憂鬱な下校前
お盆が終わりました。皆さん。
ちゃんと墓参り出来ましたか?
私はできません。何故ならば
ひいばあちゃんは長崎にいるから....
長崎行ってみたひ。
「なぁ白神よ!!」
あっ、めっちゃ嫌な予感がする。どうしよう。
「....やめとくわ」
「まだ何も言っていないんだが!?」
「....いや....だって....嫌な予感がして....」
「なんだその予感!まぁいい!とりあえず話だけ聞け!」
「....おう」
「今日は学校早めに終わるし、一緒に買い物に行──」
「やめとくわ」
「早いな!?そんなこと言わずに行こうぜ!な!」
「....嫌だよ....なんでお前と行かなきゃならないんだ」
「久しぶりに行こうぜ〜?な〜?いいだろ〜?」
こういう時の乖十は、基本的に相手が折れるまでしつこく言ってきたり、ちょっかいかけてきたりするので早めに折れた方が良策なので、
「....はぁ、わかったよ」
「よし!なら今行こう!」
「....まだ終礼じゃないだろ」
「あ、そうだった...!」
「....はぁ」
終礼が終わり。皆が帰っていく、そして俺の隣にとんでもない圧をかけてくる嫌な奴がいる。
「....いや、圧すごいから....」
「あっ...すまんすまん」
何笑ってんだシバくぞ。
「....とりあえず、行くんだろ?」
「あぁ!久しぶりに!白神と!買い物だー!」
某ショッピングモールにきた。ってか、あれ?こんなとこあったっけ?
「白神は知らないのか?ここにショッピングモールが出来たことを」
え?マジか....
「....知らなかったな」
「お前外でないもんな!」
殺したろか。
「でも俺も来たことは無いんだ、だから白神と回りたかった。」
はぁ....こいつは....
「....わかった、一緒に回るよ」
「っ!....あぁ!」
「っで、最初はどこに行くんだ?」
「え?」
「いや、ショッピングモールだろ?最初何処に行くか決めないと」
「...決めるものなのか!?買い物って!!何処に行くかを!?!?」
はぁ....こいつは....
「....わかった、無計画に歩こう。」
「おう!」
乖十とショッピングモールを2時間近く歩き回った。
無計画に、だけど楽しかった。久しぶりに乖十と、2人だけで自由に歩き回る。
「あ~疲れた~...いや~歩いたな!」
「....そうだなぁ~」
「そうだ白神!あの店に行かないか?」
「....ん?」
「あそこで何か食べよう!」
「....あぁ、そうだな」
入ったのは某Gから始まるファミレス店。
こういう店も久しぶりに入るな....いつぶりだろう
「俺はこれとこれでいいや、白神も同じのでいいか?」
「....おう」
「ん?」
「あれ?この声」
「...おや」
「....ゲッ」
「あれー!?裁兎君と乖十君じゃん!!」
「お...?...おぉ~!憶!神械!琥珀!奇遇だなぁ!!!」
「....なんでお前らがいんの....」
「そんなのこっちが聞きたいよー!」
「裁兎君がショッピングモールとかに来るとは思ってなかったよ!!」
「....基本的に行かないだけで、行く時は行くわ....」
「どうして、裁兎くんと乖十くんが、一緒にショッピングモールに来てるの?」
「もしかしてあれか?白神君と会長は付き合っているのか?男同志の禁断の恋とかで」
「....いやいやおいおい」
「えー!?男の子同士でー!?」
「....待て待て待て」
「そういうの...ボクは気にしないよ...!!」
「....そんな訳ないだろ」
「そうだぞ!俺と白神は付き合ってるわけが無い!俺は白神大好きだが、恋愛的な感情での大好きではない!友達として!一、一人の人間性として好きなのだ!」
え?そうなんだ、初めて知ったわ
「そうだよね!裁兎君が男の子と付き合ってるわけないもんね!」
「び、ビックリした~...本当かと思った...琥珀さん、嘘ついてるかどうか分からないから...」
「....今のは嘘ってわかるだろ....」
「まぁでも私は、白神君と会長が付き合っててもいいと思うけどな」
「良くねぇよ」
「そうだ!折角なんだし!一緒にショッピングモール回ろ!」
「いいね。それ名案だ、えるるん。」
「ボクも...!裁兎くんと乖十くんと一緒に回りたい...!」
「俺は賛成だぞ!」
「....はぁ....多数決だと負けだから、しゃーなしで....」
「よし!これ食い終わったら生徒会皆で一緒に回ろー!」
「「「「おー!!」」」」
「....ここ一応ファミレスなんだけど」
「お客様、店内ではお静かにしてください。」
「...はい」
「....ほら言わんこっちゃない」
その後俺らはショッピングモールで遊びまくった。正直、楽しかった。そして日が暮れ、皆の帰る時間がやってきて....
「じゃあね~裁兎君~神ノ丞君~」
「おう!!じゃあな!!」
それぞれ帰路へと辿る。
「...」
「なぁ白神、」
「....ん?」
「今日...楽しかったか?」
「....まぁまぁ....かな」
「なんだよお前!素直じゃねぇな!」
「...あのな白神、」
「ん?」
「俺は絶対にこの世界にいる悪を倒したい。正常者に対して能力を使い侮辱する奴を」
「....」
「そして俺は突き止めたい。なんでこの世界には異常者から能力が生まれるのかを」
乖十....お前....
「...だから、手伝ってくれ、白神。多分この問題は、生徒会じゃないと解決できない問題だと思うから。」
「....俺はな乖十、」
「....正直、生徒会なんて入る気、一切なかった....お前に誘われるまではな....お前には貸しがある。昔にな、」
「....そして、俺は生徒会の一員だ、手伝うも何もお前が生徒会の会長だろ?俺らは会長に着いていくだけだ。お前が会長なんだから....な?」
「...白神...お前っ...」
「....乖十、お前、なんで泣いてんだよ...」
「いやだって...」
「...だってじゃねぇよ....まったく....」
だから俺はこいつが憎めないんだよな...
今日は日常回ですわね。
乖十と白神の仲の良さが尋常じゃない。
この2人は心から信頼しあっているんだろう
と感じる回です。是非見ていってください。




