表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
〜異世界で契約した従魔がEXランクの魔物達でした〜  作者: ユウキ
第2章 イングレア王立学園編
62/63

幕間〜ユーマVSリース

......

......


「フェンリルのことはザドキアルに任せたけど私の相手はユーマに加えて神竜に風の上位精霊なのよねぇ」


 リースさんは独り言を呟いていたが僕には距離が離れているためギリギリ聞こえなかった。


「リースさん、僕達もそろそろ始めますか」


「そうね。ユーマ相手だし初めから全力で行かせてもらうわよ!」


「ええ、勿論です。僕も本気で行きます!」


 お互い魔力を込め、魔法を放った。


「行くわ!<アイス・フロスト>!」


 リースさんはいきなり氷属性の上級魔法を放ってきた。


「いきなり上級魔法かぁ。しかも上級魔法を無詠唱でさらっと撃ってくるあたり流石だね!でも、それは僕だって同じだよ!<フレイムランス>!」


 僕はリースさんの放った氷属性の魔法に対抗する為炎属性の魔法である<フレイムランス>を放った。


 お互いの魔法がぶつかり合い相殺した。


「さすがユーマね。魔法に長けている魔族の私と互角の魔法を放てるなんて」


 魔族に褒められるとは思っていなかった僕はリースさんからの賛辞に呆けてしまった。


「あら?どうしたのかしら?ユーマ。そんなに呆けて」


「いえ、まさか魔族であるリースさんに素直に褒められるなんて思わなくてびっくりしてました」


「確かに魔族は基本人間の敵だし人間を下に見ることはあっても褒めることは無いから無理もないわね。でも私やザドキアル、それに魔王様もそうだと思うけど強い相手には素直に賛辞を送るし強敵と認め対等に接することだってあるわよ」


「そうなんですね。魔法は好きだし得意なので褒められると嬉しいですね」


「貴方の魔法は強い。だから私ももっともっと強い魔法で貴方とぶつかりに行くわね」


「勿論です!」


 僕とリースさんはまた一瞬で魔力を練り上げ魔法を放った。


「行くわね!<フリーズアスガルド>」


 リースさんは氷属性の上級魔法を放ってきた。


「僕も負けません!<コールドフレア>」


 僕は本来相殺されるはずの氷属性の魔法を炎属性の魔法を融合させた複合魔法を放った。


 上級魔法とはいえ氷魔法単体と全てが上級魔法以上になる複合魔法では後者の方が有利になる。


 僕とリースさんの魔法はぶつかったが、僕の魔法の方が強かったためリースさんの魔法を打ち消してそのまま彼女にぶつかった。


「きゃああああ!」


 リースさんは悲鳴を上げながら数メートル飛んで行った。


 いくら回復が早い魔族といえども相当にダメージが大きかったのかかなりよろよろと立ち上がっていた。


 しかし僕は、さっきの魔法である程度勝負を決めるつもりでいたから立ち上がったリースさんを見て驚いた。


(うそぉ!今ので結構決めるつもりだったのにまだ立ち上がれるの!?魔族の回復力を舐めてた訳じゃないけど少し計算が狂ってきたね....。さて、どうしようかな)


