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コカトリス  作者: 虫灯暇
第12章 シンシニア国へ
108/170

0108 竹下直紀2

「これからも一緒にいてくれる?」

「もちろんだよ、じゃあ、この薬をあげる。」

覚醒剤や阿片を竹下直紀は売っていた。

「私がもらうの?」

「そう。大丈夫、心を安定させる薬だから。」


「直紀。売れたか?」

「最近は取り調べが激しくて、不眠薬なんかを大量に売ってるだけで手応えがないな。」

「それは、不況だからだろ。」

「昨日抱いた女の子にシンナー寄越されたんだけど、オレは自分で飲まないタイプだから。」

「直紀。今後はどうする?」

「常連の客に薬でも売ってる。それが一番の稼ぎだな。」

バイヤーから貰った薬を見て、気にする女もいるが、直紀は売るのがうまかった。

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