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コカトリス  作者: 虫灯暇
第12章 シンシニア国へ
111/170

0111 ロクの存在1

「それから、紆余曲折を得て今に至るのだ、あの者は。」

「・・・ロクはそんな人ではありません。」

ジュナは拳を握った。

「でも、人の本質は変わらないのでは?あのロクについて、分かった罪状がここに。」

レイティア・コルコットはテーブルに書類で分厚くなった、山を出した。

「要塞が出来るまでは、会った人は全員殺してたらしいんです。名前が無くなるまで人間たちがロクを嫌うまで、二年もかからないくらいでした。キリスト教を重んじるまでは。」

ジュナは少し驚いた。

「じゃあ、アスラート教を教えたのは誰なんですか?」

「宣教師、シスレインという、元考古学者らしいんです。人間を憎むロクにアスヤート教を布教したのですが、三年間毎日通いつめて、やっとおとなしくなったようです。」

レイティアはジュナに分厚い書類の山の中から、一つの書類をだして、渡した。

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