表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コード・オブ・レヴァリエ  作者: 伊瀬 未兎
第四章 『誰が為に』
27/38

第四章 『誰が為に』 2-2

今回は美夏が行動を起こします。



では、どうぞ!

 雄介がそれを認識した時にはすでに美夏の手が雄介の頭を鷲づかみにし、


美夏はそのままの勢いで鉄製のドアへと雄介を力任せにぶつけた。





「がはッ!?」





 雄介はその衝撃で一瞬意識が遠のき、息が出来なくなった。



 まるで見えなかった。





「魔力はこう言った使い方もあるのよ」





 美夏は静かに言う。



その際に雄介の手からペンダントを奪い取る。




 雄介がなんとか意識を保ったまま美夏の姿を見ると、


美夏の手と足には様々な色の魔力がにじみ出ていた。



幾多もの魔力が混じっている証拠だった。



時には赤、時には青、そして時には山吹、緑にも変色した。





「瞬間的にかつ爆発的に魔力を放出すれば、それはすさまじい推進力になる。



西嶋先生がやっていたようにね。



それとは別に、魔力を腕に流し込めば、それはすさまじい力となる。



トーナメントで三年生がやってたようにね」





 美夏が雄介の頭を掴む手の力を強める。





「あぐぁッ!!」





「魔力、咀嚼!」





 美夏の手に書かれた魔法陣が赤く輝いた。





「うぐ、あああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」





 その瞬間、雄介の頭から魔力がにじみ出る。





「!?」





 しかしそれは、赤でも青でも、ましてや山吹でも緑でもなかった。



どこまでも深く、どこまでも深淵で純粋な『黒』だった。





「ぐ、あっ……!!?」





 刹那、美夏がいきなり自分の胸を掴んで苦しみ始めた。





「な、に……これ。



いや……いやぁ……!!」





何が起こったのかわからない雄介だったが、


自らの頭を掴む美夏の手の力が緩んだのに気づくと、


雄介はすぐさま右腕で美夏の腕を払った。



混乱している美夏の脇を抜け、背後に回りこみ距離を取る。





「ハァ、ハァ……」





 しかし、雄介自身も魔力の約半分を一度に奪われてしまい、


若干足元がおぼつかなかった。





「なん、なの。あなたの魔力は……。



こんなにも、恐怖心を掻き立てる魔力は、初めて」





 そのようなことを言われても雄介には何のことだかさっぱりだった。





「一体何のことだ」





「自覚が、無いの?



まぁいいわ。さっきは払われちゃったけど、今度はそうはいかない。



たとえどんな魔力だって奪う。



お母さんの仇を取れるなら!」





「……美夏、こんなことをしてお前のお母さんが喜ぶとでも思ってるのか?



第一、親父の方はどうしたんだ」





「うるさい!あいつの話はするな!



お母さんを一人にさせて悲しませた奴のことなんか私は知らない!!」





 美夏は表情を一変して激昂する。





「お前に何がわかる!



ずっと、ずっと一人で生きてきた私の!何が!」





 美夏が一歩踏み出す。



それに反応して雄介は身構える。




 その時だった。





「……雄介?」





 突如、美夏の背後から響いた声が雄介の耳に届いた。

第四章2-2段落、いかがでしたでしょうか?




中編となる2-2段落。





美夏はついに行動を起こしました。




雄介の魔力の色の意味するところとは?





雄介の名前を呼ぶその人物とは?





次回、


2-3段落。




もはや止まらない美夏の暴走。




果たして雄介は止めることが出来るのか!?



今後もこの小説を読んで楽しんでいただけると嬉しいです!

(●´∀`●)



では、お楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