憂鬱な理事長
暴走裁兎vs裁兎君のお父さんの話。
ブルアカ全然水着ヒナ当たらないんですけど
どういうことですか?????
「裁兎君のお父さん、なんでそのまま言わなかったんだろう?」
「謎だな...」
「とりあえず見るしか出来ないよ...僕らには」
『....実力行使....って言いましたか?今』
「あぁそうだ...もしかしてちゃんと聞こえてなかった?」
『いえ....聞き間違いかと思ったので...』
『まぁ....ただの人間如きが、この私に勝てるわけないですが....』
「ん?何言ってんだ?勝てるが?」
『妄想も大概にしなさいな....』
「お前...さっき俺が語り掛けてた時、辛そうだったろ」
『っ....あれはっ』
「あの時、抵抗せずにそのまま従ってれば良かったものの...」
「はぁ...」
「とりあえずだな...」
「お前倒すわ」
そう言った瞬間。裁兎くんのお父さんは裁兎くんらしき者の前に見えない速度で立ち...
『なっ....』
「ふっ!」
『ぐっ!!!』
「何あの速さ!!!!」
「あれが...裁兎くんの...お父さんなの?」
「なんだあの速さ...俺よりも数十倍...いや数万倍速いぞ...しかも力も...今のレベルのチート使ってる俺でも勝てねぇ...」
「どうしたぁ!さっきまで舐めてたよなぁ!?」
『くっ!!』
『ならっ!』
『至近距離で打つまでっ!!』
「おっ」
『Platonic Ragnarok!!!』
「あっ!ヤバい!!!」
「っ─────────」
「白神の父さんが!!!!!!」
『流石にゼロ距離で打たれた....ら....』
「...ははっ!...どうした?ジャッジメント...」
「ゼロ距離で打っても傷一つない事にショックかな?」
「えっ!?」
「多分...裁兎くんのお父さんの能力は、1つじゃない...と言うか能力すらも怪しい...」
「どういうことだ?」
「これはボクの憶測にしか過ぎないんだけど、裁兎くんのお父さんは、能力に近い何かを持っていてその能力らしきもので守った、というかそういう風にしか考えられない...」
「なるほど...」
「つまり...裁兎君のお父さんの能力は、能力では無いけど能力で、その能力によって裁兎君のお父さんは守られたけど、裁兎君のお父さんの能力は、その能力1つじゃないってことだね!」
「そう!流石憶お姉ちゃん!」
「えへへ...」
「ただ裁兎くんのお父さんの能力は裁兎くんの能力以上の強さを持っているって事だね...現に裁兎くんの波動砲を、軽く打ち消してるからね」
「確かにな!!これなら白神を戻せる!!」
『なるほど....貴方は私より上なのだと、そういう事ですね?』
「...まぁ...こんな言い方はしたくはないが...お前は格下だよ。」
『....なるほど....私は今....怒りが有頂天に達しようとしています....これがどういうことか....分かりますか?』
「...なんだ~?分かんねぇなぁ~」
『....今から神々の怒りの裁判を下しますが....どうでしょう....準備はよろしいですか?』
「おぉ!そうか!それは楽しみだなぁ!よろしくたの─────」
『Voltick Aglaia』
「っ!!!裁兎君のお父さん!!」
『Megaronia Aurora』
「2連続!?」
『Savilithia Uranos』
『Guildick Hyperion』
『....まぁ4つで許しましょうか....』
「いやいや...やりすぎだろ...」
「...もう終わりか?」
『っ!?』
「なっ!?」
「嘘っ!?」
「えぇっ!?」
「何一つ効かなかったぞ...?」
『なんと....言う....』
「これが神の攻撃ってんなら...お前は1番下だな」
「もし...終わりなら...」
(ヤバい....逃げなくては....)
「次は...俺の番...だ」
(何だこの速さっ!避けきれっ─────)
「なぁ!!!」
『ぐっっ!!』
「お前に本物の技っていうものを見せてやる」
(腕がっ....!使い物にならないっ....!逃げなけれ───────)
〝光速のパンチ〟
『がっ............!!!』
裁兎君のお父さんのパンチが当たった音は、パンチの音とはかけ離れた音をしていた。
「なんだあのパンチの速さ...人じゃねぇ...」
「裁兎君のお父さん...倒しちゃったよ...」
「嘘でしょ...あんなに強いなんて...」
「おっ!おーい乖十たーん!憶ちゃーん!早く来ないと!」
「あっ!そうだ!裁兎君を病院に連れていかなきゃ!!」
「あっ!そうだそうだ!!!」
「急がなきゃ!!!」
「ふぅ...」
「あの...」
「おっ!琥珀君も!!一緒に!行かなきゃ!」
「ありがとうございました...理事長さん...」
「お礼なんていいから!早く!」
「はい!」
「ふふっ...」
「ん~~~~~っっ!!!っとぉ!さぁ皆解散解散!!!」
(生徒たちが一斉に家へ帰っていく...ふぅー終わったー...さて、今日の会議は俺と暴走裁兎ちんの件だなぁ...はぁ)
「おい、権治。」
「おっ!どうした?」
「今日は会議だ。集まれよ」
「あぁ!分かってる!」
「白神裁兎が暴れた件、今回の会議で話せよ。」
「...分かってる」
「今回の件、お前がいたから良かったものの...もしいなかったらどうしてたんだ?」
「ここの理事長だし...いないことないよ〜」
「お前の子だしお前が制御してるから皆許してるんだぞ...その点分かってるな?」
「うん〜〜」
「それに!白神裁兎の能力もどれだけ危険か分かってるだろう?なのに何故最初っから抑える気でいない!?お前はほんとに───」
「あー!もう!分かってるから!何回もうるさいなぁ...」
「何回でも言うわアホ!」
「酷っ!まぁでも、裁兎ちんは絶ッ対に護りきってみせる...あの人の為にも...」
「...お前、ずっと好きだよな...」
「そりゃ当たり前だろ...俺の初恋の相手だし...俺の妻だからな...またいつか会えることを願うよ...」
裁兎君のお父さんは一体何者なのか。
裁兎君の能力は一体何なのか。
そして裁兎君のお父さんとの話し相手は誰なのか
まだまだ謎ですねぇ...




