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〜異世界で契約した従魔がEXランクの魔物達でした〜  作者: ユウキ
第2章 イングレア王立学園編
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幕間〜戦闘開始!〜

いよいよイングレア王国に潜んでいる魔族との戦闘が始まります。


ユーマくんと従魔達は魔族相手に勝てるのでしょうか?


また魔族達が通信用の魔道具を使って話していたもう2人の仲間の魔族は合流するのでしょうか?


その辺を楽しみながら読んで頂けると嬉しいです。


それでは、お話スタートです!

......

......


「ちょっとそこの魔族のお2人方僕と場所を変えましょう。<転移!>」



 僕が魔族の2人に触れ転移魔法を使いイングレア王国から徒歩で3日から4日程かかるグランベリー平原に来ていた。


「ここはどこかしら?」


「俺達イングレア王国に居たはずだよな」


 魔族の2人が困惑していたから、僕は優しく問いかけた。


「初めまして、魔族の御二方。ここはイングレア王国から少し離れたグランベリー平原という場所ですよ」


「あなたは誰かしら?」


「僕ですか?僕はイングレア王国のCランク冒険者パーティー蒼銀の双翼リーダーのユーマです。以後お見知りおきを」


「あら?よく見ると可愛い顔してるわね。ユーマと言ったかしら」


「ええ、ユーマです」


「お前が俺達をここまで連れてきたのか?」


「ええ、貴方達のことは創造神様より聞いていたので知っていましたから僕の転移魔法を使ってここまで来ました」


「もしかしてユーマは神の使いなのかしら?」


「使いでは無いですが転生者で創造神様より使徒という役名を頂いてます」


「神の使徒相手なら私達も全力でかからないとやばそうね!」


「ああ、そうだな。ユーマ!見た所お前一人のようだが他に仲間はいないのか?」


「パーティーメンバーは今武魔法大会を戦ってる最中なので僕と僕の従魔で貴方たちを倒します!っとその前に....<プロテクション・クウィンティプル!>」


 僕はいつも以上に頑丈な結界をイングレア王国全域に張った。


「プロテクションという事は私たちとの戦闘で国に被害が出ないよう結界をイングレア王国に張ったわね」


「なるほどな。まだ子供なのに良く考えてる」


「子供だと思って油断すると痛い目を見そうなくらいこの子からは強者のオーラを感じるわね」


「ああ!だから全力で戦いながらもデクズやクェーサが合流するまで時間を稼いだ方が良さそうだな」


「そうね。その作戦で行きましょ」


 魔族2人が話し合っている間僕はガルム陛下に念話を飛ばしていた。


【ガルムさん、聞こえますか?ユーマです!】


【おお、ユーマくんか!聞こえてるぞ】


【今イングレア王国全域にかなり頑丈な結界を張りました。これから魔族との戦闘を始めるのでゆっくりと国民の皆さんを安全に避難させて下さい】


【もう接触したのか!?】


【ええ、僕の転移魔法でグランベリー平原に僕ごと転移させました】


【ユーマくんは伝説とまで言われた転移魔法すら使えるのか。それは1回経験したいな】


【では全て落ち着いたらお声掛けくださいね】


【分かった。それと武魔法大会の会場にいる民と学生達はどうしたらいい?】


【会場には更に結界を張ってますから大丈夫だと思います】


【ありがとう。ユーマくんなら大丈夫だと思うが気を付けてください】


【ありがとうございます。それではそろそろ戦闘に入りますので切りますね。国民の皆さんをよろしくお願いします】


【任せてください】


 そこでガルムさんとの念話を切った。


 念話を切って魔族2人の方を向くと向こうは準備万端のようだった。


「もう考え事は良いのかしら?」


「ええ、律儀に待ってくれてありがとうございます」


「ではここからはお互い手加減はなしだ!」


「勿論です!来い!ルクス、リムル、エアリィ」


【お呼びですか!我が主】


【はーい!】


【やっほー!ユーマ】


 僕の両隣に神獣フェンリルのルクス、神竜のリムル、そして僕の肩に現れた風の上位精霊であるエアリィが現れた。


「まさかユーマの隣にいるのは最高ランクのフェンリルと竜族の中のトップの神竜じゃない!?」


「しかもあいつの肩に乗ってるのは上位精霊だぜ!?どうなってるんだ?」


「ねぇユーマ。その魔物達はどうしたの?」


