憂鬱な最終章
遂に始まった。最終戦。ここからは怒涛の戦闘づくし。
ん?前から戦闘シーンしか書いてない?
知りませんよそんなこと。
「そんな過去があったのか....」
「私は、天戯のおかげで今の今まで生きてこれてるし、裁兎君達にも出会えた。本当に感謝してもしきれない。」
「そういえば、アマクの本当の能力ってなんなんだ?」
「...そうだよね。話すね。」
「私の本当の能力は、悪魔を自身の体に憑依させて憑依した悪魔と同等の強さを持つ。能力、悪魔憑依。」
「....だからあの時、力が強かったのか」
「...うん」
---あー....あーあー、聞こえるか?全人類よ
「っ!?頭の中に声が....!?」
「何だこれ!?」
「嘘だろ...」
「...理」
「これが理なのか?!」
「地球に住んでる人全員に話しかけてんのか....」
「しかもちゃんと意味が分かるように...だろうな」
---聞こえているか....?ねぇ、これ聞こえてんの?....あー、そう。聞こえてんだ。
「...本当に理なのか?」
「うん。これが理。」
「相変わらず変わんないな...」
---よし、今からえーっと....ちょうどだな....129時間後にこの地球を削除する。それが嫌なら俺の世界に来い。以上だ。せいぜい頑張れよ。権治。
「切れた...」
「ってか権治って....」
「...理...」
「とりあえず作戦会議だ。」
「おう」
「理の所へ行くのは裁兎、乖十、憶、神械、琥珀、アマクの6人だ。俺とくるみは残る。」
「...?なんでじゃ?」
「おそらく、理の狙いはくるみだ。くるみは宇宙そのもの、理はそれを取り込んで神になろうとしてるのだろう...」
「は!?神だと!?」
「...この世の全てを統べる者、其れは神と同等なり...。」
「この世界の全てを統べるつもりなのか....」
「その理が神になったらこの世界はどうなるの...?」
「分からない。だが恐らく、十中八九地球は消える。」
「....海蕾と叶恋が予知したからな」
「妾は...行かない方が良いのか...でもお主らが心配じゃ...」
「大丈夫だくるみ!俺らは充分に強くなった!安心してくれ!!」
「...わ、わかった」
「よし、理の世界の転送までちょっとだけ時間かかるから、それまでウォーミングアップでもしといてくれ。」
「....ふーっ」
「...白神」
「なんだ?」
「俺ら生きて帰って来れっかな?」
「....知らねぇよ」
「...まぁそりゃそうか」
「....お前ら生徒会、なっちゃん、そしてアマクと出会ったこの世界、守り通したいから死ぬ気で頑張るわ。あ、でも死なない程度には頑張りたい。」
「そうしねぇと、お前らと一生過ごせねぇもん」
「...ふっ...お前、最高の言葉言ってくれんじゃねぇか!!お前のそういうところがオレは大好きだ!」
「うるせぇ」
「転送準備完了だ。」
「よし...」
「頑張ろうね!皆!」
「まさか私が最前線に行くなんてね...」
「...理」
「アマク」
「ん?なに?白神く...ん!?」
「なっ!!」
「あ!!」
「マジか...」
「一緒に頑張ろうな」
「...う、うん」
「...よし、転送開始!!」
─────────────────
「...ここが理の世界...」
「前見た時と変わってる...」
「え、変わってるのか」
「こんな禍々しい世界じゃなかった。もっと建物っぽかった。」
「でっけー城みたいな?」
「うん。本当にそんな感じ」
『おやぁ?』
「っ!!」
瞬間。空気が重くなった。そして凄まじい程の威圧感。
『我が娘、悪じゃないか。』
「...理」
『文字通り悪魔の娘に相応しい名だ....』
「誰が悪魔の娘だ馬鹿。」
『....ふむ』
