エピソード6 「初めてのお仕事」
アーニーと知り合ってから10日が経った
俺は次第にアーニーのことを友達として信頼し始めていた
「ねぇエルド、今日は何をする?」
「今日は魔術の練習!」
「今日もやるのー?」
「魔術は練習を続ければもっと強くなる!」
「今日はかけっことかしたいよ」
「う〜ん」
アーニーはこう言っているが俺は魔術師として第九解式まで無詠唱で出せるようになりたいんだ
師匠は第九解式までは無詠唱で撃てていた
なら俺にも出来るのではないのか
とは思っていたが俺の今の限界は第7解式までだった
だからこうして魔術の練習をしていたんだが
まぁアーニーが言うのなら今日は遊ぼう
「わかったじゃあ今日は遊ぼう!」
「本当?嘘とかじゃないよね!」
「あぁ今日は魔術の練習はなしだ!」
「やった!何して遊ぼうかな!」
「水の解式魔術を使って水遊びをしよう!」
「えぇでも濡れて帰ったらお母さんに怒られるしそれに…」
「どうしたんだよ何か問題があるのか?」
「服が...透けちゃうじゃんか」
あ、忘れていたアーニーは女の子だ
「えぇっとじゃあ!かけっこでもするか!」
「うん!」
危ない俺は自分のデリカシーの無さに今気づいた
こうして二人で走り回り丘の上でアーニーが口を開いた
「ねぇエルド?」
「ん?どうした?アーニー」
「エルドってさ夢ってある?」
「ん〜夢か、」
夢かそういえば俺の夢は有名になることだった
だから俺は魔術師として進む道を選んだ
でも今の俺はただの魔術師
まだ有名とは言えないだろう
「有名になることかな?俺の夢は」
「魔術師として?」
「まぁそうかな」
「ならいつか魔術大学に行っちゃうのかな?」
「魔術大学か、多分行く事になるだろうね」
「………」
そう言うと黙ってアーニーは抱きついてきた
「私の前から居なくなっちゃうのかな…」
そう言ったアーニーは泣いていた
「居なくならないで...エルド」
「あぁ俺は居なくならないよ魔術大学に行くとしてもアーニーも一緒に連れていくよ」
「本当に?でも私の家に大学に行けるほどの財産はないよ?」
「そうなのか?」
それは困ったうちには1人を大学に送れるぐらいの財産しかないだろうどうしたものか…
いや一つだけ可能性があるじゃないか
俺にしかできないことが!
「魔術教師として働きたい?」
「はい!父さんなので仕事をください!」
「何でそこまで金を稼ぎたいんだ?大学の費用だったら問題は無いぞ?」
「いいえ僕はアーニーのために稼ぎたいんです」
「アーニー?あの魔族の人の家の子か?」
「はい!」
「う〜んちょっと待ってろ、」
まぁそう簡単に見つけれるわけが無いだろう多分
1ヶ月はかかるだろう
「よしエルド見つかったぞ」
「え?」
早すぎる絶対に闇だろ
「とある貴族の家庭教師として働いてこい!」
「は、はい!」
こうして仕事が決まった
そして次の日
「初めまして私の名はガルファンド・RE・ベルト」
「初めましてエルド・R・ゼフィールです」
「あぁアルスから聞いている」
「師匠から?」
「あぁ自分を超える魔術師がルドラから生まれたと」
「それは恥かしいものですね」
「なんだ恥ずることではないだろう」
「まぁ雑談はこの辺にしておいて」
「あぁ」
「エルド」
「はい父さん?」
「構えろ」
「へ?」
その瞬間俺は飛ばされたルドラからだった
飛ばされた瞬間ルドラが木刀を持ちこちらに向かっているのが見えた
「第三解式魔術風魔光!」
「神道流神道波」
そして俺の意識は消えた
そして次に目覚めた時目の前にガルファンドがいた「目が覚めたか」
ルドラめ強行手段に出たのか?
そんな事しなくても出ていくのに
「これをお前に渡せと言われた」
「これは?」
「多分メモだろう俺は文字の大半が読めなかったから読んでみてくれ」
見た目は強そうなのに文字が読めないのか
「じゃあ読みますよ?」
(親愛なる息子エルドよ
この手紙を見ているのならお前は混乱しているだろう俺は1回お前と戦ってみたかっただけなのだが第三解式魔術を使うのはずるいだろ!という事は置いておきお前最近アーニーって子に執着しすぎていないか?
だからお前とアーニーを離しておくことにした
このまま駄目人間になってもらったら困るからな
だから強行手段に出たすまなかったな
でもこうでもしないと多分お前は行かなかっただろうからなとりあえず頑張れ辛くなったらそこにいるガルファンドに言うといい根は優しい奴だ多分お前に助言は出せるだろう
親愛なる父ルドラより)
何が言いたかったんだ?ルドラは俺とアーニーを離したかったのかでも俺は強行手段に出なくても俺は行っていたぞ?まぁいいか
「ルドラは口下手なんだだから許してやってくれ」
「いや怒っては無いですよ?」
「まぁこれから始まる仕事もちょっと苦痛だからな」
「え?」
今この場で言うことなのか?
アーニーすまん帰れないかもしれない、、
次回エピソード7 「戦闘狂お嬢様」




