第六話 強くね...?
スタートダッシュってことで、、
本日は2話投稿です、、
完全に虚を突かれた商人は驚きとどまっている。
「金貨50枚とかじゃ足りないが、その分稼げる事業があるんでな。この商人ギルドの財力を使おうってことだ。」
「は、はぁ。よろしいのですか?あなたはまだ安定したお金がありませんよ?」
「あぁ。見たところこの街にはだが、銀行や消費者金融なるものがなさそうなんだよな。だから、今のうちにやっておけば、安定収入が入る。先行投資ってやつだ。」
まぁ、ファンタジー世界にそんな物があってもな...もし、他の転移者がやってるなら、結構広めの施設があるはずだ。
「ぎんこう...しょうひしゃきんゆう...なるものは聞いたことも有りませぬが、、」
「ならよかった。おそらくだがこの事業は上手くいく。事業を纏めた書類を作りたい。紙を持ってきてくれないか?」
「え、えぇ。」
商人、、いや、マルコと呼ぶか。今後とも長い付き合いになりそうだしな。マルコは羊皮紙とインク、羽根ペンを持ってきた。
「こちらの机をお使いください。」
「あぁ。ありがとう」
銀行とか消費者金融の要素を商業ギルドで行うことができたら、様々な人々が助かるだろう。そうすれば商業ギルドは中枢機関となってそのギルド長と親密となれば、大きな後ろ盾となって色んなものから守ってくれるだろう。だが、ここでやってもらうのはあくまでも金銭だけだ。まだ借入しか行ってないが、【貸借】という名前の通り貸出も出来るはずだ。色々企めそうなんだよな、このスキル
「書き終わったぞ。目を通してくれ」
「もうですか?早いですね。」
マルコは書類を受け取り書類に目を通し、目を輝かせ、驚愕した表情をした。
「なんと!担保なしに商売人に融資を!?、、そしてその利益の一部を受け取ると、、、しかし、信用といった問題が、、」
「返そうとしねぇなら冒険者でも雇って取り立てに行けば良い。「金を返せ」ってな。」
「ほう...ならば...この事業は責任を持って私がお受けしましょう。」
「あぁ。ありがとうな。じゃあ、その利益の5%を俺にくれ。毎月の初めにもらおうとするか。」
「いえ、しかし、これでは報酬になりません!私の命を助けていただいた上に、不治の病を治し、新たな事業の提案まで行い、印税が5%など割に合いません!他にお望みのものは有りませんか?」
「私からもお願いします。どうかお望みを。」
「クラリス!?」
「もう目の前に死という絶望の崖しかなかった私に、希望の生きるという道を与えてくださった御方です。それに、私はもう16に近いのですよ?この年となれば親の元を離れるのが常識です。それに跡継ぎなら兄がいるでしょう。」
「そうだが、、」
「私は病気により見れなかった外の世界を見てみたいのです!」
え、兄居たんだ。ってか、俺lv.1だしな、、護衛としてもいいし、今後の事業のためのレベル上げにも居てくれたほうがありがたいよなぁ。
「彼はおそらく20歳あたりでしょう。しかし、貧弱です。おそらくモンスターさえ倒したことはないでしょう?なのに、私を治すことが出来るほどのスキルを持つ。もしかして彼は転移者なのではないでしょうか?」
「よくわかったな。たしかに俺は転移者で貧弱だ。だがな、すくくたばってしまうのは避けたいのでな。あんたを護衛として雇わせてもらおう。これが俺の求める報酬だ。どうだ?マルコ。」
ん?20ぐらいって言ったか?
「クラリス、、それで良いのか?」
「えぇ。恩人に仕えることは聖騎士としての本望でしょう?」
「あぁ。わかったよ。お前がそれほど言うのなら、私が言うことはなにもない。レイジさん、娘をよろしくお願いします。」
「あぁ。引き受けた。交渉成立だ。」
金貨は使えば消えるがな、人員は死なれたり、離れられない限り消えねぇ。
「早速だが、クラリス、お前を鑑定してもいいか?」
「えぇ。しかし、あなたは初対面で私を鑑定しましたよね?」
「なっ!?」
「ふふ。なんとなく覗かれたような気がしたのです。」
くそ、実力者はすぐ見破ってくるのかよ。まぁ、最初は【神贄の祝福】しか見てなかったからな、改めて【鑑定】させてもらおう。
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名前:クラリス
職業:聖騎士
Lv.52
HP:230/230
MP:300/300
STR:242
VIT:342
AGI:173
INT:133
MND:185
スキル【タップして拡大】
状態:なし
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スキル一覧
【剣術Lv5】
【聖光魔法Lv4】
【挑発】
【聖騎士の心得】
【騎士の加護】
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「...強くね?」
俺は思わず呟いた。少なくとも俺が100人いたって傷すら付けれなさそうだ。
そんなことを考えながら、俺は初めて見る項目を見つける
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忠誠対象:レイジ
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「は?」
なんだこれ。
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