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 ―― 史谷side ――






「は?バカかお前。このゲーム、ログアウト出来ねぇんだよ。」


「えぇ!?どういう事?」



苦笑いしつつ残酷な宣告をした俺に、グリンは大きな声を出す。



「残念ながら、俺らはもうここから出れねぇって事だ。」


「え……。でも、さっき……。」



ポフッ。



「……ッ!?」



グリンの顔色が悪い。

そりゃ元の世界に戻れないと知ったら絶望するわな。


そういや、何でアイツ(ハク)は太陽達の話なんか……。



ポフッ。



ヤバッ。ログ見てなかったわ。







『残念ながら、俺らはもうここから出れねぇって事だ。』


『え……。でも、さっき……。』


『グリンピースさん。今まで、ログアウトが可能な一部の方は、かなりの嫌がらせを受けてこの世界(ゲーム)から姿を消しました。』


『……ッ!?』


『嫉妬ですね。詳しくは史谷さんから聞いてください。』




ふと思い浮かんだのは馬鹿馬鹿しい考え。

しかしそれが正しいなら……。



「グリン……。お前まさか、ログアウト出来るのか……?」



何故ハクは太陽達の話をした?

――俺がグリンの敵か味方かの判断?


グリンの用事の内容は?

――現実(あっちの)世界での用事?


内線は繋がっている?反応はある?

――申請中だったが、ログアウト中ならそりゃ反応は無いだろうな。


フレンド?グリンはログインしている?

――フレンドなら、ログインorログアウトの確認が出来るからすぐバレる。




想像だらけだが、そういう考えが出てきてしまったんだからしょうがない。


ってか、ハクはグリンがログアウト出来る事を知っていた?

なら、一体……――――



「……ハク、お前何者だ?」


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