22/52
22
「……帰ります。」
「だからさせねぇって。お前、FAに他人が入れないように設定しただろ。だから俺らはこうやって、毎日毎日待ち伏せしてるんだって。それくらい分かってるだろう?」
「はい、もちろんわかっています。ストーカーですよね。」
「いや、違ぇだろ!」
「……星のかけら、集め中なんです。帰ります。」
「いや、だから――――」
「入れるように設定を変えておけばいいのでしょう?……では。」
そう言って、鋭い視線を向けた彼女は逃げるように店の外へと飛び出すと、自分のFAへと帰って行った。