「この子達は僕の従魔だよ。従魔契約を結んでるから僕の家族みたいなものだ」


「人間達の話では従魔は1人につき1匹じゃないの?」


「ええ、普通なら魔力の波長が合う1匹なんですけど僕はここにいる子達全員と出来たんです」


「それは凄いわね。これも転生者だからこそなせる技かしら?」


「おい!リース。そろそろ始めようぜ!」


「そうね。そろそろ始めましょうか」


「分かりました。こちらも最初から全力で行きます!」


 こうして僕と従魔のみんな対魔族2人の戦闘が始まった。



「いきなり行かせてもらうわね。<ファイヤートルネード!>


「俺も行くぜ!<ウィンドキャノン!>」


 リースさんは火属性と風属性の複合魔法である<ファイヤートルネード>、ザドキアルさんは火属性と相性が良い風属性の魔法を使ってきた。


 やっぱり魔族なだけあって魔法を使うレベルは高い。


 上級魔法を何の詰まりもなくさらっと無詠唱で撃ってきたのだ。


「みんな行くよ!リムルとエアリィは協力してあの魔法を打ち消して。ルクスは身体強化をして待機、僕は開幕大きなのを撃つから合図をしたら3人とも避けてくれ!」


【分かったわ!】


【承知!】


【私もOKよ!】


 2匹とも神の冠を持つ魔物の上、エアリィは上位精霊だからそこまで詳しく説明しなくても僕の作戦を理解してくれたようだ。


 その間に僕は大きな魔法を撃つために準備に取り掛かった。


【行くわよ!エアリィ。アイスフロスト!】


【はーい!エアロブラスト!】


 2人の魔法は氷属性と風属性のそれぞれ上級魔法に位置するほどの威力の魔法だ。


 魔族2人の撃った魔法とリムル、エアリィが放った魔法がぶつかり相殺した。


「くそ!いきなり上級魔法かよ!」


「さすが神の冠を持つ魔物と言ったところかしらね。しかもユーマは後ろで何やら準備をしているみたいね」


「ああ、しかも相当量の魔力があいつに集まっているのが視えるからな。相当な威力の魔法が飛んでくるだろうな」


 魔族2人は僕に流れる魔力の多さが理解出来ているのかより一層警戒の色を示した。


 でもここで辞める訳にも行かないしあれで動きを防いでから撃とうか。


「リムル、エアリィ一旦下がってくれ!ルクスはそのまま待機。行くぞ!<風封縛鎖(ふうふうばくさ)!>」


 風封縛鎖(ふうふうばくさ)は僕の作ったオリジナル魔法で属性としては風属性で位置づけとしては超級魔法になる。


 バインド系の魔法では縛りきれないもしくは縛れてもすぐに抜け出してしまうほどの実力者が相手の時に使う。


 効果はバインド系の魔法の何倍もの縛る力が強くバインド系とは違いダメージを与えることが出来るのだ。


 相手の周り四方八方から風の鎖が飛び出してきて魔族2人を雁字搦めに捉えた。


「なんだ!?急に動けなくなったぞ!」


「これは鎖かしら?しかも目に見えないからどこから鎖が出てるか分かんないし対処のしようがないわね」


 そう、この風封縛鎖は風属性の魔法である特徴を活かして目には見えないのだ。


 そして僕は溜めた魔力を一気に魔法へと変換した。


「行くぞ!<王の(エスカトンジャッジメント)!>」


 僕が魔法を放った瞬間それはとんでもないスピードで魔族2人に向かって飛んで行った。


 この魔法は僕のオリジナル魔法で某狩猟ゲームのラスボスが使っていた大技からインスパイアした魔法だ。


 あの技は爆発系の技だが僕の場合はその爆発に雷属性を合わせた複合魔法にした。


 分類はもちろん超級で僕が扱える魔法の中でもトップクラスの威力を誇る魔法になった。


「なんだ!?この魔法は!」


「当たったら大ダメージは避けられないけど鎖のせいで逃げられないわ!」


 <風封縛鎖>から逃れられなかった魔族2人は<エスカトンジャッジメント>を真正面から受けてしまい大きな爆発と共に大ダメージをくらっていた。



 爆発の後、煙が晴れるとリースもザドキアルもよろよろと立ち上がっていた。


「流石に今の魔法は効いたわね...」


「ああ...流石にこのダメージはいくら魔族の回復量が凄いとは言っても時間がかかりそうだ」


 流石の魔族といった感じなのかあの大技をくらっても立ち上がる余裕があったようだ。


 ユーマも少しびっくりしたような感じで2人を見ていた。


(あの1発で決めれるとは思っていなかったけどよろよろとはいえ立ち上がる余裕があるとはね。流石にすごい回復ペースだな。でもここで畳み掛けないと回復されたらまずいからね!)


