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異常から生まれた能力  作者: coll
第三章:分岐点の出現
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憂鬱な分岐点

「なぁ...なんか嫌な予感するんやけど...」


「あぁ...それは俺も何となくわかる。」


と父上とくるみが言い出した。


「嫌な予感....?そんなもんするか?」


「俺はしねぇな...」


「俺もだ....」


「でもまぁ、対策するに越したことはないんじゃないかな?」


「....そうだな」


「多分、敵が大きく動き出したから嫌な予感が...」


突然くるみが倒れた。


「くるみ...!?」


「くるみちゃん!?」


「おいおい、大丈夫か?」


「なんか知らんけど...急に気分が悪くなってきたわ...」


「くるみの気分が悪くなるなんて、異常事態すぎる....」


「俺はとりあえず世界中に知らせておく。」


「分かった....父上」


「これは真面目にヤバいぞ...」


「とりあえず....お前らは家族の所に行け。安否確認とこの学校に避難と伝えろ。」


「了解。」


「OK!」


「うん!」


「分かったァ!」


「....あれ?行かないのか?アマク。」


「私は...行かなくていい。心配いらないから。」


「....そうか。なら俺の家に行って海蕾と叶恋にこっちに避難してくれって伝えてくれないか?」


「うん...!分かった。」


「よし....俺は状況を見ようか....」


「大丈夫か....くるみ....」


「妾は大丈夫...ッ...はぁ...」


「大丈夫じゃないだろ....」


「とりあえずそのまま休んでてくれ。」


「とりあえず、世界中に注意をしろとだけ伝えておいた。」


「おかえり....父上。了解。」


「皆は?」


「家族の安否確認&この学校への避難を命令した。」


「....なるほどな」


すると学校のスピーカーから。

〈えー、緊急避難警報。緊急避難警報。神夜乃高校理事長による緊急避難警報。直ちにこの学校への避難をしてください。〉


「なぁ....本気でやばいやつだよな?」


「当たり前だ。くるみは宇宙そのものだ。そのくるみが体調不良かつこの嫌な予感。こんなの...」


「まさか....」


「ただい」


「理が来るに違いない。」


「ま...」


「あ!アマク!おかえ....り....どうしたんだ?」


「こ、と...わりって...言ったの?今」


「え?知ってるのか?」


「ことわ...り...」


「アマクお姉ちゃん?」

「アマクちゃん?」


「ことわり...」


「お、おいどうした。アマク。」


「いや...いやぁ...ぁっ...」


「アマクッ!!!」


「大丈夫か!アマク!!!」


「ァッ!!!ァァ--受信中--」

「受信成功:/--CODE--/FJ203DN79A/I5」


「海蕾...?」


「未来からの信号を受信しました。」


「今のときから。凡そ129時間34分24秒95のちにこの世界の理が崩壊します。解決策を計算中。解。人の常識を超えたモノと人ならざるモノが必要。」


「海蕾...?」


「受信成功:/--CODE--/PJ001GH13X/Z1」


「叶恋まで....」


「過去からの信号を受信しました。」


「未来の信号は100%確かである。具体案を計算中。解。人の常識。つまり。"人"でありながら"人の常識"を超えたモノ。と。その"モノ"自体が"人ならざるモノ"。であることが必須条件。」


「....まさか海蕾と叶恋に能力が宿ったってことか?」


「かもしれないな...」


「再び区切って説く。約130時間後に世界が崩壊。解決策は人の常識を超えたモノと人ならざるモノが必須条件也。」


「以上。我ら過去と」

「未来の司者の」


「「助言は終了する」」


「あっ、っと....」


「過去と未来の司者...」


「....能力者どころか....」


「神に等しいな...」


「あ、そうだ!アマク!!大丈夫か!」


「...ぅ...ぅうん...」


「良かった...」


「一体どうした。アマク。」


「嫌な記憶を思い出してしまって...」


「嫌な思い出....?」


「小さい時の思い出...」


「....話せなかったらいいんだけど....どんな思い出だったか教えてくれないか?」


「...今は無理...」


「そうか...悪いな...」


「っと!ただいま!!」


「おかえり。乖十」


「ただいまー!」


「とりあえず。皆の親御さんも送ったみたいだね」


「皆集まったし。そうだな....」


「まずは───」


俺は海蕾と叶恋の話を全て皆に喋った。最初こそは驚いていたが、最後には皆頷いた。


「ってことなんだが....」


「つまり俺と白神ってことだな。」


「まぁ...でもそうなるよね...」


「俺も多分そうだとは思ってるが....人ならざるモノって言うのが分からなくてな....。」


「まぁとりあえず。理を倒すってことでしょ」


「ことわり...」


「...アマク...どうしちまったんだ...?」


「俺にもわからねぇ....」


「白神君にだけなら話せるのかも。」


「....2人きりの時にだけってことか。」


「私たちはこの部屋から出ていこ」


「OK。」




「....アマク。」


「裁兎君...」


「過去に何があったのか....教えてくれないか....?」


「うん...裁兎君にだけなら良いよ。」


「ありがとう....」


「教えてあげる。私の最悪の過去を。」


「最悪....?」


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