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 ディレクター格の男、その他テレビカメラクルーが2人を追い駆けようとします。が、その前に1台のバイクが急停車。女神隊員のバイクです。テレビカメラクルー一同がひるみます。

「うっ!?」

 ディレクター格の男はそのバイクのライダーを怒鳴ります。

「邪魔だよ! どけよ!」

 すると女神隊員は片足をアスファルトに着き、エンジンをふかし、その足を軸にスピンターン、1回転、2回転、3回転・・・ テレビカメラクルーたちは慌てて後ずさり。

「うわっ!・・・」

 女神隊員はバイクを止めると、テレビカメラクルーを見ます。その顔はヘルメットのシールドで見えないのですが、どうやら「ふっ」と笑ったようです。

 が、次の瞬間、女神隊員ははっとし、振り返りました。そこでは日向隊員と明石悠が隊長のクルマに乗り込むところでした。

 日向隊員は後部ドアを開け、明石悠は助手席のドアを開けてます。が、明石悠はクルマに乗り込むところで何かを感じ、フリーズしました。

「え?・・・」

 明石悠は振り返り、ライダー=女神隊員を見ました。向かい合う2人。そのまま数秒時間経過。

 日向隊員は後部座席のドアの窓を開け、明石悠を見て、

「何やってんのよ! 早く乗ってよ!」

 その言葉に明石悠は我に還ります。

「ご、ごめん!」

 明石悠は助手席に滑り込み、ドアを閉めました。隊長のクルマは急発進。

「なんてことしてくれたんだよ!」

 ディレクター格の男が怒鳴ります。女神隊員はその男を再び一べつ。そしてバイクを急発進させました。

 ディレクター格の男は怒り心頭、そのバイクに向かって、

「待てよ、このクソ野郎ーっ!」

 バイクに乗ってる女神隊員はぽつり。

「もしかしてあの?・・・」


 走り隊長のクルマ。その車内。後部座席には日向隊員、助手席には明石悠が座ってます。明石悠は日向隊員に質問しました。

「今の人は?」

 が、明石悠のセリフは言葉足らずで日向隊員は何を質問されたのか理解できてません。質問を返しました。

「え、何?」

「さっきバイクに乗ってた人、もしかしてヘルメットレディ?」

「うん、そうだよ」

 と日向隊員は軽く応えました。が、ハンドルを握ってる隊長は、それに激しく反応しました。

「日向!」

 次に首を横に大きく振りました。日向隊員はヘッドレスト越しですが、隊長のその行為を認識しました。そして、

「す、すみません・・・」

 平謝り。

 テレストリアルガードは極秘の塊。たとえテレストリアルガードの他部署の隊員の親族であっても、秘密は絶対明かしてはいけません。それがテレストリアルガードのルールです。

 一方明石悠は黙り込んでしまいました。何か考えてるようです。


 ここは日向隊員の家とされてる住宅。その前の路上に隊長のクルマが停まってます。その両側の後部座席のドアが開いていて、それぞれ明石悠とギターを抱えた日向隊員が降りてました。ドアが閉まり、クルマが走り去りました

 日向隊員は明石悠を見て、

「中に入ろうか?」

「うん!」

 2人は日向隊員の家とされてる住宅の門の中に入っていきました。これを道路の反対側、テレストリアルガード基地のフェンスの側から見ている3つの人影があります。内2人はフードを被ってます。

 この2人の顔を見ると、モヒカンの男とリーゼントの男でした。もう1人は啓一です。3人はニヤッと笑いました。


 日向隊員の部屋(に偽装された部屋)。今日向隊員がパソコンのスイッチを入れました。そして隣りにいる明石悠を見て、

「さあ、リクエストされた曲を覚えるよ!」

「うん!」

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