 僕はリースさんの回復力にびっくりして戦闘中にも関わらず考え事をしていた。


 僕が考え事をしていると、突然横からエアリィの声が聞こえた。


「ユーマ!危ない!」


「え?っっっっ!!!」


 エアリィの声に反応して顔を上げるとリースさんの炎属性魔法である<極滅劫火炎(ノヴァストライク)>が迫ってきていた。


 僕は咄嗟に横に避けて何とか躱すことが出来た。


 僕が避けた後を見ると<極滅劫火炎(ノヴァストライク)>が通った跡が焼け焦げていた。


 それを見た僕はゾッとした。


「エアリィありがとう。お陰で助かったよ」


 僕は咄嗟に声をかけてくれたエアリィに感謝した。


 その瞬間ぴしっと音がして僕の顔は右を向いていた。


 僕は最初何があったのか分からなかったが少ししてエアリィに頬を叩かれたと気付いた。


「戦闘中に考え事なんて死ぬ気なの!?しかも相手は魔族。戦闘中に油断したらどうなるか冒険者になったユーマなら分かるでしょ!」


 僕はエアリィの言葉にハッ!となった。


 クエスト中相手を舐めたり油断してたり仮にしてなくてもちょっとの隙で大怪我を負って冒険者を引退せざるを得なくなった先輩冒険者がいるってギルドマスターのグリスさんに聞いていたじゃないか。


 僕は魔族の回復力を測りきれなかったのか。


 僕が項垂れているとほっぺをむにっとされて顔を上げられた。


 そこには心配そうに見つめるリムルと怒っているエアリィの顔が見えた。


「ユーマ!反省するのは後。今はリースを倒す事だけ考えて!反省は戦いが終わったあとでも出来るよ」


「ユーマ!次の作戦を教えて?彼女も限界だろうから次で倒せるよ」


「分かった。2人ともありがとう。おかげで吹っ切れたよ。その流れで作戦を聞いてくれる?」


「もちろんだよ」


「何か良い作戦でも思いついた?」


「うん。これならリースさんも耐えきれないと思う。まずはエアリィ!君は最初みたいにエアロブラストでリースさんがこっちに来ないように牽制しておいてくれ。リムルはエアリィのサポートを頼む」


「ユーマはどうするの?」


「僕は氷属性の上級魔法と超級魔法で行くよ!技の範囲と威力が大きいから2人とも僕が指示を出したら上空に逃げて欲しい」


「オッケー!」


「分かった!」


「よし!行くぞ」


「ユーマの顔が良くなったわね。さっきまでは暗い顔をしてたけど吹っ切れたのかしら?ユーマ達なら何をしてくるか分からないし警戒を強めましょうか」


 リースさんは僕達の変化に気付いたのか警戒を強めるような表情をしていた。



「じゃあ、2人とも伝えた作戦で行くけど準備は良い?」


「おっけー!」


「いつでも行けるよ」


 エアリィとリムルは僕の指示通り動いてくれた。


「行くよリムル!<エアロブラスト>」


「分かったわ!」


 リムルはエアリィの<エアロブラスト>に合わせるように相性のいい火属性のブレスを放っていた。


 リースさんは頑張って避けていたが、2つの魔法を躱しながらでは前に進める訳もなくその場から動けないでいた。


 僕は2人がリースさんを抑えてくれてる間に魔力を循環させ魔法の準備をしていた。


(そろそろ良いかな?これで決める!)


「2人とも!僕の準備が出来たから上空に逃げてくれ!