「あとこいつは悪じゃねぇぞ。アマクだ。」
『....貴様は神ノ丞乖十か』
「なんで俺の名を知ってんだ...?」
『こいつと白神の息子が要注意人物なんだ。』
『まぁ我の足元にも及ばないかもしれないがな。』
「くっ...早くこっちに来やがれ!!」
『いや、貴様らがここまで上がってくるのだよ。』
「待っているぞ、娘よ。そして生徒会よ。」
「...あいつが理」
「威圧感が凄すぎる....」
「...ちょっと格の差が凄すぎるような気がする...」
「本当に勝てるのかな...」
「勝つんだろ!!地球は理だけの世界じゃねぇ!俺たちの世界でもあるんだ!!なら俺たちにも所有権はある!!」
「....そうだな」
「うん!!」
「雑談は終わりですかな?」
「...敵だ」
「幹部...ティアレイト...」
「おやおや、これはお嬢様」
「誰がお嬢様よ、私はもうここのヤツらとは絶縁したわ。」
「なぁ、あいつの情報ないのか?アマク」
「アイツは地面を操る能力。コイツも自称神。」
「なるほど....アイツらと一緒か」
「その通りです。私は、地を司る神。ティアレイト。誰でも良いからかかって来るのです。」
「....お前ら時間が無いから1人一体のペースで倒さないとまずい。だからここに1人残すことになるが誰にする。」
「...ボクが残る。」
「神械が残るのか...!」
「大丈夫なの?」
「だ、大丈夫。これでもあの高校の生徒会メンバーなんだから!!」
「....わかった。お前が残りたいなら。」
「行くぞ!!」
「...逃がしませんよ!っ!?っと...」
「お、お前の相手はボクだ。」
「子供を殴る趣味は無いんです。なのでなるべく別の人が良いのですが...」
「こ、子供だからってあんまり舐めない方がいいかもよ...」
「...ほう」
「ほんとに神械君で大丈夫なのか?」
「....大丈夫。アイツは強い。戦闘こそあまり見ないが、頭の良さは学校一だ。それにアイツは常に冷静で三人称からものを見てる。勝てない訳では無い。」
「俺も大丈夫だと思ってるぞ!」
「まぁ...2人がそう言うなら...」
「よし、着いた。次は誰だ....」
「ふん!!!!」
誰かが大ジャンプをしてきた。
「うぉっ....っと」
「...嘘でしょ」
「オレと殺し合いをしてェ奴は誰だ?」
「戦を司る神アレト...」
「....マジか」
「さて...戦闘を始めましょうか!!」
「機械操作クェィサー!!」
「ぬぉっ!?」
「はっ!」
「子供にしては確かに強いですねっ!!」
「ただ!!」
「くっ...!!」
「ただしかし!私の力には到底及ばない力!!」
「地面は機械で壊せるかもしれませんが!それには限度がある!!!」
「...っ!!」
限度があることを一瞬で見抜かれた!?
「地力!地割れ!!」
「なっ...」
「地心魁理。神々の大地」
「っぐ...っ!!!」
「耐えますね...ならこれでどうですか!!」
「地轟!御業!!地乱黒龍!!!」
「嘘っ!!間に合わっ」
「...ふぅっ...やはり、子供は殴りたくないものですね。」
「...どうするの?」
「ここは俺が残ろう」
「会長が残るのか!?」
「....まぁ仕方ないだろうな。」
「へェ...?お前がお前らのトップか?」
「...そうだと言ったらどうする?」
「楽しませろよ...このオレをなァ!!!」
「んっ!!!」
「うォッ...なかなかやるじャねェか...!!」
「早くお前らは行け!!」
「余所見してんなよォ!!」
「ぐっ!!!」
「よし、行こう!!!」
「うん!!」
「あぁ!!」
現在
機仗神械 vs ティアレイト
神ノ丞乖十 vsアレト
白神裁兎。天戯悪。神條院琥珀、神駛憶、理の所へ移動中。




