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0107 竹下直紀1
「竹下くん。」
「うん?」
イチョウが咲き乱れるなか、竹下直紀は振り返った。
「今度の休日、何処かにいかない?」
「ごめん。その日は講習あるから。」
「そう、頑張ってね。」
女の子が友達の輪に入ると、キャーキャーいいだした。
「竹下くんって、すごいカッコいいよね!」
「なんていうか、色気がものすごい・・・。」
「あんなカッコいい人、芸能人でも見ないよね。」
竹下直紀は休日になると、郊外に座っていた。
「薫楽、どうしたんだ?遅かったじゃないか。」
「直紀。気にしてる?」
「気にしてないよ。」
直紀は薫楽に軽くキスした。
「何か注文する?」
「私はいい。それより、私なんかでいいの?」
「えっ?」
「可愛い子なら、キャンパスにいっぱいいるじゃん。」
「そういう子はすぐ別れるって、言い出しやすいんだよ。」
「そういう子だから、可愛いの。」
「君も可愛いよ。ほら。一緒にいよ?」
竹下直紀の彼女は寄りかかった。
細い薫楽の腕に触った。
「フフ、ちょっと、止めて。」
「今日のコロンはオレの好きなヤツだな・・・。」