「りょーかい!」


「分かったわ」


 エアリィとリムルは僕の指示通り上空に逃げてくれた。


「行くぞ!<風封縛鎖>からの<絶対零度(コキュートス)>&氷結岩礫(クリスタル・ロック)>」


 僕はリースさんの動きを止めるための<風封縛鎖>と氷属性の超級魔法と上級魔法の3つを放った。


「3つの魔法を同時なんて人間にできるの!?あれを食らったらさすがの私でもまずいわね...避けなければっっ!!!」


 リースさんは僕の魔法を避けようとしたが、<風封縛鎖>により動けなくなっていた。


「これはっ!動きを止める風の鎖ね!?まずい!」


 鎖により動けなくなったリースさんは僕の放った魔法を真正面からもろに食らって数メートル吹き飛んだ。


 僕は警戒しつつもリースさんに近付くと彼女の体は右腕を失い、両足も変な方向に曲がってもう虫の息だった。


「うそぉ!今の食らっても意識はあるんだね」



「片腕を失って...はぁ...両足も....変な方向に曲がって...虫の息の状態で...はぁ....はぁ...生きてるって言えるのかしらね....」


 リースさんは息を切らしながらも言葉を発してくれた。


「...ユーマ。私はもう....限界みたい。最後にあなたのような...強い人と...戦えて嬉しかったわ」


「僕も貴女のような強い方と戦えて嬉しかったです」


「もし...次の人生があるなら...人間に生まれ変わってあなたに...会いたいわ」


「僕もそうなったら嬉しいですしそうなる事を祈ってます」


「ありがとう。最後にユーマに...伝えたいことがあるわ....」


「どうしたんですか?」


「実は...この国には私と...ザドキアル、それにあと2人を...交えた4人で来る予定だったの」


「それは本当ですか!?」


 リースさんの話に僕は驚愕した。


 リースさんの話が本当なら大変なことになる。


「ええ、本当よ。私と....ザドキアルが先行して...イングレア王国に乗り込んで...仲間の2人が合流するのを待ってたのよ」


「そこに僕が現れて転移魔法で移動させられて戦ったと?」


「ええ、その通りよ」


「残りの2人はどんな感じの方なんですか?」


「1人はクェーサと言って..頭の切れる頭脳派の魔族で...もう1人はデクズと言ってザドキアル以上にパワー型というか戦闘大好きな...魔族ね」


「なるほどです。でも、敵である僕に味方の情報を伝えて良かったんですか?」


「本当なら...駄目でしょうね。....でも、死ぬ前だから...なんでもいいやと思って...しまったわ」


 少しの時間リースさんは僕と会話をしていたが、徐々に瞼が閉じかかっていた。


 僕は心の中で、もう限界なんだろうなと思った。


「リースさん、そろそろ休みましょう。僕たちとの戦闘で疲れたでしょう」


「ええ、そう...させてもらうわ。ユーマ、ありがとうね。...あなた達との戦いは楽しかったわ」


「僕も楽しかったです。あなたとザドキアルさんの事は一生忘れません」


 僕はリースさんが安らかに休めるよう彼女の手を握ってあげた。


 リースさんは僕が手を握ったことに少し驚いていたけど最後は素敵な笑顔で笑ってくれた。


 そのまま彼女はちりになって消えた。


 消えた後僕の手の中には彼女の魔石が転がっていた。


(リースさん...安らかに。人間に生まれ変われるよう祈ってます)


 僕はリースさんの魔石を胸に当てて、彼女に届くように祈った。


 戦闘が終わった僕はリムルとエアリィに合流した。


「「ユーマお疲れ様」」


「2人ともお疲れ様。そしてサポートありがとう」


「あたりまえだよ」


「主様を守りサポートするのが従魔の役目だからね」


 3人で少し話をしていると、ルクスがやってきた。


【我が主よ!魔族討伐おめでとうございます】


「うん、ありがとう。ルクスも単独でザドキアルさんを倒してくれたんだね。そっちもおめでとう」


【ありがとうございます!】


 僕がルクスを褒めた事で彼のしっぽはブンブンと左右に揺れていた。


 僕に褒められたのが嬉しかったのかな?


