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本棚の唄

あの日、彼が伝えたかった事。

あの日、彼女が言いたかった事。

それぞれが時空を越えて

今、同じ場所に集う事。


友達がいない。君にそっと、話し掛けて気持ちを近づけた。

「ねぇ、星は好きかい?」って尋ねて、言う「綺麗だよね」

だったら、あの星を目指そう。この鉄道に身を委ねてさ。

君が消える。その前に、流れ星が見れるといいな。


此処にはもう何も無い。皆、無くなってしまったんだ。

だから、このスーパーカブで何処までも旅をしようか。

最果てにある光をほら、見えた時には後戻り出来ないよ。

君が消えるその前に、世界が滅びてくれればいいな。


あの人が想いを込めた本。

この本棚に並んでいる。

あの子が想いを込めたモノ。

僕の心の本棚にある。


間違いが嫌い。失敗はしない。何もかも完璧に出来なきゃ嫌。

そんな奴に分かる事じゃない。成長株。

世界が滅びる時には、きっと奴はパニクるね。


あの人が想いを込めた本。

地元の本屋で見つけたよ。

あの子が生涯懸けた夢。

叶わず消えても綺麗でさ。


何年間も溜め込んできた、君を重くした悲しみが

何秒かで消えてしまう事、その本棚に並んでるよ。


君が想った、あの幸せが君自身の本棚にあるよ。

君が願った、あの幸せが君自身の本棚にあるよ。


あの日、彼が伝えたかった事。

あの日、彼女が言いたかった事。

それぞれが時空を越えて

今、同じ場所に集う事。







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