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コカトリス  作者: 虫灯暇
第16章 長年の願い
136/170

0136 輪廻の切り札1

アスヤート教のおこる前。まだ、人間が魔法を脅威としか見ていなかった人類であったころの話だ。


火の鳥が空中を舞う。

『神の衣』を見にまといしロクが三回目の焼死にあった。

火炎の温度が高すぎて白だ。

ロクはスピンで空中をくるくる回ると、剣でその勢いで特効した。

魔王の角からの電撃で剣が折れ、大地に跳んで、剣を取る。

一撃が入ったので、魔王は小型で50km進んだ。

ロクが50kmを進み、とんでいく魔王に届いて、一撃をくらわす。

電撃で剣が消し炭になり、落ちてみるロクは、剣を大地からとり、魔王へと跳躍した。


辺りは火炎と雷で赤い表層が見えてて、ここの大地にあったもの全部が焼きこがれていた。

人間が立ち入って、剣を大地に刺していく。これだけでも危険が伴うが、そんなことはいってられない。

魔王が最初に顕現してから、もう人口なんて分からなくなってた。

大地は干上がり、海は血に染まり、空からは雨ばかりが降ってくる。

片腕に傷をおったロクはそのまま上昇して、剣を刺突した。

雲がそこだけ消えた。

魔王が初めて消滅した。


太陽が見えた、それだけでよかった。

人類はロクをもう切り札にするしかなかった。

ロクは訴え続けた。

自分はそんな人間じゃないし、英雄にもなれない。

ロクの心は荒んでいった。

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