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第四十三話 目的

「三人のお願い…お姉さんにちょうだい。」

とベシル微笑みながらそう言った。

「「・・・」」

「いえ、あーしは構わないんだよ」

「同じく…」

「よーしそれじゃー」

「待ってくれ」

ドクターは、ウキウキに浮かれいるベシルを静止する。

「ん?どうしたのか?」

ベシルは、冷や汗をかきながらドクターの方を向いた。

「君ね〜…ここまで付き合わせといて、五億ポッキリで願いを渡せってどういうことだい!」

ドクターは、ベシルを怒鳴りつけた。

「いやいや、五億って大金じゃん。それだけありゃ〜研究道具も買えるし、それにドクターちゃん寝るか研究するかぐらいしかやらないっしょ、願いとかしょうみ無いじゃん。」

(ムカ)

その後

「「わーきゃー!わーきゃー!」」

二人は言い合いを数十分後間続け。

「はぁ〜わかったよ」

「やったー!」

ベシルは、両手を上げて喜んだ。

「てーことで…スモークキュン。」

「はい」

「あんたに三つ聞きたいことがある。それに応えてくれりゃーいい。」

ベシルは、突然険しい表情となり。

「何なりと…」

「まず一つ…あんたはゾンビパウダー事件もしくはゾンビパウダーの取り扱いに関与しているか否か…」

ベシルは、スモークの目の前に膝を立てて座り鋭い眼光を向けながらそう言った。

「…身共らは関わっていませんし、何も知りません。あれが麻薬なんてちゃちなもんじゃなく、世界を揺るがす生物兵器であること以外は…それにあんなものを世に放って我々になんの徳がありますか、我々は闇家業はいえ小売人。金の出どころを潰したらデメリットしか無い。」

「そう、じゃぁ〜二つ目。ナンバーズと言う組織もしくは黒服の集団を知っているか?」

「知りません。」

「OKOK、そしてこれが最後の質問…」

ベシルが深く息を呑むと、それと共に周囲にあった一切の音が途絶え、静寂する。そして放たれた言葉は…

「紫色に光る黒い皮のローブをした"ダークロード"って男について何か知っていることはあるか…噂でもなんでも良い、とにかく情報が欲しい。」

「ダーク…ロード…」


その彼こそが…

「待て、卿…」

紫の目をしたその男。


ダークロード

称号:反逆狂

座席:中央

服装:紫光に光る黒い皮のローブ(フード付き)

  黒毛混じりの茶髪

仮面:黒の仮面 紫字でD


(狂気…)

男は、凄まじい狂気を放ち、次の言葉を静止するレイにかけた。

「すまないが、今回は手を引いてもらえぬか。余にも策があってな。」

「聞こうじゃねーか…」

しかし、レイは意外にも冷静だ。周囲の狂人達すら、少し戯けていると言うのに

「流石流石、この余の前でも表情一つくずさんとは、余の見立ては正しかったようだな。」

「るっせぇー!…さっさと本題をいえ…」

「ふっふ、良かろう。」

深々と被ったフードから覗かせていた眼光は消え、元の影のみの姿になる。

「それでは、紹介しよう。ヨが他世界から読んだ友人達を…」

そう言うと、バイソォの座る北側のドアが開き。

「彼らが今回の協力者達(アウトランナー)、クレイプスクルム教団の皆さんだ。」

そう呼ばれ現れる、四人の協力者。

「しゃーしゃしゃ、よろしくたのみやすぜぇ〜旦那方」

蛇のような舌を持つ、蛇柄の白いローブの男。

「馴れ合う気は無いでござんす。」

ローマー風の赤い布を巻きつけたような服をきて、赤い大きな大剣を持つ男。

「まぁ〜まぁ〜仲良くいきしゃ〜せ。」

長いスカーフを巻いた、詩人風の男。

「はっはじめましてますます。」

緊張して震えている、フルフェイスの鎧を着た女性。

「以上四名が、今回の作戦を引き受けてもらう方々だ。短い時間ではあるが、ケイらも仲良くな」

「「うーす」」

こうして作戦会議はまとまり…

「待て待て、あっしのことを忘れてもらっちゃこまるぜ。」

そこに現れた黒い円と、その中から姿を表す。

「お〜、これはこれは失敬した。君がいたね、お帰り"レマルギア"」


そうして…

「ダーク…ロード…その名は聞き及んでおりませんが、黒いローブの男なら小耳に挟んだことがあります。」

「小耳に挟んだってどんな?」

「はい、闇市場で魔術書を大量に買っているローブの男を見たとうちの若いもんの間でも噂になっていまして、その気味の悪い見た目と言動から"黒の魔術師"と呼ばれてます。」

