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「付きまとわないで、と言いましたよね?」
ベルの音に彼女が小屋の外に出てみれば、やはり彼がいた。
「まぁまぁ、そんなケチな事言わないのぉ~ぁたし達ぃ、ズッ友でしょ~?」
「喋り方、キモいです。あと、貴方のズッ友さんは私ではありません。確か、地獄の死神さんでしょう?友達が誰か見分けもつかないとか、それって本当に友達ですか?実は誰でも良いんじゃないですか?本当に最低な人ですね。」
グサァッ……
「ぅぅ…………」
毒塗りの鋭い矢が史谷の心に突き刺さり、彼は痛みのあまり牢屋の中で膝をつく。
「グゥ……こ、こんなとことでくたばって堪るか!……クソッ。このままじゃ大量出血で死んじまう。どうにかして止血しないと……。――――って、ちょいちょい、待てい!」
撃沈して頭がおかしくなったらしい彼に目もくれずに家に入ろうとする彼女を、即効で復活した彼は慌てて止める。
「付きまとわないでください。話しかけないでください。私の前に現れないでください。」
キッ。と彼を睨み付けると、彼女は彼の制止を無視して家の中に入っていった。




