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第九話 査定

 街に着いて門をくぐる。疲れたな〜、まだ日は沈んでないし、先に冒険者ギルドに行ってから宿屋に泊まるとするか。


 冒険者ギルドにつくと中は騒然としていた。


「おい!ゴブリンキングが出たって本当かよ!?」

「あぁ、なにも10人以上が地響きを確認して、1人が目撃してるんだからな。」

「嘘だろ、、もう北の森に行けないじゃないか。Eランクの登竜門って言われてるし、行けないと初心者たちが育たないじゃないか。こんなときに『断罪の聖騎士』がいればなぁ。」

「おい、そういえば、『断罪の聖騎士』が弱そうな坊主とパーティーを組んでたって話本当か?」

「あぁ、昼間に居た奴らが見てたらしいぞ。体調不良って話だったんだがな。」


 えぇ、クラリスって『断罪の聖騎士』なんて二つ名付いてるのかよ、中二心くすぐられるじゃん。疲れたしカウンターで魔石出すかぁ。


「買取と常駐依頼の報酬をお願いします」

「わかりました。魔石をこちらに出してください。」


ジャララララ...


「えっ?」

「たしか50匹分ぐらいはあるんじゃないか?あぁ、あとゴブリンキングの魔石もお願いする」

「「「えぇっっ!?!?!?」」」


ザワザワ


 なんか騒がしいな。とっとと買取とポイントの確認をして宿屋で寝たいんだが、、生き物殺すって若干疲れるんだよな。若干メンタルにも来るし。


「買取とポイントの確認をお願い」

「......」

「おーい!大丈夫か〜?」

「...はっ!?え、えぇわかりました。えと、パーティーメンバーの方はいらっしゃいますか?」

「あぁ。おーいクラリス!」

「お呼びましたか?」

「クラリスさんですか!?体調は大丈夫なのでしょうか?」

「えぇ、この方が治してくれたのですよ。」

「本当ですか?えと、ゴブリンキングを倒したのはあなたでしょうか?」

「いえ、()()です」

「えっ、えと、この方がゴブリンキングと戦えるとは思わないのですが、、」

「失礼な!いや、確かにそうだが、俺がクラリスを強化して戦ってもらったんだ。」

「バッファーなのでしょうか?」

「あぁ、そんな感じだな。」


 実際はデバフ引き受けたりダメージ引き受けたりだからタンクのほうが近いのか、?


「とりあえず、1度ギルド長に話を通してからギルド内で審査を通してからになりますので、明日以降にもう1度来ていただけるとありがたいです。」

「はぁ。わかりました、えと、まずゴブリンの方だけでもしてもらえますか?」

「あ、わかりました。えと、ゴブリン一匹に付き2ptですので、、、えと、まず魔石の数を数えますので少々お待ちください、、、あわわわわ、、、」


 受付嬢慌ててんなぁ。とりあえずそこら辺の席にでも座っとくか。なんか注目されてんな。


「おいそこの兄ちゃん!どうやってクラリスさんとパーティー組むことになったんだよ!オメェみたいなやつには不釣り合いだ!」

「は?」

「ヒッ」

「おい、クラリス、威圧するな。」

「はい、、」

「別に俺はつけ込んだわけじゃない、ただ、こいつの不治の病を治しただけだ」

「は?不治の病だったのか?ってか不治の病は治らないから不治の病じゃないのかよ!」


 最もなツッコミだがなぁ。


「レイジさん!査定が終わりました!」

「ああ、わかった」

「えと、ゴブリンの魔石が52個で104pt、Eランクに昇格です、そして、魔石一個銅貨20枚ですので、銅貨1040、銀貨10枚に、銅貨40枚です」

「え?」


え、もうEランク?

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