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コカトリス  作者: 虫灯暇
第12章 シンシニア国へ
115/170

0115 王2

「ジャナよ。」

王は驚いた。

「ひのきから、米の稲まで出せるとは!素晴らしい!この魔力とこの魔量があれば、ここまでできるか?!素晴らしい!」

魔量とは。

魔法を使う上の厚み。一撃でどれだけ火力を持つかという事象である。

「黒羽家が出せる植物は一人につき、一種類と決まっておる。女王が鈴蘭なら、ワシは桜と。」

王、フリデリカはそう言った後、ジュナにこう提案した。

「一番きれいな植物を選んで咲かせてもらん。」

ジュナは青薔薇を作った。

王はむっとした。

「ジャナ。」

「はい。」

「そんなに男性ばかりに目を向けるでない。ロクとやら、ましてジャナ王女をたぶらかしよって。レイン、お団子に一生せよ!奥で聞くんじゃない!!」

「・・・はい。」

レイン・オーウィンの従者が三人全員、さった。

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