「魔術書を大量購入ね〜…」

ベシルどこか心当たあるうで…

「例の計画を進めているようだね。」

「十中八九そうだろうな。まさか、大戦時にあんなにボコボコにしてやったのにまだ懲りないとはね〜頭だけのワンマン組織じゃないわけだ…」

ドクターとベシルは、その"例の計画"をあまり良く思っていないのか、両者とも険しい顔をしている。

「例の計画って…」

その話を聞いていたキッドは、それを

「あ〜そうだね、そろそろキッドくんにもお姉さん達の旅の目的を話さないとね。」

(ベシルさんの…旅の目的…)

キッドは、なんやかんやありつつ。ここまで付いてきたが、今までベシル達が何をなすために行動しているかなのど、気にも留めていなかった。その理由は至極単純であった。それは、キッドの頭には、ベシルと自身の憧れる英雄像。なんの対価も求めず、どんな者でも救う。そんな意識が潜在的な部分に定着したからこそ、それに意識が向かなかなかった。

「本来は、あんまり郊外したくないしろもんだが、ここもいつ攻められるかわかんないし、スモークくんやBADくんにも一連のことは伝えておく。お姉さん達は、七人の最悪を封印、もしくは抹殺のために旅をしている。」

「七人の…」

「最悪…」

キッドとBADは、ベシルの発言を復唱した。

「そう、それの名は"七大悪魔"。」

「「七大悪魔」」

周囲の者達全員が、その言葉に驚愕した。

「悪魔…ですか…」

「そうだよ、悪魔を封じるためにボクらは旅をしている。そしてそのうちの一人が、さっきの赤羽くん。」

「七大悪魔が5の罪、強欲、レマルギア。」

「レマルギア…」

キッドは、悪魔と言う言葉に、おとぎ話ではなかったことと、それがどれだけの力を持つものか、先ほどの男を見て理解し、そして自身の常識には無いそれらが存在すること、そしてそれらが物語通り最悪となる存在であることに危機感を思えた。

「そして、その中でも一番やばい奴。あんたらも一度は聞いたことがあるだろう、神々に牙向いた反逆の邪神…七大悪魔が1の罪、傲慢にして、その伝説で最悪と呼ばれた熾天使…"アラゾニア"」

「伝説の最悪…」


" ある一体の天使が、闇に落ちる…最高神様は、激闘の末その最悪を沈め、地上に封印した。


「おばあちゃんが読んでくれた、あの英王伝説の最悪…」

「「英王伝説!」」

「あの有名なおとぎ話しのか?」

BADは、半信半疑だ。いやBADだけじゃないその場にいるほとんど者達がその話しをすんなりとは鵜呑みできていない。

「そう、その英王伝説、その序章に絵ががれたそのメディウスロクスの神話。それに登場したその最悪が復活し、現在も暗躍を続けている。しかも六つの器に自身の力を分配して…」

「でも待ってください、あの英王伝説が本当だとしたら、最悪は再び王が封印したと…」

「そうだね、おおむねその通りだ。しかし、正解とは言えない。」

ドクターは、キッドの発言にそう返した。

「それは一体どう言う…」

「要するに、封印はしたが完全じゃ無かった。まっ仕方のないことだけどね。むしろあれだけ消耗できればいい方だね。」

「封印が完全じゃない、それではあの世界最強の男。ライト・ドラゴンヘッドがヘマをしたってことでしょうか。」

スモークは、丁寧な口調でベシルに問う。

「ううん、ヘマなんかじゃない。さっきも言ったけど、あいつにあれだけできれば上々。そもそも魂の保有数が桁違いだしね。」

「魂の保有数?魂は命の炎。1人一つのはずなんだよ。」

日頃占い師をしているヴァイパーは、その手の話しに詳しい

「そうだね、普通は…」

「普通?」

「ボクも、ベシルくんから聞いた時は、ビックリしたけど、彼らは魂を複数持つ。しかも…」

「その数はなんと、37(かん)2183(こう)8388(じょう)1977 (じょ)6444 (がい)4130(けい)6597兆6878億4964万8128個なんだぜ。やべぇ〜だろ。」

