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0113 ロクの存在3
「また、来ました。あなたに伝えることはこれしかないようです。」
考古学者シスレインは彼の目を見た。
「アスラート様は分かりますか?」
「・・・。」
「では、言葉から覚えていきましょう。そしたら、教えてあげますから。」
「レイティア。」
レイティアの背後にロクが立っていた。
気配がしないが、近衛兵もまだ見えてない。見えてもスルーするだろう。
「そんなオレの記録を皆に見せるの止めてくれないか?」
「え、ええ。分かりましたわ。はい。」
ロクは簡単な炎魔法で書類を焼ききった後、ジュナに言った。
「ジュナの父の王だな、ジュナはしばらくここで滞在するのか?」
「まあ、そうともいう。竹下直紀。」
「あまりジュナに変なこと教えないでくれ。ジュナの精神が歪む。」
いつの間にかロクはいなくなった。
「あの、思ったのでしけど、ロクは何ヵ国語しゃべれるのですか?」
レイティアが答えた。
「その時代に話されている言語、全部。」
「そうなの?!」
「早いのよ、昔、約束したらしいわ。では、王、私はこれで。」
立ってお辞儀をレイティアがすると、レイティアは部屋をでていった。
「あなた何で魔法が使えるのですか?」
答えは無言だった。