 少しの間お互いの戦闘について話をしていたのだが、僕はリースさんから聞いた情報を3人にも伝えた。


「リムル、エアリィ、ルクス。落ち着いて聞いて欲しい」


「どうしたの?」


「何かあったの?」


【主殿の顔を察するにあまり良い話では無さそうですね】


「ああ、これはさっき戦ったリースさんからの情報なんだけど実はこの国に来る予定だった魔族はリースさんとザドキアルさんの他に後2人いるそうなんだ」


「えー!!!」


「それまずいよね!?」


【残りの魔族についての情報は何かないのですか?】


「あるよ。1人はクェーサさんって言う人で頭の切れる頭脳派の魔族でもう1人はデクズさんっていう人でザドキアルさん以上にパワー型というか戦闘大好きな魔族らしい」


「良い情報だね」


「それでどうするの?ユーマ」


「もう2人の魔族のことか....。話が出来て一旦引いてくれると嬉しいけどそうはいかないだろうし戦闘は避けられないだろうね」


「じゃあ、残りの2人が来るまでに休養しておかなきゃね」


「うん、そうだね」


 僕は自分の従魔達と共に、リースさんから聞いた仲間の魔族が来るまで休むことにした。



 僕たちが休憩を取り始めてから数時間が経過した頃、僕たちが休んでるところに空間の裂け目みたいなものが出来た。


 僕達は急いで臨戦態勢を整えると裂け目から2人の魔族が出てきた。


「クェーサ!本当にザドキアル達の最後の反応はここなのか?集合はもっと先にあるイングレア王国のはずだろ」


「そのはずなんだけどリース達の反応はここで消えてるんだ。ん?そこにいる人間に聞いてみようか。そこの君」


「なんですか?」


「ここに男女ペアの魔族が来なかったかい?」


「クェーサ!人間に何を聞く必要がある。人間は俺らの敵だぞ!」


「いきなり殺そうとするのお前の悪い癖だぞ?何か情報を持ってるかもしれない」


「情報を言う前に名乗りましょうか。僕はユーマ。イングレア王国の冒険者です。あなた達はクェーサさんとデクズさんですよね?」


「「!!!???」」


 2人は僕が名前を知っていることに相当驚いていた。


(やっぱりこの2人がリースさんの言ってた魔族か)


「君と会うのは初めてだよね?なんで僕たちの名前を知ってるのかな?」


「あなた達が探しているリースさんやザドキアルさんから聞いたんですよ。あなた達の名前も作戦も全てね」


「何だって!?」


「おい!小僧。リースとザドキアルのこと知ってるならあいつらがどこに行ったか教えろ」


「あの2人ならもう亡くなりましたよ」


「「何!?」」


「嘘言ってんじゃねぇぞ!」


「そうだよ。それにあの2人が本当に死んでいたとしても何故それを人間の君が知っているんだい?」


「それは僕と従魔が2人と戦って倒したからですよ」


「それは本当かい?」


「ええ、これがその証拠ですよ」


 そう言って僕はアイテムボックスに入れていたリースさんとザドキアルさんの魔石を取りだし彼らに見せた。


「あれは魔石か?」


「まさか本当に!?」


「どうした?クェーサ」


「デクズ...。彼の言っていることは本当だ。彼が持っている魔石から微かだがリースとザドキアルの魔力を感じる」


「なんだと!?」


「あの2人は彼に討伐されたと考えて良いだろうね...。デクズ」


「なんだ?」


「ここは一旦引いて魔王様の指示を仰ごう。作戦は中止だ」


「くそっ!。ここまで来たってのによ」


「仲間が倒されたんだ。それにしてもただの人間に彼らが負けるとも思えない...。少し聞いてみるか」


 考え事をしていた素振りを見せていたクェーサさんが僕に話しかけてきた。


「なあ、少年」


「何ですか?」


「君は名前をユーマくんと言ったね」


「はい。そうですよ」


「ただの人間にリース達が負けるとも思えない。君は何者なんだい?」


 僕は少し悩んだが、素直に正体を明かすことにした。


「確かに僕はただの人間では無いです。創造神ゼノン様より神の使徒の役名を仰せつかってます」


「神の使徒!?」


「そんなにすげぇのか?」


「うん、神の使徒は所謂神の代わりとしてこの地上で悪を裁けるとされてる。神の使徒ならあの2人が負けても仕方ないね。尚更ここは一旦引いた方がいい」


「そうか。分かった」


「ユーマくん。僕達は一旦引いて帰るよ。でもまだ諦めた訳じゃないから。また会おう!」


「次はしっかり戦いましょう」


「そうだね」


 デクズさんもクェーサさんも自分たちが出てきた空間と同じ所に入っていき消えていった。



「ユーマ、大丈夫?」


 僕のことを心配してくれたのかエアリィが声をかけてきた。


「うん、大丈夫だよ」


【とりあえず帰ってくれて良かったね】


「そうだね。でも、別れ際に諦めてないって宣言されちゃったし彼らが次に来るまでに鍛えても今よりも強くならなきゃね。ルクス、リムル、エアリィ。3人とも僕と戦ってくれる?」


