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2年記念日

今日は花と隼人が付き合って2年記念日だ。

ずっと楽しみにしていたテーマパークへのデートを計画していた。

朝9時に駅前で待ち合わせをしている。

駅前で15分前には.そわそわしながら改札口前に立っている隼人。そんな隼人を見つけて花が駆け寄っていく。


『あ!隼人!ごめんね!待った?』

『おはよ、全然。俺も今来たとこ!』

『遊園地楽しみだね!』

『めちゃ楽しもうなー!ずっと行きたがってたもんな!』

『うん!楽しみすぎて眠れなかったよ!』

『子どもかよー』

『えへへ』


すると隼人は、花の手を握った。


『んじゃいこっか?』

『うん!』


そのままテーマパークへ向かった。

お揃いのカチューシャをつけて乗り物に乗ったり、キャラクターたちと写真を撮ったりしたり


『ねえねえ、隼人。あれ乗ろう!』

『あ、あれは結構きついぞ?花乗れるの?俺は絶叫系大好きだから良いけど』

『私も今日のために予習して来たから大丈夫!』

『おお‥まあ、無理するなよ。』


ジェットコースターに乗り、意外とその面白さにハマってしまった花は連続で10回ほど乗ってしまい少し体調を崩した。


そして、あっといまに夜になった。


『ねえ!パレードも見て帰ろ!』

『おう!あ、夕ご飯どうしよっかな。どこかで食べて帰る?』

『うーん‥隼人の家行って何か作ろっか?何か買って帰って私作るよ』

『え、良いの?』

『うん!隼人の好きなオムライス作るよ』

『え、やば!激アツ!‥泊まってく?』

『‥うん。良い?』

『全然おっけー!』

『やった!ありがと!』

『早く帰ろ〜』

『パレード見たらね!』


パレードを見終わって、退園する時間になり隼人の家に着いた。


『結局適当にお弁当買って帰ることになっちゃったね。ごめんね』

『いや疲れたし今から料理してもらうの申し訳ないから全然良いよ。それに明日の昼ごはんに作ってもらおっかな♪』

『良いよー!隼人なんでも美味しい美味しいって食べるから作り甲斐ある!』

『花の作るもんはなんでも美味しいからな!』

『ふふ、ありがとう。』

『先シャワー借りても良い?化粧も落としたい』

『あーいいよいいよ!』


花が立ち上がって、脱衣所に向かう。

付き合って2年。

隼人の家には歯ブラシが2本。

浴室には、花がよく使用しているトラベル用のシャンプーとリンスの置いてある。

彼女のいる大学生って感じの部屋だ。


服を脱いでいると、スマホが鳴った。

LINEの通知オンだ。


ドキッとした。ヒラマサからだった。

珍しい。どうしたんだろ‥。


《 電話しても良い? 》


とだけ書かれていた。えっ、今ここで電話されるのはちょっと困るかも‥。

先日の旅行先でのことを思い出す。

どう返信しようか迷ってると、着信がきた。

ヒラマサからだ。 


ええ!?ど、どうしよ!とりあえずでるか‥?


