0143 映画とその反応3
「タスナ!」
「タスナ様ー!」
「今から私たちの城を作りましょう。」
救世主がそういうと、廃城は煌びやかなお城へと変わった。
「魔法バンザーイ!」
「タスナ様ー!」
救世主がバルコニーに立つと、信者になった皆は歓声を上げた。
タスナが手で皆を制す。
「皆様、もう死を怖がる必要はないのです。完璧なる魂を私が持っているのです!さあ、ここに国を樹立しましょう!」
歓声が止まらない。
「ここはミール帝国!私が王である限りは、皆は病気から逃れられよう!」
中継のテレビを見ながら、あぐらをかいてポテチを食べる少女、ジュナ・クロバナ。
「へえ。ここにはざらに不老不死の彼氏を持つ私、私は。」
ジュナはわなわなと震えた。
「ジェクルスがテレビとか映画で多忙だし、魔王が、現れないし、とことん、暇!!」
ジュナはバタバタした。
「この前のoffは一緒に会えると思ったのに。そうだわ、芸能界に彼女でもできたのかしら。」
実は普通に稽古が入っただけだった。ソニーの。
「何か課金しよ。」
「以外とジュナって、お金持ってるの?」
ギクリとして、ジュナはルナナティア・トーンの方を向く。
「そんなにお金使っちゃダメだよ。はい、これ。」
何だと思ったら、世界共通語、アルナ語のテキストだ。
「こんなに暇なのに勉強しようと言うの?」
「一般人の普通の反応と違う。」
レイン・オーウィンがやってきて言った。
ここは、シンシニア王国の外れの王家の別宅だった。
買い物に不便だし、何せ間取りがよくないとかで、ルナード王の資産の中で一番単価の低い別宅かとらしいし、それ以外知るない。
今、シンシニア王国では、ジェクルスが芸能界で走り回っていた。
「魔王が出た?!」
「そうなんだよ、今度は結構たいへんな魔王で、一部の人に『魔王』て言われてる、変な人らしいぜ。」
ソニー・ジーベルがシンシニア王国の別宅に向かおうとしたら、カナン国の軍用の戦車とその中から王燐瀬が出てきた。
「何でオレが男のシピンオフなんて考えなくてはならないんだ?」