【勿論です。ぼくの忠義は主ただお一人のものです。一緒の強くなりましょう】


【私もルクスと同じ意見だよ。私も大好きなユーマを守れるようにもっともっと強くなるね】


「2人ともありがとう。僕も一緒に強くなるよ」


「わたしもユーマやユーマの家族の事好きだから好きな人を守れるようになりたい」


「エアリィもありがとう。一緒に強くなろう」


 僕達は澄み渡った空を見ながら新たに気合いを入れ直すのだった。



 魔族との戦闘が終わり決意を新たにした僕はガルムさんに念話を入れた。


【ガルムさん!ユーマです】


【ユーマくんか!どうしたのかな?】


【街の人の避難はどうなってるのか気になったもので。あとご報告したいことが何点かあるのでガルムさんの元に向かっても良いですか?】


【避難はとっくに完了していてみんな安全な所に居てもらっているよ。報告の件も了解した。転移魔法で私の部屋まで来るといい】


【ありがとうございます。それでは、これから向かいますね】


【分かった】


 ガルムさんは僕が念話を入れた時点で報告したい事の察しはついているのだろうけど何も聞いて来なかった。


 恐らく僕の口からの報告を待っているのだろう。


 僕は従魔達を空間魔法に入れるとガルムさんの部屋に向かって転移した。



 転移魔法でガルムさんの部屋に入るとそこにはガルムさんとエリーゼさん、ヨハンさん、オーグ、シャル、いつも出迎えてくれる仲良くなった衛兵さん2人がいた。


 丁度僕がリースさん達を倒しに行った時と変わっていなかった。


「ガルムさん、蒼銀の双翼のユーマ・シンフィールドただ今戻りました」


 僕は転移で着くと同時に片膝をついて敬礼の形を取った。


「おお!ユーマくん。良く無事に帰ってきてくれた!」


「ユーマさん、おかえりなさい」


「ユーマ!」


「おかえりなさいですわ!ユーマ」


 シャルは僕の姿を見るや否やいきなり抱きついてきた。


「ただいま!シャル」


 僕は抱きついてきたシャルの頭を撫でてあげた。


 頭を撫でられたシャルはとても可愛らしい笑顔を僕に向けてきた。


「ユーマくん。早速で悪いが報告を頼む」


「分かりました」


 僕はシャルの頭から手を離すとガルムさんの方を向いた。


 シャルも大事な話ということを察したからなのか僕から離れた。


「まずはこの国に潜んでいた魔族2人ですが僕と従魔達の協力もあり討伐に成功致しました!」


「それは本当ですか!?」


「はい!こちらに2人分の魔石もあります」


 僕はアイテムボックスからリースさん達の魔石を取り出すとガルムさんに見せた。


「ユーマくんは魔族をも倒せるのか...。勲章と報奨金を上げたいから日程はまた追ってお知らせしますね」


「ありがとうございます。それでもう一点ご報告があるのですが良いですか?」


「勿論です」


 僕はリースさんから聞いた情報と転移する前に起こった出来事をガルムさんに伝えた。


「この国に潜んでいた魔族2人ですが討伐した後その内の1人であるリースという女性の魔族から聞いた情報では、実はこの国には先に潜んでいたリース含め2人の魔族とは別にもう2人を合わせた4人で来る予定だったそうです」


