↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/22

集いし終末

語ったが故に、消えた物語がある。



時を重ねてたが故に、忘れられた英雄がいる。



護ったが故に、喪った命がある。



殺したが故に、壊れた心がある。



閉ざしたが故に、消えた未来がある。



こじ開けたが故に、護られた明日がある。


一つの破壊によって、



作られた“道”がある。




今ある全てに意味がある。


今ある全てに由来がある。


今ある全てに未来がある。


今ある全てに絶望がある。


それ以上に、


今は希望に満ちている。






『何ト遠シキコトカナ、桃源郷』







来る、とわかったが社はすぐに動く事が出来なかった。

何せ、気が付くと目の前にアキラの顔があるのだ。まともに対処できる方がおかしい。

すると、対処できる

、、、、、

おかしい奴が、来た。



アキラがまるでスーパーボウルのように物凄い勢いで“反射”した。無論、彼は不死身のためこの程度でくたばる筈が無い。


「危ないところだったね。怪我は無いかい?」

アキラを“反射”させた男がこちらを向く。


着ているスーツは高貴かつ威厳が感じられ。

...何故か革靴ではなく質の良さそうな軍用ブーツで。

艶のある綺麗な髪の毛が丁寧に整えてあり、尚且つこの男、物凄い美丈夫だった。


そしてそれは社にとって因縁の敵と言っていい相手だった。



「―西山...冬獅郎!?」


社の知る彼はこんな丁寧な口調ではないし、髪の毛はもっとボサボサだったはず...。

しかし、目の前の“首相”は微笑んで、


「あの時は本当に申し訳なかった。何せ転生者の干渉を受けていて少し荒れてたのさ―おっと、危ない」


アキラが発砲した銃弾をヒラリと躱す首相。

一体全体こいつの直感はどうなってるんだ。


冬獅郎は心底嫌そうな顔をしてアキラを睨んだ。


「いきなり酷いことするなぁ、兄さん」

対するアキラは鼻で笑って、


「たわけ、そもそもいきなり俺の顔面に右ストレートを入れたお前がそんなこと言えんのか」


2人が事前に交わした言葉はそれだけだった。


そこから先は、



とある兄弟が織り成す、余りにも激しすぎる戦闘だった。








アキラの属鏤が放つ蛇蝎の剣撃を、冬獅郎は全て拳でいなしていた。

普通、剣を拳で受けたら切り傷で済めばいい方である。しかし、冬獅郎は刃のどこを殴れば拳を傷つけずに刃こぼれを引き起こすことができる場所を知っている。


オマケに拳同士の闘いなら冬獅郎のほうが武がある。


だから彼は属鏤が刃こぼれするまで凌ぎきれば、彼の勝ちは確定事項だった。


(さて、いつまでもつかな...?)



(成程、属鏤が刃こぼれするまで粘って肉弾戦に持ち込もうというわけか)

アキラは弟の作戦を悟った。


確かにこのまま防がれ続けたら属鏤は刃こぼれを起こし、暫く研がないと使えなくなってしまうだろう。

だったら彼にできることは一つ。




冬獅郎は兄の決断に舌を巻いた。

、、、、、、、、

彼は属鏤を収めたのだ。

代わりに小振りなナイフを腰から抜いた。

昔から彼の兄には刃物の収集癖があり、家に沢山のナイフがあったことを今更ながら思い出した。


そして、彼の兄は警察学校を主席で卒業したトップエリートであり、SATで活動をした事もある。


「思い出したか、愚弟」


「あぁ、思い出したさ」



兄は強い、冬獅郎のような能力者でないのにも関わらず。




だが!


「こっちも負けてないさ...!」


彼は久しぶりにアレを使うことにした。

手始めに全魔力を左手に集中させる。



「『共鳴リンク開始スタート』!」


彼の左手に光が集まる。


「『魔法回路ブラスター構築開始オン』」


左手を炎が取り囲み、辺りを紅く染め上げる。

摂氏120℃近い熱波が周囲の物を吹き飛ばす。



「『装着アーマー完了セット』」


彼の左手に装着された魔法装甲が顕現する。



「『爆炎紅蓮掌ボルケーノブラスター』!!」











「見つけた」


男は下卑た笑みを浮かべた。

彼の目は復讐に取り憑かれた亡者の目。


人を騙し、搾取し、洗脳するペテン師であり愚かな道化師でもある彼は1人笑みを浮かべる。


横に立て掛けてある狙撃銃はブレイザーR93 LRS1



彼の笑みはここからが本当のパーティーだ、とでも言いたげな笑みだった。


「待っていろ、アキラ。必ず俺が――殺してやる」



彼はブレイザーR93を担いで歩いていった。


...頭をブチ抜かれた多くの死体を置いて。





『我、復讐を誓いし者なり。汝、我が復讐の為に死すべし』







蛇足だと思いつつも、こうして私は全く進まない筆を握って文を書いている。

勿論、私は彼に対してこんなの必要ないんじゃない?と言ったのだが、


「いいじゃないか、減るもんじゃないんだし」


と、あっさり返された。

全く、これならまだ干渉されていた時の彼のほうがマシだった。

今の彼は、何となく......いや、何となくと言うか...............そう、かなり“ウザい”。


私自身、周りから常にウザがられているからウザいものに対しては割と耐性がある方である。

でも、彼は例外だった。


ウザすぎる。


とにかくウザすぎる。


一々回りくどい事を言ってこっちがやりたいことを妨害してくる。

はぁ、全くどうすればいいのやら...。




.........................................................................................................................................................................................................................................................................................ちょっと待って、何書こうと思ってたんだっけ?


まあ、いいや。もうスペースも無いし今日はこの辺にしておくとしよう。


じゃあ、




おやすみ、オニーチャン







Good night , this world .


And bye - bye , this world.



Hello , New world .


Hello , Utopiosphere !!




















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。