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異常から生まれた能力  作者: coll
第二章:夏休み以降の出来事
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俺達のセカイ

父上....俺さ....嬉しいんだ。

父上が俺に父上や父上の周りの人の話をしてくれるの....


俺は父上の周りの話を全く聞いたことがなかったから....ありがとう、父上。

「よし、まずは爆発で出来た物を動かして、宇宙空間全体に広げないと....」


「って言ってもどうするんだ...?」


「うーん....物体を押し出す....」


「...ねぇ」


「ん?どうした?虚空」


「私の能力で物を引っ張ったり出来ないのかな....」


「え?でも」


「そうだな....虚空の能力なら物を引っ張れる!」


「いや待て待て!!」


「ん?」


「虚空の能力は引っ張るのは確かだが、虚空に近づくと消えるんだぞ?」


「の、能力をちょっとずつ使いながらなら...」


「そうだよ!ちょっとずつ使うのならいける!」


「...そんなんで出来ると」


「やろう!虚空!」


「うん!」


「...はぁ分かった。俺も手伝う」


「ありがとう!権利!」


「別にいいってことさ、俺達の仲だろ?────」





「───そうして俺達はこの宇宙を創り上げて行った。」


「....そしてその爆発とともに、くるみが産まれたのか。」


「みたいだな...確かに、今思えば宇宙を創ってる時は、不思議なことばっかりだった」


「....そうなの?」


「あぁ────」






「───そうそうゆっくり...ゆっくりだぞ...虚空。」


「分かった...」


「いい調子だな....ん?っと?」


「なんだこの流れ...あ、虚空はその調子でやっといて」


「....まぁ別にいいか、この空間が手伝ってくれてるって思えば」


「あぁ...そうだな」


そうやって地道にガスや塵を集めて行ったら...


「おい!なんかおかしいぞ...!」


「いきなり流れが激しくなった!?」


「なんの前兆もなしに!」


「な、なんか凄いことに...」


「おい!離れるぞ!」


「うん!」


「分かった!」


「くっ...ヤバっ!?」


「吸い込まれる....ッ!」


「クッソ!虚空!捕まれ!虚空!」


「け、権利君!」


「掴んだ!そのまま掴んでろ!」


「う、うん!」


「理も!早く!」


「....分かった」


「行けぇぇええええ!!!」


「っと!?」


「...止まっ...た?」


「...何だったの?」


「....いきなり吸い込まれそ....う、に」

「お、おい見ろ!権利!虚空!」


「一体どうした...って!?」


「こ、これって!!」


「うぉっはは!スッゲェ!」


「でっけぇ...」


「これだ!俺が想像していた惑星!!」


「この形で!この大きさ!」


「これが...惑星...」


「名付けて原初の惑星(パルミシェーデ)だ!」


「なんか...絶妙な名前だな」


「えっ!?」


「でも...その名前で良いや、俺その名前好きだな...なんかこの惑星に合ってる気がするし」


「....そっか!!ありがとな!!」


「あ、そうだ!権利君!裁判は大丈夫?」


「ちゃんと無事だぞ」


「よ、よかったぁ...」

「ここまでにかなり疲れたよぅ...」


「そうだな...」


「惑星1つ創るのにこんなにしんどいのか....」


「...やっぱり物の流れが...」


「何も爆発はしていないのにな...」


「遮るものが何も無いからかな...?」


「ってことは待ってたら自然に出来るんじゃね!?」


「...なるほど」


「私達はそのまま静かに傍観するって事ね!」


「あぁ!そういうことだ!」


「暇になりそうだが、しんどくなるのはゴメンだから見るしかないか...」


そうして俺達は1つの惑星は創ったのだが、物の流れに任せて自分たちはただ眺めていた。惑星や銀河ができるのを...そうしてだんだんと出来上がって行った。今で言うクェーサーなどが。


「どんどん綺麗になっていくな!宇宙が!」


「あぁそうだな...惑星が崩壊する時も綺麗だったな...」


「惑星が崩壊するってことは何かがあるのかな...ってずっと思ってたの」


「....何か?」


「うん...もしかしたら惑星も私達みたいに生きていたりして」


「...なるほどな...それは考えたこと無かった」


「面白い考えだな!虚空!」


「えへへへ...そ、そうかな...」


「ってことはどこかの惑星に、もしかしたら生物が住めるかもしれないぞ!」


「...生物?」


「前から考えていたんだ!!惑星みたいに大きくはないが、俺達よりも小さい物やちょっと大きいもの、俺達と同じくらいの大きさの生きている物の事を!」


「...ほう」


「俺ならもしかすると生物を創れるかもしれない!」


「この宇宙では作れないから俺達で小さい空間を作ろう」





そうして俺達は、生物を創っては辺り一面の数えられない程の銀河の中の1つの惑星1つずつ入れて、動かなかったら別の惑星でを繰り返していた。


そして、もう何千何万回、いや何兆回やったのだろうか...もう回数も数えてない...今も覚えていない。その時俺は言った。



「もうやめないか?」


「私もそう思う...」


「....なんでだ?2人共」


「俺達が創った生物がこれ以上死ぬのは辛すぎる...」


「....俺達?生物を創ってるのは俺だぞ?」


「...何言ってんだよお前...」


「それに惑星も生きてるんだろ?なら崩壊した時に辛くなれよ、ほら、なぁ!」


「...違うだろそれは...」


「何が違うんだよ!」


「惑星は崩壊しても合体して戻るが、生物は戻らねぇじゃねぇか...」


「生物も戻るぞ....元の何も無いものに」


「は?お前何言って」


「そんなこと言うなんて...」


「もうお前らとはやってられねぇわ....」


「ちょ、おい!」


「理君!」



そうして理は俺らの前から姿を消した。

なぁ、理....お前は一体どうしちまったんだ。

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