナって、お金持ってるの?」

ギクリとして、ジュナはルナナティア・トーンの方を向く。

「そんなにお金使っちゃダメだよ。はい、これ。」

何だと思ったら、世界共通語、アルナ語のテキストだ。

「こんなに暇なのに勉強しようと言うの?」 

「一般人の普通の反応と違う。」

レイン・オーウィンがやってきて言った。


ここは、シンシニア王国の外れの王家の別宅だった。

買い物に不便だし、何せ間取りがよくないとかで、ルナード王の資産の中で一番単価の低い別宅かとらしいし、それ以外知るない。

今、シンシニア王国では、ジェクルスが芸能界で走り回っていた。


「魔王が出た?!」

「そうなんだよ、今度は結構たいへんな魔王で、一部の人に『魔王』て言われてる、変な人らしいぜ。」

ソニー・ジーベルがシンシニア王国の別宅に向かおうとしたら、カナン国の軍用の戦車とその中から王燐瀬が出てきた。

「何でオレが男のシピンオフなんて考えなくてはならないんだ?」

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