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〜異世界で契約した従魔がEXランクの魔物達でした〜  作者: ユウキ
第2章 イングレア王立学園編
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幕間〜ルクスVSザドキアル〜

ザドキアルの機転でルクスとユーマ達を分断することに成功したザドキアルとリース


ルクスと相対するは魔族の中では珍しく魔法よりも近接戦が得意なザドキアル


近接戦闘が得意なフェンリルとザドキアル


この2人の戦いはどうなっていくのか!?


それではお話スタートです( *´ω`* )/

......

......


【ほう...接近戦を最も得意とするフェンリル相手にわざわざ主と離してでも接近戦を挑むとは中々に度胸があるじゃないか!】


「ああ、俺は魔族の中でも近接戦闘が得意な部類なんだ。だからお前さんの主であるユーマはもう1人の仲間に任せて俺はあんたと戦うんだ」


【その心意気には敬意を持って我も全力で戦おう!それと我にはルクスという主からつけて頂いた名前があるのだ。ザドキアルとやらも我の名を呼ぶ事を許そう】


「ルクスか...良い名前じゃねぇか!じゃあ行くぞ!ルクス」


【何時でも来るがいい!】


 ルクスとザドキアルの戦闘が始まった。


 まず先に動いたのはザドキアルの方だった。


「行くぞ!<肉体強化(パワーアップ)><俊敏強化(スピードアップ)><防御強化(ディフェンスアップ)>」


 ザドキアルが使ったのは身体強化魔法である<パワーアップ><スピードアップ><ディフェンスアップ>の3つだ。


 一気に3つの魔法を同時にかけるのは並の魔法使いでは到底出来ない話であるのでそこを鑑みるに流石は魔族と言ったところだろう。


【ほう...一気に3つの身体強化魔法を掛けたか。だが、我には通用せんぞ!】


 ルクスは身体強化を施したザドキアル以上に速く動き的確に爪による攻撃を与えていた。


「くっ!流石は神獣フェンリルと言った所か。魔族による元々の防御面に加えて身体強化によって更に強化した防御でさえもダメージを受けちまうのか。だが、まだまだこっからだぜ!」


 そういうと、ザドキアルは更にスピードとパワーが増した。


【先程より更に強化したな。では、我も少し力を増そう】


 ルクスもザドキアルがパワーアップした以上のスピードとパワーでどんどんと、だが着実にザドキアルを追い込んでいった。


「くそっ!更に増しても徐々に追い込まれていくな…。これ程までにフェンリルの身体能力は高いのか。さて、どうするかな」


 ルクスの攻撃を躱しながら次の行動の作戦を考えていたザドキアルだが、考え事をしながらではフェンリルの攻撃は躱しきれない。


 次第にルクスの攻撃に当たるようになってきていた。


「まずいな…防御面バフ積んでてもかなりダメージを受けてる。それに、ステータスを上げてもそれをも上回って攻撃してくるからな。流石はフェンリルと言ったところか。さて、どうするかな?早くリースの所に加勢に行かないといけないがあれを使うか?」


 ザドキアルの中では切り札を使ってでも倒すかどうか悩んでいた。


 何故なら切り札を使ってしまうとほぼ動けなくなってしまって回復の為無防備になる上にリースの元に加勢に行けなくなってしまうからである。


 しかしここまでかなり追い込まれている為、切り札を使わないとルクスには勝てないことも分かっている事からザドキアルは悩んでいるのだ。



 少しすると、ザドキアルは意を決した様に顔をばっ!と上げた。


【何か考え事をしていた様だが、決意は固まったのか?】


「ああ、律儀に待っていてくれて助かったぜ!そのおかげで気持ちの整理もついた」


【そうか...では、続きと行こうか!】

(ザドキアルの目、あれは相当な決意を固めたようだな。警戒はしておこう)


