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コカトリス  作者: 虫灯暇
第17章 映画役者
142/170

0142 映画とその反応2

テレビ番組でレギュラー番組を二つ貰えた。

一つは何気ない、トーク番組で相づちを打つ番組枠だが、もう一つは、ジェクルスが健康を取り上げる番組のコメンテーターになった。

ジェクルスはジュナに言ってた。

「相づち打つだけでも、こんなに大変なんだな。」


「今日の健康ページは、鬱症状についてです。」

「私は子供生んだ時、ちょっとつわりでなりましたね。」

「オレは魔王と4日間くらい戦っていたら、結構鬱症状ですね。」

ジェクルスが前で腕を組ながら、言った。


「あの、サインよろしくお願いいたします。」

「そういうのは事務所を通してお願いいたします。」

マネージャーに聞いた。

「OKです。ジェクルスさん、打ち合わせの見学しません?ドラマなんですが。」

「ドラマ?」

「社長が是非。」


ドラマ配役が決まった。隣の内のお父さん役で、サスペンス物だった。犯人ではない。

そういえば、全く魔王が出てこないので、次は映画の役者やらないかとオファーが来た。

魔王が出たのだが、小さすぎて、10分で終わったので、オファーを受け持った。


ジュナは洗面台で手を洗っていた。

手をふいていないのに、手が乾燥した。

変に思ったが、ジュナは忘れた。


「あの、ここで人の病気が治ると聞きましたが。」

クルリと後ろを向いていた人を見て、ヒッと女性は悲鳴を押し込んだ。

「はい、ぼくは医者なので。まずはここにサインを。」

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