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第18話:王都の市場とインベントリの清算

Chapter Soundtrack:

Panjabi MC - "Mundian To Bach Ke"

(BGM: 陽気で中毒性のあるエスニック・ビートに乗せてお送りする第18話! RPGあるある「インベントリのゴミ売却」と、自称「巨大な猫」ことロバのロサリンドが解き放たれる感動の爆笑買い取り劇をお楽しみください)


王都の喧騒は、まるで騒々しい毛布のように一行を包み込んだ。馬が引く荷車、人々の足元をすり抜ける子供たち、安さを捏造して叫ぶ商人たち——「本日最後のパン! 投げ売り価格だよ!」——そして焦げた石炭と安いスープの匂いが常に漂っている。

通りは狭くも活気に満ちていた。吊り下げられた植木鉢でいっぱいのベランダがある高い建物、店の上に派手な色で塗られた看板(巨大な薬瓶が掲げられた薬局、「短い夢」という名の宿屋、「鉄打ちと狂気」という名の工房)、そして街角のあちこちには違法または怪しげな品を売ろうとする者が少なくとも二人以上立ち尽くしていた。

ロサリンドはこの街が好きではなかった。背中に三トンもの荷物を背負った者が縮こまり得る限界まで身を小さくし、野良犬が通りかかったり誰かが大声を上げたりするたびに唸り声を上げていた。キムは野良犬や人ごみから護るように本能的にロバの隣を歩き、タラが先頭に立って一行を引っ張った。

「トリクシー」タラは振り返らずに尋ねた。「私たちの接触相手はどこにいるの?」

【 クエスト情報:王都の接触相手 】

【 名前:ハロウ子爵 】

【 推奨目的地:北の塔・47-Bオフィス 】

【 接触成功報酬:マラコールに関する情報 + 王立記録保管所へのアクセス権 】

トリクシーは次元ポケットからメモ帳(今や『妖精・コーヒー・魔法』の暗号でびっしり埋め尽くされた学習帳のようだった)を取り出し、ページをめくった。

「あったわ」彼女は宣言した。「子爵は高貴なる貴族街に住んでいるけれど……今日の十二時から二時までは『闇の王の不吉な再臨』に関する公聴会を開いているわ。だからそこを狙うのが好都合ね」

「なんという皮肉だ」アイレフが呟いた。「奴を阻止するために遣わされたってのに、公式の面会予約時間に行くなんてな」

タラは通りの真ん中でピタリと立ち止まり、タマネギを積んだ手押し車を押す男に創作意欲に溢れた罵詈雑言を吐かせながら交わさせた。

「謁見の前に」彼女はグラグラと揺れるロサリンドの荷物の山を見つめながら言った。「これを処分するわ。錆と花崗岩の鴨の匂いを撒き散らしながら貴族の塔に入るわけにはいかないでしょ」

アイレフはすでに蚤の市の猟犬のように空気をクンクンと嗅いでいた。

「三本先の通りだ。『中古品および出所が怪しい品々が集まる市場』。お誂え向きだな」

その市場は、単なる市場ではなかった。汚れたタープ、無秩序に積み上げられた木箱、そして生まれた時から交渉の才能に恵まれていそうな商人たちがひしめく迷宮だった。混乱の真ん中、かつては赤く今は『借金の色』をした敷物の上に、その男はいた。

トプマンテルス。

己の意志でハゲ頭を選んだ中年男。覗く三本の金歯と、愛情を込めた詐欺を予感させる笑みを浮かべている。ポケットだらけの革のベストを着込み、手書きの看板を掲げていた。

『何でも買い取る。

お前の尊厳でさえも。

友達価格(※お前の友達ではない)。』

近づいてくるガラクタの山を目にしたトプマンテルスは、供物を前にした最高司祭のような荘厳さで立ち上がった。

「利益率の神々よ!」彼は両腕を広げて叫んだ。「何を持ってきてくれたんだい、我が子たちよ? 廃屋の全インベントリか、それとも自殺志願の錬金術師の倉庫を荒らしてきた成果か?」

アイレフは時間を無駄にしなかった。即座に荷降ろしを始める。

「刃こぼれした盾。錆びた短剣が四本。底のない鍋。ゴブリンの石が入った袋が三分。投擲物として使えそうなヤギのチーズ。不揃いのブーツ。花崗岩の鴨像。それと……」アイレフはキムを見た。「吟遊詩人に歌う気がないなら、そのリュートの残骸だ」

キムはリュートを胸に抱きしめた。

「リュートは渡さない! これは僕のアイデンティティだ!」

「あんたのアイデンティティは蹴っ飛ばされたバケツみたいな音がするけどね」タラが呟いた。

トプマンテルスは宝石商の精密さと高利貸しの魂を持って、品物を一つ一つ検分した。花崗岩の鴨像を持ち上げ、重さを量り、彫刻された目をじっと見つめると、ため息をついた。

