作戦1-2
妹「兄貴!おやつが無いけど!」
突然やってきた妹は唐突に僕になにやら文句を言い出した。
僕「知らないよ。僕まだ家に帰ってないもん」
サトー「び、びっくりしたー」
高橋「え?兄貴?師匠の妹?」
僕「うん、この偉そうな態度の奴が僕の妹のまりだ」
妹「兄貴じゃないの?じゃあ、翼お兄ちゃんかな?」
僕「だから、知らないって」
妹「あっそ。じゃあいい。ちゃんと門限までには帰ってこないとママに言いつけるから」
相変わらず、生意気そうに僕に言い残し、妹はサトーの家から出て行った。
僕「なんかごめん。。」
サトー「いつものことだ気にるすな。それより、ビビッたわ。来るタイミング悪すぎw」
高橋「そ、それよりも師匠の妹すげー可愛くない?あの子に師匠今から何する気なの!?」
僕「可愛いだと?あいつは悪魔だ」
僕の言葉にサトーはうんうんと共感するように頷いた。
高橋「確かに生意気そうな奴でしたが悪魔というよりは天使じゃない?」
サトー「高橋、お前は何も分かってない」
今度は僕がサトーに共感するように頷いた。
高橋「そうか?でもやっぱり悪魔には見えなかったが、、」
サトー「いや、あいつは天使の皮を被った悪魔だ」
僕「僕も何度もあいつの嘘泣きにだまされたことか。。」
高橋「師匠は兄弟だからともかく、何でサトーまで師匠に共感してるんだ?」
僕「こいつは、昔から家族同士で仲がいいからな。一緒の家に居ないだけで、僕と同じ扱いをされてるのさ」
サトー「まりと、一緒の屋根の下を過ごすなんて考えただけでも恐ろしい」
そう、先ほども述べた通り、僕の妹は可愛い。
勿論性格は違う。顔だけだ。顔だけ。
あいつはいつも自分が悪いことをしても僕のせいにしたり、
すぐ親に告げ口はするし、すぐ殴る。
そのくせ、僕に口で負けたら両親や兄貴に報告。
そして、あたりまえのように僕が怒られる。
ほんと、どうしようも無い奴だ。
僕「高橋、お前の弟とまりは同級生なんだろ?あいつは、女子には優しいが、男子には厳しい。僕ら兄弟の顔は結構目立つからな。同学年ならたぶん知ってると思うぞ。もしかしたら、もう被害に遭ってるかもしれん」
高橋「そ、そうなのか?今日家に帰ったら早速聞いてみるよ」
サトー「そうだな。まずは聞いてみろ」
高橋はまりの容姿にだまされているが、今に分かるだろう。
あの天使の皮を被った悪魔を。




