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158話

遠い。


私は遠くからのビーム攻撃に困っていた。



今の所このビーム。次の発射までの時間間隔が10秒無いのよね。


これだけ正確で高威力のビーム(魔法?)撃てるなんて…………。

結構ヤバヤバな奴――――――――知らんけど。



威力はクマのお腹に穴が開く位にはつおい(無敵語彙力)


何発位撃ったかしら…………。

あんなの絶対永遠に打てるわけ無い。


そう結論付けた私はビームを躱せるだけ躱しながら進むを選択。


基本躱すのが優先。

と思い進んでいたけれどそこで違和感。



間隔が狭くなっている?


初めは10秒足らずだったんだけど今の体感は7秒。


しかも敵がどの位の距離から撃ってきているのか

いまいち見当が付かなかった。


そして変わらない威力。

何か…………カラクリがあるのかしら。

とか考えたとき昔の歴史、鉄砲を代わる代わる撃つ方法が頭に浮かんだ。

敵は複数。それも考えられる。

しかも同系統の奴。


でも何か飛んでいるガーゴみたいなの見えたんだけどなぁ。

連撃でビーム砲が飛んできているため私の歩みはその分だけ遅くなった。

コレ躱しながら進むのしんどい。

逃げようかしら。

結構進んだ私は更に一歩進む度にそういう感情が動く。


これ以上進んで倒して何になる?

強くなる。それだけ?

ここまで進んできた意地?


迂回で良いじゃ無い。

臨機応変という言葉はあるけれど、臨機貫徹とか臨機応用とかいう言葉は多分無いんだし。



でも此処まで進んできて逃げるの悔しいじゃ無いかという単なる意地。

とか――――――――考えていたら瞬間途轍もない圧を感じた後にビームが止まった。

30秒。1分。経過しても何も飛んでこない。


…………どうする?

恐らくビームを放つ所で何かがあった。

可能性だけど先程までの私の敵はもう死んでいる気がした。

ソイツを倒した敵が次の相手。

私はソイツに捕捉されている気はする。

だってソイツが倒した敵は私目掛けてピームを撃っていたんだから。


「………………ふぅ」

一旦、仕切り直そう。この状況が好ましくない。


一度この場を離れる事にした。


時間を掛けて、逃げている方向も悟られない様に。





 ◇◇◇◇





仕切り直した先には連戦が待っていた。

どうにもこうにも捕捉されている。

このハイドって能力。

ポンコツなのかしら。

おかしいなぁ。


とか考えていたらまた攻撃を受けた。

私を攻撃してくる敵にはひとつの共通点があった。

それはスピード。


皆もれなく早いのだ。

なので此方が先に捕捉しても何故か先手を取られている気がするというか事実だった。


まぁ後手でもいいけどね、もう。という開き直る私。

でもでもそれ位には私は強くなったという自信があった。


経験とはそういうこと。

状況判断が出来ている。

今の所ミスってもリカバリーするぐらいには動けている。

勿論逃げる事も選択肢に入れての話しだけど。



そして大概の相手はある程度逃げると追うのを止める。

これはとても素晴らしい。だって最悪逃げれば勝ちなんだし。

という思考の私だった。



私は整っていた。



この空間を支配している気もした。

私は連戦の中も秒刻みで強くなっている。

みなぎっていた。


そんな時。ふと考えた。今の私から見ていとーさんとナルちゃんはどれ位強いのだろう?

まぁ……戦うわけでは無いから良いか。



という盛大にフラグを立てている私は強くなってもノー天気だった。


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