「この鴨……存在感はあるな。銀貨八枚でどうだ。アートとしてではなく、重さの価値だ」

「八枚!?」ウンバが抗議した。「花崗岩ですよ!?」

「安物の採石場の花崗岩だし、片方の足がもう片方より短い。八枚だ」

己のゴミの正確な価値を知る者の冷酷かつ計画的な手法で、一品ずつ買い叩かれていく。

【 取引進行中 】

【 刃こぼれした盾:3 銀貨 】

【 底のない鍋:1 銀貨(金属の価値として) 】

【 ヤギのチーズ:拒絶(バイオハザードのリスクあり) 】

【 不揃いのブーツ:2 銀貨(片方は植木鉢として使用可能) 】

【 鴨の彫刻像:8 銀貨 】

【 小計:41 銀貨 】

キムが羽織っていた革のマントの順番が来ると、トプマンテルスは心からの痛みを瞳に浮かべながらそれを見つめた。

「そのマント……山賊と『間違った選択』の匂いがするな。五枚出そう。ついでに無料のアドバイスだ、体を洗え」

キムは渋々マントを脱いだ。下に着ていたピンクのスカートが露わになり、ゴブリンの返り血と街道の埃で汚れていた。通行人の何人かが振り返り、そのうちの一人は胸の前で十字を切った。

これまで英雄的沈黙を保っていたランロットが、完全にへたれ込んだ青い羽飾りを揺らしながら一歩前に出た。

「高潔なる商人よ! これらの品々は混沌の勢力との誉れ高き戦いの中で得られたもの! その偉業にふさわしい尊い価格をつけるべきである!」

トプマンテルスは彼を頭から足の先まで見つめ、胸甲に残るフライパンの凹みで視線を止めた。

「お前の甲冑も買い取ろう。三十枚だ。凹んだプライド代も込みでな」

「断じる!」

「三十五枚。羽飾りは取っておいていいぞ」

ランロットは一瞬だけ躊躇した。

「……この羽飾りは神聖なるものなのだ」

「その羽飾りは染められたニワトリの羽根よ」キムの肩の上からトリクシーが指摘した。「三メートル離れててもわかるわ」

最終的に、ロサリンドはほぼ素っ裸になった。残されたのは空の鞍袋と、最初の鍋を積まれて以来見せたことのないような『存在論的解脱の表情』だけだった。ロバは試しに一歩踏み出し、自分がもはや半トンもの重みを背負っていないことに気づくと、近所の商人たちが敬意を表して帽子を脱ぐほど深く、感謝に満ちた強い整備のいななきを上げた。

【 取引完了 】

【 獲得合計:67 銀貨 】

【 ロサリンドの状態:積載量 0/800 kg —— 幸福度:控えめ(生まれて初めて) 】

【 実績解除:"インベントリの大掃除" 】

【 説明:乗騎が一時的にあなたを憎むのをやめるのに十分な量のゴミを売却しました。 】

アイレフは合法的な犯罪を犯し終えた者の満足感とともに銀貨を仕舞い込んだ。タラは合計金額を二度数え直し、ウンバはかつて花崗岩の鴨が置かれていた空のスペースを哀愁を込めて見つめていた。

「六十七枚ね」タラは言った。「野宿を免れるには十分……ロバを『猫』として受け入れてくれる宿屋が見つかればの話だけど」

キムはマントの隠しがなくなったピンクのスカートを整え、煙と屋根の向こう、貴族街にそびえ立つ塔を見上げた。

「まあ」キムはため息をついた。「僕たち、もうそれほど『敗北者』の匂いはしないだろ。ほんの少しだけだ」

トリクシーはパチンと音を立ててメモ帳を仕舞った。

「ハロウ子爵の公聴会はあと四十分で終わるわ。遅れたら、次の面会予約枠は三週間後……あるいは運命の機嫌次第で永遠に巡ってこないわね」

タラはすでに歩き出していた。

「なら急ぐわよ。それとランロット……」

「何でしょうか、我が婦人(マイ・レディ)?」

「北の塔に着くまでにまた『神聖な羽飾り』なんて口にしたら、トプマンテルスにパーツ単位で売っ払うからね」

騎士は兜の金属音とともに口を固く閉ざした。ロサリンドはここ数日で初めて、尊厳のようなものを漂わせながら歩を進めた。

一行は汚れのついた赤布と、三本の金歯で微笑む商人、そして市場のどこかで早くも新しい飼い主を見つけた花崗岩の鴨の余韻を置き去りにし、王都の迷宮へと深く足を踏み入れていくのだった。

第18話をお読みいただきありがとうございます!


王都の闇市にて、怪しすぎる商人「トプマンテルス」との爆笑インベントリ整理が完了!

ガラクタ、山羊のチーズ(※バイオハザード拒否)、そしてキムのマントまで売り払い、ついに67銀貨を獲得! 重荷から解放されたロサリンドも大歓喜です(笑)。


今回のチャプターBGMは Panjabi MC の "Mundian To Bach Ke" でした! エキゾチックでノリノリなアジアン・ダンスビートに乗せてお送りした闇市での買い取り交渉、いかがでしたでしょうか。


========================================= 【第四章 王都編 Soundtrack List】

・第十七話: Guns N' Roses - "Welcome to the Jungle"

・第十八話: Panjabi MC - "Mundian To Bach Ke"

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身軽になり、資金も確保したキムご一行!

次なる目的地は「北の塔・ハロー子爵のオフィス」。しかし、受付時間終了まであと40分! 官僚主義が立ちはだかる貴族街で、無事に子爵と謁見することができるのか……!?


面白かったら、ぜひ【ブックマーク登録】と【評価(★★★★★)】で応援をお願いします! 次回もお楽しみに!


Thank you for reading Chapter 18!

The party successfully cleared their inventory with the shady merchant Topumanterus, earning 67 silver coins and relieving poor Rosalindo of his heavy burden.


Today's soundtrack features "Mundian To Bach Ke" by Panjabi MC!


If you enjoyed the chapter, please consider **Bookmarking** and giving it a **5-Star Rating (★★★★★)**! See you at the North Tower!


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