憂鬱な過去話
本当に1周年ありがとう!!!
俺たちを1年も応援してくれてるって聞いて感激してるぜ!!!
びっくりだよね!!
これからも私達をどうか宜しくお願いします!!
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まさか本当に1年も書くとは思いもしませんでした。
もうちょっと早くで終わるのかなーとか思ってましたので...。
本当にありがとうございます!!
この先もどうか応援してあげてください!!!
「私はお父さん、理という男から生まれました。でもその生まれたってのは、俗に言うお母さんからとかじゃなくて、作られた存在なんです。」
「そうだったのか....」
「私が生まれても、ずっと私を娘だと思わず虐待ばかりの毎日。それでもここまで育ったのは、そんな中友達になってくれた。天戯がいたからなんです。」
「天戯....って」
「...うん」
「痛っ...アイツももっと優しくしないかな...一応私娘なのに...」
端っこで座りながらなんて独り言を言ってると。
「大丈夫?悪ちゃん」
と私の目の前で不安な顔をする天戯。
「...天戯...私に構わないで。私に構ったらお父さんから何て言われるか...」
「ううん大丈夫。前から言ってるように私、理様より悪ちゃんの方が大事だから!」
「もう...そんなことお父さんの前で言ったら殺されちゃうよ...?」
「かもね」
と半笑いながら彼女は言う。
「でも」
「本心だから...!」
と満面の笑みで答える。
「...ハハ...ほんと訳分かんない」
「訳わかんなくていいよ!でも私は悪ちゃんの方が好きだからこうやって心配してるの!」
「ほんと...」
天戯は父、理から命令された私を世話する子。正直、ここまで仲良くなろうとは思ってなかった。っていうかあのカスの部下と仲良くなりたくなかった。でも天戯は近づいてきた。何度も離そうとしても、絶対に。私はそんな天戯に対して心を許してしまったのだ。
「悪ちゃん!!今日の夕飯は何にする?ハンバーグとか...?回鍋肉...?それともー私を食べちゃう〜?きゃー!!悪ちゃん!それはダメー!えっちすg」
「カレーでいいよ。」
「えー!!!そこは、天戯かな...(イケヴォ)じゃないの!?」
「少なくとも私はそんな趣味ないから」
「ちぇー。分かったカレーね」
さっきも言ったように天戯は私の世話係。私に料理、洗濯をする...いわゆるメイドさんとか使用人に近い存在。
「〜♪」
と口ずさみながら料理をする天戯。
私自身も天戯と話していると心が落ち着く。天戯のおかげで、あのカスに虐待されても耐えられる。なんて心の奥底で思ってたんだ。
「悪ちゃーん出来たよー!」
理なんて言うカスさえ居なければ...天戯と2人だけで暮らせたら...なんて思ってた。唯一の親友と一緒に住んでみたかった...
「んんっ...んぅ...ふあぁ...あれ?天戯?」
私は夜中に目が覚めてしまった。
「どこいったんだろ...天戯...」
またどっかで遊んでいるのかな...なんて思っていた。夜中に外に出かけると部下から小耳に挟んでいたから。でも。理の部屋から天戯の声は聞こえた。それも喋っている言葉ではなく...
「ちょ...ちょっと...お父さん何やってんの?」
「がっ...ぁっ...」
「ん?....おや、悪じゃないか。いやぁ....私に刃向かったから分からせたのみさ。」
「刃向かった...?天戯はそんな事する子じゃない!!」
「いや、刃向かったさ。もう少しで不良品のお前を消す。という話をしたらな。」
「ぇ...」
どれだけ虐待されても私は、理というものから作られた娘。流石に消されたりするなんて思わなかった。でも...ここまでだなんて思わなかった。
「悪っ...ちゃ...逃げ...てっ」
「天戯...」
そう、そうだよ私は元々部下も嫌いだった。仲良くしようとしてきたのは天戯の方。私は何も悪くない。だから逃げても良いんだ。
「そうだなぁ....天戯の命を代償にするならお前を逃がしてやろう。お前なんて、娘とも思ってないからな。」
「っ...」
「どうする?逃げるか、死ぬか。」
「くっ...」
「っは!逃げた!おいおい!逃げたぞ!?嘘だろ....?お前と仲が良かった奴だろう?なんと薄情な奴だぁ!!ッハッハッハ!!よぉし。天戯、お前を殺す。」
「ぐっ...ぁっ...がぁぁぁあああああ!!!!!!ぁあああっあ」
ごめん!天戯!!ごめん!!
「私の...分までっ...生きてっ...!悪ちゃん...!!!」
ごめん...本当に...
「おい悪、なんでお前はもう俺の前にいるんだ....?さっきまで逃げてたじゃないか。」
裏切っちゃって。
(悪...ちゃん...?)