『はい。もしもし‥どうしたの?』

『ごめん急に電話して。』

『それは良いけど‥』

『声が聞きたくて』

『えっ‥』

『それは冗談として実は相談したいことがあってさ』

『驚かせないでよ』

『ごめんごめん。今、ひとり?』

『今、隼人の家で‥』


その瞬間後ろから隼人が抱きしめてきた。


『えっ!ちょっと、隼人どうしたの!?』

『誰と電話してんの?』

『ヒラマ‥んんっ』


隼人はそのまま口を塞ぐようにキスをしながら、花の右手からスマホを取り上げた。


スマホから微かにヒラマサの音声が聞こえる


そして隼人はそのままスマホの受信を切ってしまった。

隼人の顔は少し怒っている。


『ちょっと‥んんっ‥』

『花の彼氏は誰?』

『‥隼人です』

『んじゃ俺以外の男と電話すんなよ』

『え‥』

『今は俺といるんだから。俺のことだけ考えててほしい。』

『隼人‥‥んっ』


そのまま隼人は、花の体を抱き寄せて無理やりキスをした。深いキスを何度も何度も。


『んんっ‥苦しい』

『‥向こう行こ。』


隼人は、花の首筋に顔を埋めながらそっと花の背中に手を回してベッドの方へ目配せした。


『待って‥お風呂入ってからにしよ!汗いっぱいかいてるし臭いし!』

『んじゃ一緒に入る。』

『ええ!?せ、狭いよ!?』

『いい。』


すると隼人はその場で服を脱ぎ始めた。


『花も脱いで』

『えええ!?こ、こんな明るいとこだとちょっと恥ずかしい‥』

『良いから』

するともう一度花を強くだきよせてきて、そのまま服を脱がしてきた。


『ど、どうしたの?急にこんなこと』

『花が分かってないから』

『ええ?』

『いつまでも優しいやつでいれると思わないでほしい。』

『‥それはどう言う意味‥』

『花のこと大好きだよ。愛してる。年々その気持ちは増してる。』

『‥私も隼人のこと好きだよ』


急な甘い言葉に花はたじたじだ。

すると、隼人はシャワー室の壁に花を押し付けて壁ドンしてきた。


『嫌なんだよ。他の男と一緒にいるとこ見たくない。仲良くすんなよ。』

『‥隼人』

『この前旅行行ったときも正直気が気じゃなくて全然楽しめなかった。』

『‥そ、そうだったんだ。ごめん。』

『特にヒラマサはダメだ』

『な、なんで?』

『なんでも』


そのまま隼人はシャワーのスイッチを入れて、一緒にシャワーを浴びながら、キスをしてきた。

体を強く抱き寄せてきた。

深めのキスをしながら、力が抜けて花が立てなくなるまで何度もキスをした。


30分ほど耐えて、やっとシャワーを浴びてシャワー室から出ることができた。

そのまま隼人にバスタオルで頭や体を拭かれる。

遊園地で1日中歩き回ったのとさっきの隼人の甘すぎる攻撃で身体がぐったり疲れて立ち上がれない。そのまま脱衣所で三角座りで座り込んでいる。


『ごめん。花‥やりすぎた。』

『そ、そうだよ‥もう立てないから』

『‥めちゃ可愛い』

『‥もうそんなこと言ったって無駄だから』

『怒ってる?』

『疲れたの‥』

『抱っこしようか?』

『うん。』


身体をある程度拭くと花を抱き上げてベッドまで運んでくれた。

下着を着せて、隼人のブカブカのTシャツを着せてくれた。

そのまま、ベッドに横たわって隼人の方を見る、隼人は水を飲みながら濡れた髪をタオルで拭いていた。私が怒ってると思ってるのか、少し気まずそうな顔をしている。


『‥もうヒラマサと電話しないよ』

『‥』

『不安にさせてごめんなさい』

『‥俺こそごめん心狭くて。』

『違うの、私が悪いから、ね、隼人。』

『ん?』

『一緒に寝よう』

『‥良いの?』

『腕枕して。』

『‥』

『腕枕して頭撫でてぎゅってして』

『ふ‥分かったよ。お姫様。』


すると、隼人はベッドに入ってきてそのまま優しく抱きしめてきた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


‥一方的に切られた。


というより、西岡の家にいるって言ってたし、西岡にスマホを取り上げられて切られたんだろう‥なんか、キスしてたような声が聞こえたような気がする。

‥というか前の旅行の時といい、明らかに西岡は俺を敵視している。


‥そりゃそうか。

恋人にやたらと近づくハエみたいなもんだもんな。あんな目を向けられると流石に傷つくけど


部屋で一人で勉強している。院試に向けての研究成果のレポートをまとめて、大学の勉強に追われていた。

詰めて詰めて勉強していたので、息抜きに佑々木の声が聞きたくなった。

けど、電話しないほうがよかったな。


今頃、二人で何してんだろ‥。


変なこと考えるのはやめよう。うん。


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