プロポーズ
『‥っ、‥おはよ。』
『おはよう。』
朝起きたら隼人はもう起きており、ベッドに横たわって花をじっと見つめていた。
『隼人いつも起きるの早い‥』
『早く起きたほうが花の寝顔見れるからね』
『‥あんまり見ないで』
『この前は、白目向いてたよ』
『絶対いや!もう一緒に寝ない!』
『あはは〜可愛いから良いじゃん!』
すると、隼人は軽くキスしてきた。
『‥隼人キス好きだね』
『花とするのが好きなの』
『‥そりゃ他の人としてたらおかしい』
『そりゃそうだ』
体を起こそうとするも腰が痛い。
昨日は‥ダメだ。想像するだけで身体が熱くなる。昨日の隼人のせいで腰も痛いし、全身筋肉痛だ。
『なんか腰痛そう。大丈夫?』
『‥誰のせいだと?』
『‥花が悪い。他の男と電話するから。』
『ご、ごめん』
『‥もう他の男と仲良くしないで。』
『うん。』
『んじゃ、‥俺と結婚してくれる?』
『‥良いよ。』
『まじ?』
『うん。隼人のこと好きだもん。』
『‥本気にしちゃうよ?』
『本気にして良いよ。隼人こそ責任持ってお嫁にもらってね?』
『まじでもらうよ?』
『良いよって言ってるじゃん。あ!でも待って!!プロポーズはちゃんとして欲しいかも』
『‥ちゃんととは?』
『ゆ、指輪とか‥あと、花束とか?』
『それってさ‥』
隼人はベッドから起き上がると、クローゼットから薔薇の花束と指輪の箱を取り出して渡してきた。
『こういうの?』
『‥え』
『ごめんやっぱり早すぎた?』
『見せて』
指輪の箱を開けると中からダイヤモンドが光る指輪が出てきた。
『こ、こんな、高価なもの、どうしたの!?』
『バイト頑張った』
『実習もあって忙しかったのに!』
『まあ、家庭教師バイトとか塾講師とか割にいいやつを選んで頑張ってお金貯めた。』
『‥ありがとう。』
『2年記念日で早すぎると思ったけど、花とずっと一緒にいたいと思ったんだ。本当は今日の遊園地デートの時に渡そうと思ったけど、家に忘れてきちゃったんだよね‥』
『ありがとう!!嬉しい!』
『まあ、大人になって籍入れる時にはもっとちゃんとしたやつ二人で買いに行こう。今は、これで我慢してほしい。』
すると、西岡は指輪をとって薬指にはめてきた
『すご!ぴったり!』
『サイズも寝てる間に測ったから』
『抜け目ないね』
『だろ?』
すると、西岡は背筋を伸ばして両手で左手を握ってきた。
『俺と結婚してくれますか?』
『‥はい!』




