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チート魔法の攻略法~俺は異世界でも事前準備で無双する~  作者: 広田香保里
1章~デュエロス・パートル編~
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マイルVSルサルカⅠⅠ

~マイルの視点~


 アイスの柱が折られたところに再びアイスを展開する。


空中にアイスのフィールド。


地面にはルサルカが展開した水のフィールド。


2つのフィールドが形成された状態。


フェルマーとの決闘は自分の目で見てたけど、その時よりも相当強くなってる。


対策はしてきたつもりだけど、向こうも向こうでリスクマネジメントをし、尚且つ対応が速い。


フェルマーが苦戦するはずだ。


間違いなく今まで自分が戦ってきた中で2番目に強い。


とにかく、アイスの足場を展開し続け、4合成魔法で仕留める。


最悪水中に入っても自分のアクアとサンダー、ファイアを同時展開。


これで勝てる。


そう思った時に背後から変身状態のルサルカ……。


なっ!


慌てて避けるけど掠る形で肩に貰う。



「ど、どうして?」



 人魚の状態のままだ。


対してこの氷の柱までゆうに3mはある。


簡単に上って来れる訳が……。




「ルサルカの飛び上がり、見事でやがるわね」


「ひれをうまく使ってあそこまで上がれるんですね……」


「水中だけに特化せず、地上でも戦える対策を立てて来たのか、或いはフェルマーと戦った時に既に想定していたのかは分かりませんね」



 現実世界で言えば水族館のイルカのジャンプに近い。


マイルはアイスのフィールドにギリギリ留まる。


アイスの氷で滑るんじゃないかと思ったけど、マイルは足にアイスを纏い、アイスのフィールドに自分の足を固定して強引に水に落ちるのを回避してた。



「な、何と言うハイレベルな攻防! しかし人魚が陸に上がる事は読み切れなかった! 最初のダメージはマイル選手!」



 ただ、ルサルカはあの状態だとアクア以外の魔法が使えない。


ルサルカはリスクを背負っての攻撃。


どうなるのかマジで分からない。




~ルサルカの視点~


 やっぱりあの魔法はかなり厄介だと、アイスの上で対峙しながら思う。


自分で展開したアイスを飲み込み、威力が上がったように見えた。


既に展開した自分の魔法を吸収出来るのかもしれない。


ひれを使って距離を詰め、マイルに突きを仕掛ける。


範囲が普通の槍と比べて横に広いため、簡単には避けられない。


ただ、マントを身代わりに回避される。


追撃をと思った瞬間。


腹に拳が埋め込まれてた。



「……がっ!」



 マイルのカウンター。


そして追撃によってルサルカは水のフィールドに叩き落とされた。




 マイルが打撃……?


そう思ったマイルの両拳を見て納得した。


煌めいてるマイルの拳。


基本4魔法同時詠唱の煌めき……。



「拳に纏いましたか……」


「フェルマーから技術を盗みやがったわね」


「俺の技術盗まれ過ぎ(;^ω^)」


「フェルマーの敗戦から、お互いに学んでるって事ですよね」



 フィールドに叩き落されるルサルカ。


今のは効いただろう。


ただ、ルサルカとは水中で戦わない方が良い。


マイルは水のフィールドを見下ろしながら、再びアルテマを出現させる。



「全ての生命の源よ。全ての始まりよ。汝は穢れる事なかれ。常に穢れなき力を授け、全てを作り給え」



 ……え?


あれだけの魔陣札を使うルサルカが基本魔法を詠唱するなんてありえない。


……上位魔法?


そう思ったと同時に水のフィールドが光る。



「ルサルカ選手が再び魔法を唱える! こ、これは一体何が起きてるんでしょうか……?」


「……?」



 フィールドを見下ろすマイルの姿。



「プリフィ・ジンファー」



水浸しのフィールドから白い泡が空中に上がっていく光景。


加えて大量のアクアによる水弾の攻撃。


アルテマが水弾の嵐により天井に上がり、天井が壊れる。



「……!」



マイルはすかさずアクアとサンダー、ファイアで水弾に応戦するも、サンダーは弾かれ、ファイアは水弾に消されるだけだった。

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