第八話 【騎士の加護】
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ゴブリンキング
lv.???
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lv不明ってまじか。クラリスの52でさえ見れたのに。妨害?もしくはレベル差によって見えないとかか。
「レイジさん、逃げてください。」
「クラリス、相手の強さは未知数だ。それにお前は長いこと寝込んでたんだろ?体がなまってるにきまってる。このまま街に逃げるのが得策だ?」
「いえ、逃げてしまうと他の魔物も連れて街に向かうことになります。モンスタートレインを発生させたとしてギルドから処罰がくだされてしまいます。それに、討伐にも死人が出てしまいます。ここで倒さないと犠牲者の数は計り知れません。」
「だとしても俺等で倒せるのか?」
「いえ、あの街一番のAランク冒険者が言うのです。ここは受け持つので先に逃げてください。こいつは一体居現れればBランクパーティーでさえ死人が出ます。」
「そうだったのかよ!だとしてもここでお前に死なれたら後味が悪い。更にやっと手に入れた護衛をみすみす手放すわけにはいかねぇんだよ。」
『グォアァァァァァァ!!!!!!!』
「っ!」
ゴブリンキングは咆哮を上げ、棍棒を振り回してきた。
「逃げないのですね?」
「あぁ。やるぞ」
俺はゴブリンキングの死角に逃げようと、木の陰に逃げ込んだ。ゴブリンキングはクラリスと戦っている。あ、なんか挑発してる。クラリスは敵の攻撃を避け続けて、危なっかしい。ゴブリンキングの攻撃が素早くてクラリスが攻撃する暇がない。俺があの場に居たら真っ先に死んでただろう。
『ゴァァァ!』
「くっ!」
俺は気にもとめていなようだ。俺はゴブリンキングの背面に着いた。足音を忍ばせている。首には流石に届かない。だったら下ろせば良い。
「おらっ!」
ガキン!
『グギャ?』
「はっ!?」
足の腱を切ろうとしたが、皮膚が硬すぎる。短剣もゴブリンを倒しすぎたせいで切れ味が若干悪くなっている。
「くそっ!」
寸でのところで棍棒を避けた俺は、また木陰に隠れる。これでやれればよかったんだが、、そうだ。スキル、何かちょうどいいものがないか。今もクラリスは戦って体力は消耗する、なにか起死回生の一手が必要だ。
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名前:レイジ
職業:転生者
Lv.1 → Lv.8
HP:40/40
MP:10/10
STR:23
VIT:22
AGI:24
INT:32
MND:28
スキル【タップして拡大】
状態:なし
称号
神界ブラックリスト
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スキル
【鑑定Lv1】
【貸借】
【是非曲直】
【短剣術Lv2】
【気配察知Lv1】
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結構レベルは上がったな。しかし、スキルもしょっぱいものしか無い。やっぱり【貸借】しか無いのか?貸出で俺のステータス全部、、いや、誤差か。クラリスに確か【騎士の加護】があったはずだ。アレの効果は見てなかったはずだ。【鑑定】
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【騎士の加護】
主人からの号令により一時的にステータスが飛躍的に上昇する
『全ステータス150上昇』
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は?パッシブじゃねぇのかよ!いや、ツッコむのは後だ。
「クラリス!そいつを倒せ!」
「っ!?わかりました!」
うおっ!?動きがめっちゃ早くなったぞ!?
クラリスは避けるのに余裕が生まれ、攻撃のスキが生まれた。そしてクラリスはゴブリンキングの左手首を切りつけて半分ほど切れる。
『グギャァァァァ!!?!?』
焦ったゴブリンキングは右腕で大ぶりの攻撃をするが、それはクラリスに躱され、その隙をついて、両膝を一閃する。立てなくなったゴブリンキングは崩れ落ち、剣が届くようになった首をはねる。
[ゴブリンキングを討伐しました]
[森の支配個体が討伐されました]
[群れの統率が消失しました]
[クラリスが称号:ゴブリンキラーを獲得しました。]
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【ゴブリンキラー】
ゴブリンに特攻を持つ。
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おぉ!倒せた。全ステータス150増加ってやっぱり強すぎるな、、
「よくやったな。」
「ありがとうございます。あの、途中で急に力が湧き上がってきたのは何だったのでしょうか?」
「あぁ、それは【騎士の加護】っていうお前が持つスキルの影響だ。俺の号令で能力が飛躍的に上昇するっていう効果だ」
「そうだったのですか?しかし、そのようなスキルは聞いたことも有りませんね。」
「あぁ、お前の病気を取り除いたときに出てきたっぽいぞ。なんでかは知らん。」
まぁ、まだ全部は言うわけには行かないしな、適当にはぐらかすか。
「そうですか。もう日が傾いてきたので、街に戻りましょう。」
「そうだな。その前に魔石を回収するか。」
え、デカっこの魔石。直径10cmはあるぞ?普通の魔石が直径2〜3cmぐらいだからいかに強いかがわかるな。
「よし、帰るか」
「えぇ。」
呑気に帰っているが、この後の惨状を二人はまだ知らない。
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