第二十三話 会議終了
「最低120?それはいくらなんでも酷だろう?マスターよ。」
「あぁ、これにはれっきとした意味があってな。lv120ってのは、俺のスキルが進化したタイミングだ。ファンタズマスキルは進化するのは知ってるな?」
「はい、掲示板で聞きました。しかし、この世界のランクの格ってのがよく分かってないんですよね。」
「知らなかったのか。」
ヴァルドさんに言ってもらったことを纏めてもらうと、下から、
なし→エピック→レジェンダリー→ファンタズマ→ゴッズ→ジェネシス
エンシェント(特殊)
の順番らしい。ファンタズマ以上はこの世に一つしか無いとのこと。
[ランクを認識しました。鑑定に追加されました]
は?
「あの、ランクを認識して、鑑定に追加されたって出たんですけど。」
「それはあるあるだ。認識していないものは存在しないのと同じってのがスキルのルールだ。」
うわぁ、たちが悪い。もっと優しくてもいいだろ...
「そして、ファンタズマ以上は進化する。中には80で進化したやつもいれば、俺みたいに120で進化したやつも居る。条件がわかってないからな。」
「じゃあなんで120って言ったんですか?」
「あぁ、それは俺の『勘』だ。」
「は?」
いやいや、勘ほど当てにならないものはない。俺なんか勘があたったことなんてほぼ無いぞ。
「マスター。誤解を招くような言い方はやめろ。」
「すまん、俺のスキルが『勘』ってスキルでな。これがまたよく当たるんだ。」
「私は時々商談にこいつを持っていくんだがな。ほとんど外れたことがない。」
ギルマスをこいつ呼ばわりって、仲いいんだな。でもそれなら安心だ。安心...?
「最初は戦闘時の直感が当たりやすいぐらいだったんだが、進化したら少し先の未来、そしてなんとなくした事が運を呼び寄せることもある。お前を見つけた時の掲示板にたまたま居たのもそのせいだ。俺の勘はかなりMPを消費するから、デメリットもあるがな。」
「その勘が俺が120に上がればいいと言ってるんですね?」
「あぁ、そしてそこのあまり発言しない嬢ちゃんも。あんたも120だ。」
「私も、、ですか。」
俺の分はまだしも、クラリスのlvを上げるのってなかなかに難しいのでは、、?
「まぁレイジ、お前なら上手いことやってくれるって信じてるぜ。」
「完全に丸投げ!?」
「まぁ新人、マスターはこんなやつだ。慣れてくれ。」
「レイジくん〜頑張ってね〜」
「はい...」
何なんだろうこの人たちは、ただ単に仲がいいと言うより、関係が長いのかもしれない。はぁ。
「よし、各自準備をするように!解散!」
「「「了!」」」
はぁ、レベル上げかぁ。とりあえずレベル確認して、転移魔法取るか、、、
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