表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/34

第33話 カシアの決意

挿絵(By みてみん)


治安の悪化は、もはや個人の問題だけではないとカシアは考えていた。


毎日のように報じられる犯罪、終わらない戦争、貧困の連鎖。

すべてが、表向きの「社会秩序」を嘲笑うように続いていた。


「この世界は、どこかおかしい……」


原因は、政府の無能さか、それとも意図的なものか。

確かめなければ、彼女の正義は空回りするだけだ。


挿絵(By みてみん)


「政府のシステムに侵入して真実を確かめる。」


しかし、政府のセキュリティは極めて強固だ。


過去に何人ものハッカーが政府のシステムに侵入を挑んだが、そのすべてが逆探知され逮捕されている。


挿絵(By みてみん)


彼女は静かに息を吐いた。


カシアは決断した。


政府のセキュリティシステムに挑むための、専用のAIを創り出す。

ハッキングに特化し、セキュリティAIとの戦闘を想定した、究極の侵入AI。


カシアは開発コンセプトをキーボードで素早く打ち込んだ。


・高速ハッキング:セキュリティシステムを高速でハッキング。

・ハッキングの痕跡消去:ハッキングの痕跡データを完全に消去。

・ゼロデイ攻撃生成:未知の脆弱性を自動発見して攻撃。

・適応型学習:敵の攻撃・防御パターンをリアルタイムで学習・解析。

・霧状形態:霧状の体には、いかなる攻撃も通用しない。ただし、コアへの攻撃は有効。


次に、最初の設計図を入力し始めた。

このAIが完成すれば、政府の闇に直接触れられる。

腐敗の根源を暴き、必要なら、支配する。


「これで、世界を変えてみせる。」


カシアの瞳に、冷たい決意が宿った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