 すぐさま頭を切り替えたユーマは自らの従魔に指示を出しながら次の魔法の準備をした。


「リムルとエアリィは僕と一緒に魔法の準備!ルクスは身体強化を活かして攻撃してくれ。僕たち3人の準備が終わったらルクスは引いてくれ」


【分かったわ!】


【私もいいよ!】


【分かりました!】


 僕達は魔族の人達に回復の時間を与えないように次の攻撃を仕掛けた。



【主の準備が整うまで我と戦っててもらうぞ!】


 ルクスは身体強化を活かした肉弾戦で魔族2人を相手にしていた。


「...。ユーマ達が魔法の準備を始めたようだわ。あっちを邪魔したいけどフェンリル相手だとユーマたちを気にする余裕が無いわね」


「そうだな...さっき以上の魔法が飛んでくるなら当たればやばそうだがどうするかな」


 次の行動を考えながら避けていたリースとザドキアルだったがながらで避けれるほど神獣フェンリルの攻撃は甘くない。


 少しずつだが着実にルクスの攻撃は魔族2人に届いていた。



「ちっ!ユーマ達の方も気になるがあっちを気にしながら良けれるほどフェンリルの攻撃は甘くないな」


「ええ、少しずつだけど私達に攻撃が入ってきてるわね」


「このままだとまずいが、俺にいい考えがある。協力してくれるか?」


「この状況を変えれるほどなの?」


「ああ、上手く行けばな。ただ成功確率は低いと思うがそれでもやるしかないな」


「そうね。このままユーマ達の魔法を食らってしまっては回復速度には定評がある私達魔族といえどシャレにならなさそうだしザドキアルに任せるわ」


「分かった。作戦はこうだ」


 ザドキアルはリースにこの後のことを耳打ちした。



「......行けるか?リース」


「ええ、問題ないと思うわ。1つ懸念点があるとすればフェンリルを出し抜きユーマ達の所へ行けるのか?って言うところね」


「それはフェンリルを止める俺の役割だからな。何とかしてみせる」


「そうね。いつも通り期待してるわよ。相棒!」


「ああ、任せておけ!」


 魔族2人は同時に地面を蹴った。


 ザドキアルは作戦通りルクスの元に走った。


【ほう...我と一騎打ちに持ち込みその間にもう一人の女が主の所へ行くという作戦か】


「ああ、お前には俺の相手をしててもらうぜ?」


【なるほどな。ではお望み通り神獣フェンリルの力魅せてやろう!】


 図式的にザドキアルVSルクス、リースVSユーマ達が出来上がった。


 ユーマ達と魔族2人の戦いはさらに激しさを増す!


はいどうも!こんにちわ。ユウキです。


魔族2人との戦闘ですが今後激しさを増すため暫く幕間が続きますがご了承下さいm(_ _)m


本編と同じぐらいの熱量で書いているので文字数が多くなってしまい本来なら3話くらいで幕間を終わらせて本編である武魔法大会の決勝に入りたかったのですがそれでは読者である皆様が読みにくいと判断したため幕間は次回も含め3話から4話ほど続くと思いますが幕間にお付き合い頂けると嬉しいです



勿論幕間が終わり次第本編に入りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m



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これからも更新は不定期ですが、なるべく早く次の話を投稿できるよう頑張りますので「頑張れ!」とか「更新待ってるぞ!」と思ってくださった方は、是非ブックマーク追加とポイントをよろしくお願いします!


もしこの話が面白いと思ってもらえたら評価とブックマーク登録も忘れずにしてもらえると、嬉しいですし主の執筆活動の励みやモチベーション維持にもつながりますのでよろしくお願いします。


1人1人の評価はとても大切ですし投稿や作成の励みになります。


また「ここはこうした方が面白くなるよ」とか「ここ面白かった」などの感想もどんどん受け付けています。


感想は確認次第返信していきますのでじゃんじゃん送ってきてください。



次回予告

分断作戦が成功しリースをユーマ達の方に送ったザドキアル


自ら神獣であるフェンリルとの戦闘を受け入れ近接戦で戦う。


一方主を信じ自分は魔族の1人を食い止めるという仕事を請け負ったルクス


2人の戦闘は今まで以上に激しくなっていく



次回:幕間〜ルクスVSザドキアル

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