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異常から生まれた能力  作者: coll
第二章:夏休み以降の出来事
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憂鬱な追跡者

今回は俺が出ないのか...なるほどな。

俺が出ない回は久しぶりでは無いか?

と思ったが、1個前がそうだったな。


まぁとりあえず。見て行ってくれ。

「....なぁ乖十」


「んー?」


「....最近俺さ、なんかつけられてる気がするんだよね。」


「そうなのか!?」


「まぁ1ヶ月くらいな....」


「大丈夫か!?成敗しようか!?」


「いや....気がするだけだから....」


「でも、本当につけられてたらどうするんだ?」


「そうなんだよなぁ....」


「それでもし、敵の仲間とかだったらどうすんだ?」


「....俺もあんまり信じたくはないが、可能性は捨てきれんなぁ....」


「少しでも可能性があるのなら、潰しておくべきだと思うぞ」


「そうだな....」


2時間後。


....やっぱりつけられてるな....だがなんで1人なのに襲ってこないんだ?あまり目立ちたくないとか?それか....ただの監視か?


....本人に聞くしかないか。


「....よぅ」


「ッ!!」


「なんで俺をつけてきたんだ....って....」


「あ、あの...えと...」


女....?


「おいお前」


「ひゃぃ!?」


「....なんで俺を追いかけてたんだ?」


「え、と...それ、は...その...」


「....なんだ?」


「あ、の...えと...」


「おい?顔赤いぞ?」


「ち」


「ち?」


「近いです...顔が...」


「あ、そうか....すまん。」


「うぅ...」


なんだこいつ...敵...なのか?ずっと俺の事を追ってるから敵だと思っていたが...殺意が無いし、何より俺と話してて、ずっと緊張しているように見える。


「....俺が聞きたいのは、なんでずっとストーキングしてたんだって聞いてんだ。」


「...き、気づいてましたか...」


「いやまぁ....」


そりゃぁそこまでバカじゃないし。俺とずっと一緒にいた乖十は、気づいて無かったっぽいがな。


「あの...ですね...」


「ん?」


「わ、私がストーキングしてた理由は」


ストーキングしてた理由は....!!


「し、白神裁兎君が、す、好きだからです!!!」


「え?ん?ん?????」


好き....?今こいつ好きと言ったのか?


