0119 魔王降臨1
レインのスマホが鳴った。
「はい、はい。えっと・・・、はい。」
レインがスマホを切ると、ジュナに言った。
「ロクが交戦してから、無茶苦茶強くて、押されぎみらしい。」
ジュナがいきなり立った。
「助けに行こう!」
「なんか、2日間戦いっぱなしらしいし、行かないほうが。」
「ねえ!二人も来て!」
ルナナティアとレインが顔を合わせた。
「魔王か、強いやつだと一週間かかるって、言ってたから、ロクにまかせれば。」
「メリットがないわねぇ。」
ジュナが言った。
「後で、ルナード王に取りつけるから!」
「まあ、それならいいかな。」
「でも、お給料も無いし。」
ルナナティアはちょっとムカついた。
「あー、もう。じゃあ、父様のお金で出す!」
「はい。この額で。」
ゼロがいっぱい並んだ、小切手を渡された。
「信頼が欲しいなら、今支払って。出来ないなら私は加戦しないわよ。」
「さすがルナナティア・・・。ちょっと待って。」
鈴蘭を出した。
「聞こえる?!お父様。」
『おお、通信魔法か、何が入り用だ?』
しゃくなげを出して、小切手を転移した。
『前払い金。』
黒いアタッシュケースが送られてきた。
ルナナティアは魔法で枚数を数えた後、こう言った。
「いいわよ。加戦するわ。まず、今出現している魔王は浮遊系のギィゴラデェスケンという、復活した魔王で、かなり固いわ。」
ジュナが焦った。
「エルソルニクスで一気に飛ぶよ!」
「そんなことより、聞いて頂戴。この魔法使いの世界では、転移魔法を各エリアに設置して、転移できるシステムがあるの。場所は知ってるから、今回はそれで飛びましょ。」
「レインは?とべるの?」
「レインなら行ったわ。」
トラップ魔法を構築、転移魔法を発動。
「行くわよ。私はやることがあるから、魔王と戦ってるロクとなんとかコンタクトをとって。」