「それは確かですか!?」


 ガルムさん、びっくりしてるな。


 僕も最初リースさんから聞いた時は同じ反応しちゃったもんな。


「はい。魔族討伐後しばらくすると空間に裂け目が出てきてリースさんから聞いていた特徴と一致する魔族が2人現れました」


「あとから来た魔族も討伐されたのですか?」


「いえ、僕からリースさん達2人の討伐の情報を聞くな否や魔王様に指示を仰ごうと帰っていきました」


「そうですか」


「はい。でも帰る直前にまだ諦めてない旨を言われましたのでまた来るのでは無いかと予想してます」


「そうですか...」


 ガルムさんは少し考えた後、顔を上げた。


「それについては騎士団や魔法師団の団長達を混じえた会議で詳しく対策を決めよう。ユーマくんもその会議に出席してくれるかな?」


「僕がそんな大事な会議に参加しても宜しいのですか?」


「勿論です。今回の魔族討伐や先程言ってくれた情報は貴重なものになると思います。なので参加して貰えると嬉しいです」


「分かりました。また日程が決まり次第ご連絡ください」


「分かりました」


 ガルムさんとの話が終わった僕はオーグの方を向いた。


 ルディの試合がどうなったか聞くためだ。


「そういえばオーグ」


「ん?どうした?」


「ルディの試合はどうなった?結局魔族を討伐してて見れなかったんだよ」


 そう。僕がここに着いた時には試合はもう終わっていたのだ。


「ルディの試合か。それはな....」


 僕がオーグの口から聞いたのは想像する以上に激化したルディの試合状況だった。

皆さん!お久しぶりです!ユウキです。


僕が使ってるiPhoneの画面がつかなくなるという不具合が起きてしまい3ヶ月ほどiPhoneが使えず執筆活動が止まってしまっていましたが無事に復活してくれたのでまた再開していきます!


続きを楽しみにしてくださっていた皆様には前回から大きく遅れてしまいお待たせしてしまった事を謝罪致します。


誠に申し訳ありませんでした


これからも不定期にはなるとは思いますがなるべく間隔を空けずに投稿したいと思っておりますので何卒よろしくお願いしますm(_ _)m



今回のお話で幕間によって繰り広げられてきたユーマくん達と魔族によるお話は終わりで次回からはまた本編の武魔法大会決勝の模様をお送りしていきます。


ユーマくん達がリースさん達と戦っていた間ルディちゃんはヴィオラさんに勝てたのか?そして大将戦はどうなってしまうのか?というのを書いていきたいと思ってますのでお楽しみにお待ちいただければなと思います✨


これからも更新は不定期ですが、なるべく早く次の話を投稿できるよう頑張りますので「頑張れ!」とか「更新待ってるぞ!」と思ってくださった方は、是非ブックマーク追加とポイントをよろしくお願いします!


☆アイコン1つにつき、2ポイントとなり、評価点は一人一作品に対し、2~10ポイントまで入れることができるそうなので、この作品を読んでくださってる方、これからこの作品を知る方も是非評価していただけると嬉しいです。


もしこの話が面白いと思ってもらえたら評価とブックマーク登録も忘れずにしてもらえると、嬉しいですし主の執筆活動の励みやモチベーション維持にもつながりますのでよろしくお願いします。


1人1人の評価はとても大切ですし投稿や作成の励みになります。


また「ここはこうした方が面白くなるよ」とか「ここ面白かった」などの感想もどんどん受け付けています。


感想は確認次第返信していきますのでじゃんじゃん送ってきてください。



次回予告

ユーマ達が魔族との戦闘を繰り広げている間ルディの試合も中盤戦を迎えていた。


ヴィオラの巧みな作戦と高い戦闘技術の前に押され気味になってしまうルディ。


ユーマから教わった頼みの綱である空間魔法も気配を察知するスキルを取られてしまい効かなくなってしまった。


しかしこの逆境を跳ね返す策をルディは戦闘中に思いついていた。


果たしてルディの策とは?


次回:~ルディの秘策、大技炸裂と決着の副将戦~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