正統派アイドル 清水綾音ちゃんの真実
アナウンサー「今日は北信越卓球大会に出場する 地元新潟県の選手にお話を聞きたいと思います!」
「あ!あちらにいらっしゃいますね!」
「こんにちは! 少しお話よろしいですか?」
綾音「はい、大丈夫です」
(すごい 優しそうな人 大人しくて礼儀正しくて清楚な感じ どこかのお嬢様みたい)
「お名前よろしいですか?」
「はい、清水綾音と申します」
「綾音さんは普段どんなことをしているのですか?」
綾音「普段は学級委員長をしています 部活はサウンドテーブルテニスとフロアバレーボールで 冬場は体育館の関係でフロアバレーボールをやらずにサウンドテーブルテニスをしています」
アナウンサー「そーなんですね 趣味とかありますか?」
綾音「趣味ですか?とても恥ずかしんですが 推し活をしています 」
アナウンサー「推し活ですか!私もやっていますよ! アニメですか?」
綾音「はい、アニメもみます」
アナウンサー「あのアニメ見ました? 4月から放送されているアニメ ! キービジュからマジ暑すぎるんだが 作画もいいのよね あの監督マジ神ですよね すごいかっこいい うん 取り乱しました すいません」
綾音「私、アニメみますが推し活はしていませんよ?」
アナウンサー「そーなんですか? 」
授業が終わり 帰りの時間
アナウンサー「これからはどこに行かれるんですか?」
綾音「はい、これから もう3日後に行われる宿祭のお手伝いをします 私は寄宿舎生なので」
アナウンサー「綾音さんは寄宿舎で普段住んでいるんですね」
綾音「はい、新潟は広いので 寄宿舎がないと通うのが大変なんですよ 土日には帰ります」
遥「綾音!こっちを取り付けを頼む!」
綾音「はい!遥先輩!わかりました!」
(あーあの人がサウンドテーブルテニス部の部長さんね 前は練習に出場してなかった)
先生「遥ちゃん この椅子はどこに置けばいいの?」
遥「こちらを背にして横一列にお願いします 調整は私がやって置きますので」
(すごい 先生方にも的確に判断して指示をしてる さすが部長さん)
アナウンサー「あの、少しお話よろしいですか?」
綾音「やめてください!遥先輩はとってもお忙しいのです! 後になさってください」
アナウンサー「えー?そうなんですね」
しばらくして
アナウンサー「寄宿舎の様子を撮影させてください」
綾音「はい、 大丈夫です こちらへどうぞー」
宿祭の準備が終わって寄宿舎に帰る 体育館の渡り廊下を渡ればすぐに寄宿舎
寄宿舎は玄関 右側には下駄箱 左側には先生方の教務室がある そこを抜けていく」
アナウンサー「広い廊下ですねー 何人ぐらい生徒さんがいらっしゃいますか?)
綾音「はい、男子寮 女子寮 に分かれています 数えたことはないですが 理療科 専攻科 中学部 小学部 と合わせると 60人ぐらいだと思います」
アナウンサー「そんなにたくさん」
綾音「はい、 こちらが女子寮になります 部活 勉強が終わったら 夕食までは自由行動ですね」
アナウンサー「自由行動なんですね 例えばどんなことを」
綾音「そ~ですね、例えば 小学部の生徒さんたちは毎日おやつパーティーなどをやって親睦を深めているらしいです」
アナウンサー「お部屋の様子を撮影してもよろしいですか?!」
「え?」
さっきまで丁寧に対応していた綾音さんが急に動揺して顔をあがめた。
アナウンサー「無理なさらなくてもいいですよ」
(そうか カメラマンね! ここは男子禁制 カメラマンが男だからルールをしっかりと守る綾音さんなら女子寮に男子がはいってくるので動揺しているんだわ)
アナウンサー「 綾音さんごめんなさい 男のカメラマンはちょっと何をさせるか分からないわよね 女性のカメラマンはいますかー?」
綾音「私は何もしませんよ」
「そうではなくて」
アナウンサー「ほんとに無理しなくてもいいんですよ」
「引かないですか?」
アナウンサー「そんなそんな みせていただけるんですから引くなんて絶対にありません」
「それならみせてあげます」
(ほんとにかわいい 私も推し活してるからわかるわ 推しへの愛が強すぎて みせられなくなっちゃったのね うん!私はどんなアイドルの推しの部屋でも引かない)
綾音「こちらです」
「ありがとうございます! え?」
それは私が予想している以上のことだった
それは部屋中に張り巡らせている推しの写真
それならまだいいのだが その時写真 部長 遥先輩の隠し撮り写真だった
綾音「廊下を歩いてる遥先輩の写真 ご飯を食べてる遥先輩の写真 です」
アナウンサー「これは何?」
私は恐る恐るきいてみた
「これは私のスマホを自撮りモードにして写真をとった写真です このとき遥先輩が疲れてて私との肩の上ですやすやと眠っていたんです!こんなかわいい寝顔でねむっている姿をみちゃったらもう写真撮るしかなくないですか? そして起こさないように写真を撮ったんです あと、遥先輩のほっぺたツンツンしちゃいましたー?(笑)」
「そーなのね」
綾音ちょんははカメラの前でピースサインをしながら悪戯してる悪い顔になっていた
(私は動揺を隠せない ツヤツヤな黒い髪 清楚で混じり気がなく乱れのない制服 お嬢様みたいな見た目 言葉遣いもしっかりしていて 座る時も きちんと膝を揃えて座っている彼女が 内面では相当ヤバい人だったなんて)
(しかもここは寄宿舎 先生 生徒はもちろん 本人だって泊まっているのよ!)
綾音「え?引いてます?」
アナウンサー「いえ、全然、引いてないです」
アナウンサー「ちょっといいかしら ? カメラマン!」
かめ「はい、なんでしょう」
アナウンサー「ここの全部カットよ」
カメ「え!全部カットっすか?これなくなったたら撮れ高ないっすよ!
アナウンサー「いいのよ!綾音ちゃんの将来のためにも消しておいたほうがいいわ」
遥「おい!あやね 夕食が出来たみたいだぞ! あ! こんばんは」
アナウンサー「ひぃ、こんばんは 遥さん」
綾音「遥先輩!今日もイケメン過ぎます!私を誘ってくれるなんて! 嬉しい!すぐに行きます!」
遥「夜 遅くまで取材ですか お疲れさまです」
アナウンサー「いえ、大丈夫,」
遥「明日は天音の密着取材ですか ?」
アナウンサー「はい、そのつもりです」
遥「気をつけてくださいね 天音は、、」
綾音「遥先輩 早く行きましょう!」
遥「あぁ、今から行くよ」
(気をつけろってどういう?)
(もう!なんなのよ!)