「「・・・」」

一同は、聞きなれない単語と信じられない事実で頭がいっぱいの中、さらに想像もつかないような数字で言われたことでついに理解が追いつかなくなっている。

「おいおい、この程度で根を上げてちゃ切ねーぜ。そもそも、この数は七大悪魔の魂の平均量ってだけで、アラゾニアの全盛期なら不可数はくだらないぜ。」

「不可数?…あ〜まぁいいやとにかく、そのヤベェ〜奴らの親玉をとっ捕まえるのがフェラ姉と博士公の目的なわけだな。」

「そうさね、理解が早くてマジ助かるよ、流石天下のBAD・KING様」

「聞いてたのかよ…」

(じ〜)

その背後にいるスターに至っては、伝説も数字も悪魔も何も知らないためさらに理解が難解となり頭から湯気が漏れる。

「よくわかんねーけど、そのアラフォーとか言うやろーとダックローブになんの関係があんだ?」

「スターくん、アラフォーじゃなくてアラゾニア、ダックローブじゃなくてダークロードです。アラフォーじゃただの中年男性ですし、ダックローブに関してはアヒルのローブって名前が可愛らし過ぎますよ。」

「あらら、まぁ〜それは置いといて、ダークロードって奴の行動は、スモークキュンが言うとおり怪しい。外で働いてもらってる"うちのメンバー"からも、奴がナンバーズと交流をしているとの情報がきてるし。そしてあの組織の大元はアラゾニアだ。数千年前にお姉さんが、200年前にはライトが奴を倒している。」

「あ〜なるほど、ベシル姉さんの言うそのダークロードが、その最悪の復活を目論んでいて、七大悪魔と大量の魔導書はその復活に必要なピースってことでし。」

「そうだね、奴が完全復活するためにはお姉さんが潰した体とライトが消耗させてくれた魔力、そして封印された魂、この三つの要素が必要だ。」

「魔力は魔術書が、魂は封印しているライト王の持っていたとされる伝説の聖剣・パジレウスを再び引き抜き封じられた力を解放すると言うわけだね。」

なんやかんやありつつ、一同は納得したようだ。

「とにかく、お姉さん達の目的は3つ、七大悪魔の封印及び抹殺と計画の阻止、そして」

「ダークロードとそれに関わる組織の探索と討伐。」

「その通りさ、わかってもらえたかな?」

「はい!」

「ちょといいかな」

一同は納得し、キッドが大きな声で返事をしたその時、背後のヴァイパーが話し始めた。

「もう遅いとは思うだけど、この話しは本当に聞いて大丈夫だったんだよ?」

「うん、その質問は最もだ、ヴァイパーちゃんの心配しているのは、これ聞いてしまって組織から狙われるんじゃないかって不安だろうけど…そんな通りの通じる奴らじゃない、みんなが当たり前に持つ倫理感や固定概念、理性なんて常識ははなっから奴は持ち合わせちゃいない。そう言うもんが欠如した狂人達がこれからの相手だ。」

「理性の欠落…」

「そこで問おう少年!」

ベシルはその人差し指をキッドに向け

「ここより先に行く覚悟が君にあるかい?」

「覚悟…」


"覚悟のねー無責任なこと、社会は許さねー。"


キッドは、かつて救えなかった少女の母親の記憶とともに、バーミリオンの言葉を思い出し…

「もちろんです」

「よし!じゃ〜正式メンバー入りの儀式をやらないとね。」

「はい!…てあれ?正式メンバー…」

「ニヒヒ〜さっき言ったしょ。外で働いてもらってるうちのメンバーって。」


蠢く闇と、崩す異物。彼らが錯綜し合う混沌の荒波に飲まれんとする光の勢力。

「女狐が動いた…」


 ーーーーーーー"五大国会議"ーーーーーーーー

メンバー数:6名

現在位置:ラスター王国 城内のどこか?


「この白い円卓腰掛けるのも何年ぶりだったかね〜ライトの坊や」

椅子に腰掛け、足を組みウェーブがかった赤い髪のビギニーアーマーを着た中年女性。


モーリア・G・キール

座席:南

種族:不明(姿は人間そっくり)

役職:サルビア部族国 国長

称号:偉大なる女王(グランドクイーン)


「ホッホッホ、あいがらずのご様子でーすね。一安心一安心なのでーすよ。」

彼専用なのか、数十メートルのその座とそれに座りこむ、全長50メートルを超える巨体を持った海翼族の男。


バーラ・マーリル・エナンド

座席:北

種族:海翼族(クジラ)

役職:リール貴族国 国長

称号:高貴なる(ゴージャス・ミスト)