 ルクスはザドキアルの目の色を見た瞬間、このバトルが始まって1番の警戒を向けるのだった。



「さて、ルクスよ。今のままでは俺はお前さんには勝てないようだ」


【ほう?ならば負けを認めるのか?】


「まさか?そんな訳ないだろ。俺には切り札ってもんがある」


【では、その切り札とやらを見せてもらおうか】


「後悔すんじゃねーぞ!」


 そういうと、ザドキアルは自身の心臓の辺りを掴み魔力を引き上げた。


「愚ァァァァァァァァ」


【これほどの魔力...操れるとは思わんだがな】


 ザドキアルの周りに巨大な魔力が集まりきると、ザドキアルは顔を上げたが目の色が黒から深い赤色に変わっていた。


【まさかこいつ死ぬつもりで我を倒すというのか!?】


「終わりダァ」


 ザドキアルは理性をほぼ失っており、さながら暴走した魔物とかしたのだ。


【やはりあれほどの魔力を操れるとは思わなかったが暴走したか…我がこの手で貴様を葬ってやる事こそ貴様への最大の礼儀と心得よう!】


 ルクスも自身が持てる最大の力でザドキアルを迎え撃つつもりのようだ。


「行くゾ!」


 ザドキアルは地面を蹴った瞬間、ルクスの前に来ていた。


【速い!!だが、まだ我の方が速く動ける】


 そういうとルクスも地面を蹴り、消えたようにザドキアルの後ろへと移動しザドキアルに蹴りを食らわした。


「グァァァ!」


 蹴られたザドキアルは数メートルほど転がっていった。


【ここから畳み掛けた方が良さそうだな。行くぞ!】


 ルクスはザドキアルに休憩の暇も与えないくらいの猛スピードでザドキアルの周りをグルグルと周り、爪による攻撃を加えていった。



「くそガァァァァァァァァ!」


 攻撃に耐えきれなくなったのかザドキアルは叫んだが、その瞬間彼の魔力量がさらに増した。


【暴走状態なのに更に魔力量が増しただと!?こいつ何をするつもりだ?】


 増え続ける魔力量はここら一体を吹き飛ばしてもおかしくないほどまで膨れ上がった。


【まさかこいつ!自爆して自らの命と引き換えにここら一体を吹き飛ばして我や主殿を巻き込むつもりか!!】


「今度こそ終わりにしてやル!」


【このままではまずい!お主こそ終わりだザドキアル!】


 ルクスは目一杯のスピードでザドキアルに近付くと、爪から出した風属性の刃でザドキアルの心臓を一突きにしたのだ。


 心臓を刺されたザドキアルは倒れ、彼に集まっていた膨大な魔力は空気中に霧散した。


「あれ...どうなっ....たんだ?」


 ルクスはザドキアルの魔力量や状態を確認し、もう動けない事を知るとそっと近付いた。


【お主の負けだ、ザドキアル】


「ル...クスか。ほとんど...覚えてない....んだが俺が切り札...を出した後...どうなったんだ?」


【お主の周りに巨大な魔力が集まってお主はそれを制御出来ずに暴走していたぞ。その後暫く交戦しているとお主の魔力量が更に増して自爆しようとしていたから我の風属性の刃でお主の心臓を一突きにしたのだ】


「そうか...あのまま自爆....していたらルクスやユーマだ...けでなく....リースにまでと...どいて迷惑をかけ...ただろうから...はァ...はァ...良かったぜ...」


 ザドキアルは自身の命が尽きかけているのを感じていた。


「ルクスよ。俺はもう死ぬようだ。最後にお前のような強い相手と戦えて...嬉しかったぜ…」


【我も同じだ。ザドキアルと戦えて嬉しかった。この戦いは生涯忘れることは無いだろう。お主の名前と共に記憶に深く刻んでおく】


「ありがとう、ルクス」


 ザドキアルは最後笑いながら霧になって消えた。


 彼の遺体は消えたがその場に彼の魔石が転がっていた。


【我の方こそ礼を言うぞザドキアル。お主のお陰で我はさらに成長出来た。主殿と更に並んで戦える気がするよ】


 ルクスは天に登っていくザドキアルに心から礼を送った。



【さて、我の方は終わったことだ。主殿の助力に向かうとするか!】


 ルクスは自分の戦いが終わると、ザドキアルの魔石を自身の空間に入れた後主であるユーマの戦いに助力する為向かうのだった。

あとがき

はい!どうも。こんにちは!ユウキです。


前回の投稿から2ヶ月以上空いてしまい申し訳ございませんでしたm(_ _)m


今後は投稿頻度を上げられるように頑張っていきますので引き続き私の駄作にお付き合い頂けると幸いですm(_ _)m



さて、お話のまとめですがルクスは強かったですがザドキアルさんも流石は魔族と言った感じで強かったですね!


同じシーンを書いても長々となり読んでて面白みに欠けるということになったら本末転倒なので所々端折って書いたところはありますが、実際の戦闘はもっと長かったようです。


ルクスは神獣なので戦闘が終わってもすぐに回復してユーマくんたちの助力に向かいましたが普通なら休憩に時間がかかるくらいの消耗をしているはずです。


次回ユーマくんの戦いを書きますが果たしてルクスは助力に間に合うのか?はたまたルクスが来る前にユーマくんが戦闘を終わらせるのか見物ですね。


また次回をお楽しみに!


【恐れ入りますが、下記をどうかお願いします!】


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と思っていただけたら

【広告下にある評価☆☆☆☆☆→★★★★★】をして応援していただけたら嬉しいです。


勿論星一や星2でも嬉しいのでポイント評価よろしくお願いいたします。


これからも更新は不定期ですが、なるべく早く次の話を投稿できるよう頑張りますので「頑張れ!」とか「更新待ってるぞ!」と思ってくださった方は、是非ブックマーク追加とポイントをよろしくお願いします!


もしこの話が面白いと思ってもらえたら評価とブックマーク登録も忘れずにしてもらえると、嬉しいですし主の執筆活動の励みやモチベーション維持にもつながりますのでよろしくお願いします。


1人1人の評価はとても大切ですし投稿や作成の励みになります。


また「ここはこうした方が面白くなるよ」とか「ここ面白かった」などの感想もどんどん受け付けています。


感想は確認次第返信していきますのでじゃんじゃん送ってきてください。



次回予告

ルクスと分断されたユーマ、リムル、エアリィの3人はリースという女性の魔族と相対していた。


リースは他の魔族と比べても魔力量が多く、序列的にはもっと上にいてもおかしくないほどの実力だった。


それを迎え撃つユーマ一行。


果たしてユーマたちはリースに勝つことが出来るのか!



次回:〜幕間ユーマVSリース〜



次回はそんなに間隔を開けずに投稿する予定なのでまた読んでいただけると嬉しいです\(^o^)/


では、次回のあとがきでお会いしましょう!

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