「....好きってあの好きか?」


「好意の方の、です!!」


「....隙だらけとかじゃなく、だよな?」


「はい...!」


「牛馬に引かせて田畑を耕すのに使うやつじゃなく?」


「何かわからないですが...はい!」


「うむ....」


これは参った、とんでもなく。敵では無いのは気づいてはいた。が、まさかの告白。生まれて初めて告白されたわ。顔は変わらんくせに心臓の鼓動が止まらん。エグい。


「....正直、今とても困惑している。」


「わ、分かってます!!私もとても緊張してます!」


あの焦りようから見て罰ゲームでは無いのは確かだ。嘘だったら裁判が反応するからな....。


「よし、分かった。」


「....1回保留にさせてくれ。」


「...は、はい!分かりました。」


「話が通じる相手で良かった、ありがとう。」


「俺としては、生まれて初めて告白されたから、今のこの場では返事出来ない。その点はすまない。」


「わ、分かりました。」


「もっとお互いを知ってから返事をしようと思う。」


「お互いを...知ってから?」


「....あぁ、そうだ。」


「例えば...?」


「2人で色々な所行ったりとか」


「デ、デートですか...?」


「ん?....まぁそんなところだな」


「ひぇえ...白神君とデ、デート...!」


「まぁ....でもその前に自己紹介をしようか。俺は裁兎。白神裁兎。この学校の副生徒会長をやらしてもらってる。よろしくな。」


「存じております...!!」


「君の名前は?」


「わ、私は天戯乃あまぎのあくです...!皆からは天悪アマクと呼ばれております...」


「アマク....か....じゃあ俺もそう呼ばせてもらおうかな。よろしくなアマク。」


「...!!!は、はい!!よろしくです!!白神君!」


「....俺を好きなら、俺の事を知らなきゃ話にならんよな。」


「あ、そ、そうですね。で、でも!私、大体は知ってますよ!!」


「え?」


「白神裁兎君。神夜乃高では生徒会の副会長をやっていて趣味は無く、常に冷静で無表情。身長は177.3cmで、体重は58.2kg。誕生日は1月1日、目と髪の色は病気で白くなっていて、左耳に十字のピアスをつけている。実は家には小学生の妹がいて、その妹は双子。白神君のお父様は、この高校の理事長をやっていて、仕事をこなすし、生徒に対しては甘い。そして噂では、まことしやかに能力者最強と呼ばれている。そんな人達が家族の白神君の家は、大豪邸で使用人が27人いる。」


「ど、どうかな...?」


「....あっ....と....」


「あ、ご、ごめんなさい!!引いちゃったよね...やっぱり私!!」


「待って。」


「えっ...」


「正直、驚いた。こんな俺の事をここまで詳しく調べてきてくれるのは。」


「こ、こんな俺とか、卑下しないでください!!」


「あー、それはすまん。」


「でも、本当に凄いよ。身長はちゃんと合ってるし体重も合ってる。ってか全て合ってる。」


「え、えへ...」


「アマク。」


「は、はい。」


「1回生徒会に来てくれねぇか?」


「え、は、はい。」




「というわけで、この子がアマクことあくだ。」


「悪ちゃん!!」


「はい!」


「よろしくね!」


「はい!よろしくお願いします!」


「可愛いぃ!!」


「そ、そんな...私なんて可愛くないですよ...それこそ憶さんの方が可愛いです!」


「えー!悪ちゃん可愛いけどなぁ」


「てか白りん告白されたって本当?」


「....あぁ、俺も未だに夢のようだがな。」


「悪ちゃんは白りんのどんなところが気に入ったの?」


「...え、えっと...一学期の時にいじめから助けて貰ったから...ですかね...」


「...?一学期の時助けたのか?」


「....いや、そんな記憶は....」


一学期....?あれ?もしかして生徒会初仕事の時か??そういえば....顔が似てるような....


「え!?もしかしてあの時か!!」


「はい!!思い出してくれましたか!?」


「あー!あの時か....」


「ごめんな。忘れてた。」


「忘れられてるの可哀想。」


「るせぇ!」


皆が一斉に笑った。また生徒会室が賑やかになった。


「ったくよ....あ、そうだ。アマク。」


「...?はい?なんですか?」


「お前の能力って....なんだ?」


「私の能力ですか?」


「あぁ」


「そうですね...私の能力は悪戯。」


「悪戯....?」


「はい。例えば、相手の足元にバナナの皮を置いて滑らせたり。後は...遠くから相手の物を奪ったり。ですかね」


「面白い能力してるな。」


「白神君の能力は裁判。ですよね。」


「あぁ、よく知ってるな。まぁ....でも当たり前か。」


「はい!今はもう白神君、有名人ですからね!」


「俺、そんなに有名なのか?」


「そりゃあ、もうもちろんですよ!」


「あー....」


そりゃそうか、乖十との戦い。琥珀との戦い。あれを見て、そうならない方が珍しいか。


「とりあえず、これからもよろしくな。アマク。」


「はい!!よろしくお願いしますね!白神君!」


どうも、皆さん。こんにちは。

初めまして!天戯乃 悪。アマクです!


よろしくお願いします!!

え?敬語なんて使わなくていい?

えへへ...実はこれ癖なんですよね...


仲良くなっても敬語が抜けないんです。

皆さんに対しても敬語かもしれませんが。

今後とも、どうぞよろしくお願いします!


以上、アマクこと悪の後書きでした〜


え!?後書きなんて言わなくていい!?

す、すいません!!!

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