「うるせぇよ。クソ。」
「クソ!?」
[憑依:糞王]
「何だと....!?」
こいつはまだ総裁以上の悪魔は憑依出来なかったはず....まさか....命を代償に....!?
「違ぇ...ただの怒りだよ。クソが」
「フゥァッ!!!」
「ぎ....っ!!!」
「大丈夫!?天戯!」
「なんで...戻って...きたの...」
「っ...それは...」
「私があなたの親友だから!!」
「っ!!」
瞬間。天戯の目から涙が溢れ出てきた。
「天戯...!?大丈夫...?」
「ごめん...ちょっと...嬉しくて...」
嬉しい...
「私だけが思ってるんじゃないんだぁ...って思ったら...嬉しくて...」
「ってことは...」
「私も...悪ちゃんのこと...ずっと親友だと思ってたよ...!」
「天戯...っ」
「でも...この状態じゃもう死んじゃう...」
「大丈夫。生き返らせるから!!」
「ううん。聞いて欲しいの。」
「ダメ!話さないで!!」
「聞いて欲しいの」
天戯は今まで見た事もない真剣な顔をした。
「何...?」
「私は悪ちゃんに天生をする。」
「天生...?」
「天使が人に対して命を代償にする事。」
「ダメ...ダメ!ダメだよ!!そんなの...つまり...」
「そう。私は悪ちゃんの為に命を使う。でも悪ちゃんのせいでは無いから...」
「嫌だ...嫌だよ...」
私は生まれて初めて人に対して我儘を言った。死んで欲しくないという我儘。そんな我儘通用しないとわかってても...でも...。
「お願い!!生きて欲しい!!私のたった1人の親友だからさ!!この先も生まれることの無いたった1人の!!」
そして天戯はボロボロの体のまま立って。
「ありがとう...でもね...もう命の灯火は消えかけてるんだ...だからさ...その灯火を貴女に。悪ちゃんに与えたいんだ」
「うっ...あぁ...」
「泣かないで...」
覚悟を決めないと...いけないんだ。
「いくよ...悪ちゃん...」
すると、天戯の背中から巨大な天使の翼が生えた。4つの翼の生えた。巨大な...。
❨神よ...今...天使ザドキエルの名の元に...天生戯式の解放の戯の許しを❩
「いってぇ....ってなんだこりゃ....すげぇな....面白そうなのに混ぜさせろ!」
「ハァッ!」
「グッァッ!!!!」
「ってぇ....あくまでも邪魔すんのか」
「悪魔だからな。」
「ハッ....」
「ハァァァッ!!!!」
「っとその攻撃はもう効か」
「フン!」
「グッ....」
「これはどう?」
「うっぜぇ!!!不良品の癖に!!」
「...チッ」
❨天生戯式の開始...成功...只今より天生戯式を開始します...❩
「天戯の邪魔はさせない!!絶対に止めて見せる!!!」
「止めれるものなら止めてみやがれ。不良品如きがこの世界の理に、立ち向かえるとでも思ってんのかぁ?」
「私だけじゃない!!天戯の想いも乗せて戦ってる!!」
「んな気持ちだけの問題で俺に適う訳がねぇだろォ!」
と嘲笑う。
「気持ちがどれだけ大事か。教えてあげる。」
[憑依:悪魔王]
「嘘だろ....不良品だったアイツが悪魔の大総統。サタンを憑依するはずがねぇ....こんなの幻覚だ...」
「現実だ。クソ野郎。」
「グァッ....」
今....攻撃したのか....?見えなかった....だと?....こんな奴に....?不良品に!?
「調子に乗るなよ不良品がぁぁぁあ!!!!」
「っ...」
❨神の天啓の元に...かの者に...命を代償に絶大なる加護を与え申す❩
❨悪❩
「ッ!?ぁあっ...何これ...」
天戯...
「こっちも本気を出さざるを得ないな....」
「...私はもう、天戯を抱えて逃げる。」
「っなんだと!?おい!お前!!」
「クッソ!逃げやがった!!総員!!大至急!!我が娘、悪が逃げやがった!!直ちに捕まえろ!!捕まえたやつには神の座をさずける!!」
数日後。
「悪さんの情報が一向に出ません。」
「クッソ....最悪だ。絶対にいつか捕まえてみせる。悪....」
「天戯...安らかに眠ってね...」
「私。天戯の為に頑張るから...悪としてじゃなく。天戯と悪。天戯乃悪として。」
「っ!!」
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その時。一瞬だけ天戯の声が聞こえた。そんな気がした。
私は...もう決めたんだ...。天戯の為に戦うって。