「そうで、この話し合いをどう決めるつもりですです。」

茶色の髭を生やし、身長に身やわぬガタイのいいその体に、バイキングの用な格好をした男。


ゴブニュ・ハンマー・ギアーク

座席:東

種族:小人

役職:ギア商業国 国長

称号:創世の鍛冶屋(オリジン・スミス)


「たわけーーー!!!、この事態を受けてもまだそのようなことがいっておろーか馬鹿者共がー!」

現れて早々皆の前で叫ぶ、金星の如き黄金の祭服を着た。金に赤き神の目の紋章が描かれた目隠しの仮面をした男。


ヒット・L・ラードニヒ

座席:南西

種族:人間

役職:聖貴族長

称号:愛すべき黄金(ラブ・ゴールド)


「本日は、お忙しいところ緊急会議に集まっていただき感謝いたします。突然の事態で、直接では無くホログラムでの対談となってしまったことをお詫び申し上げます。」

中央に現れた絵に描いたような魔法使いのような服装をした老父は、深々と頭を下げた。

「そんなことはよい!本題は…」

「はい、皆様を本日呼びしたのは…皆様の耳にも届いているでしょう…200年ぶりにあの女狐が動き出しました。」

「ホッホッホ、あれから200年経っていると言うのに、今だご存命とはいやはや信じ難い話であーるな。」

「しゃらくさい、あんな矮小なゴミは処分して仕舞えばいい。捜索なら協力は惜しまん。何せ奴の懸賞金は我々聖貴族が付けたんですから。」

「そのつもりです。彼女は、この国…いや、五大国にあだ名する犯罪者。それに今回の事件は…犠牲が犠牲です。」


ディムナ・ゼレティネス・シルヴァ

座席:元・西

種族:妖精

役職:元・ジュエリー帝国 王帝

称号:聖銀の(セイクリッド・シルヴァーハンズ)

年齢:800歳(他界)

死亡原因:英王暦215年5月4日

    第犯罪者集団十三騎士団 団長

    ベスル・ラブ・アンベシルとその一味

    と交戦し、顔の皮と心臓を抉り出せれた

    状態で死亡。


「「…」」

周囲に沈黙が走る

「これ以上、犠牲を出さぬためにも、200年前から現在まで息を潜めておったあの女もその一味全員の捜索をこの200年の時をへて、五大国全土の魔法騎士団全団に今一度…"抹殺命令を下す"」


ライト・ドラゴンヘッド

座席:中央

種族:竜人

役職:新生ラスター王国 国王

称号:世界最高最善最強の男

  第三の神の子

  第二次魔道大戦を終結させた英雄

  王の中の(キング・オブ・ザ・キング)

  以下略(数百を超える異名)


「世界にあだ名す愚か者どもよ、その命を持って償うがいい…」


そして…

「お買い物、お買い物楽しいな〜」

彼女らもまた…

「ベシルさん…」

「君、お金もらってすぐこれかい?」

「ふっふっふ〜るんるんるん〜」

旅を続けていた。

カードゲーム(ドクターvsブッカー)


・ドクター

デッキ名:マッドサイエンティストシリーズ

特徴:毒による持続ダメージと回復・HP増加

  テクニカル型

弱点:火力不足、防御が低い


・ブッカー

デッキ名:バトルマシーンシリーズ

特徴:高い攻撃力と防御力を持つ攻防一体の

  パワー型

弱点:コストが重いためスロースターター


・ゲームルール

 アバターカードとサポートカード、スーパーカードの三種類があり。アバターカードをしようし戦闘を行い。サポートカードで、自信に有利なフィールドに変えたり、アバターを強化したりして戦況有利に進めよう。


・HP(プレイヤー/アバター)

 アバター1人1人にHPが定められ、それが無くなるとフェードアウトとなる。DFアバターがいない状態の場合や倒されてしまった場合はプレイヤーがかわりにダメージをうける。


プレイヤー=初期HP5000

アバター=ものによる


・アバターカード(AT/DF)

 アバターには、AT(アタッカー)DF(ディフェンダー)の二種が存在する。

AT=相手アバターもしくはプレイヤーを攻撃し

  HPを削る

DF=アタッカーの攻撃を防ぐ


・サポートカード

(プラス+/マイナス-/フィールド)

 サポートカードには、プラス、マイナスが存在し、プラスは自信のアバターにバフをマイナスは、相手にデバフをかける。三番目のフィールドカードは、自信や相手アバターになんらかの影響を与える。


・スーパーカード

 アバターカードからサポートカードまで全種類存在し使用するためにはなんらかの条件を揃える必要がある。

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