涙のブルース
「もう、嫌になったの……」
黄昏れ時、時計台の下、綺麗に積もった雪。
この世で一番、不幸になった。その印、赤く染まった雪。
「ねぇ、一緒にいこう」
星空の下、漆黒の闇、二人を包む冬の風。
この世で一応、生きていた。それも此処まで、ねぇ、いこう。
銀河ステーションを出て、僕達は進みます。
あぁ、そこには何があるのだろう。夢物語は続きます。
二人きりになった世界だから、ねぇ、何処までも一緒にいこう。
あの銀河の先まで、あの世界の果てまでも、僕等ならいけるね。
涙の生まれた世界から、温もりのホームを目指す。
この世界はずっとそうだ。いつまでも狂ったままで……
涙の唄が流れた路地から、世界の果てをまた見よう。
この世界はずっとそうだ。いつまでも腐ったままで……
救いようが無いもので…… 救う奴もいない訳で……
「ねぇ、一緒にいこう」
星空の下、漆黒の闇、二人を包む冬の風。
この世で一応、生きていた。それも此処まで、ねぇ、いこう。
銀河ステーションを出て、僕達は進みます。
あぁ、そこには何があるのだろう。夢物語は続きます。
二人きりになった世界だから、ねぇ、何処までも一緒にいこう。
あの銀河の先まで、あの世界の果てまでも、僕等ならいけるね。
二人きりになった世界なのに、ねぇ、悲しみは見えないね。
この狂った世界なら、この腐った世界なら、そんな痛み。
そんな悲しみは見えやしない。僕等はずっと二人きり。
そんな温もりは出来やしない。僕等はずっと二人きり。




