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第三十二話 ライフゲーム

これは、ベシルがVIPエリアからお着替え室で着替え中の時のこと。

(ブーン!)

「ん?」

BADは現在、盗賊団を連れて武器の調達中。

(ピタ)

「こりゃ〜」

武器屋の前に立つBADの前にあらわるは鉄剣制裁

「数時間ブリデスネ、BAD様。」

「アンキラ公、どうしてここに?」

BAD はアンキラがこの場に来た理由について尋ねた。

「"フレンド"カラ伝言預カリマシタノデ、ソレヲBAD 様ニ伝エニマエリマシタ。」

「フレンド?あ〜フェラ姉のことか、そうかい…だが、バックの連中とやれってんならお断りだぜ。ま〜話だけは聞いてやるけど。それじゃ伝言を聞かせてくれ。」

「カシコマリマシタ、マイ"フレンド"」

そう言ってアンキラは、自身の声から録音された音声ベシルの声へ切り替えた。

(「もーし〜、ベシルお姉さんだぞ。これを聞いてるってことは、きっと未来のお姉さんは計画通りにことが進んだってことなんだろ〜ねー。」)

「計画?」

BAD はその言葉に首を傾げた。

(「本当は、一度別れたBAD お兄さんに頼る様な真似はしたくなかったんだけどさ。今回は、そうも行かないのよね〜事が事だからさ。」)

(フェラ姉ーが俺様に頼らないとならないこと…)

(「とにかく、時間もないし担当直入に言っちゃうね…お姉さん達がこの商国の入った理由は、前もって言ってあった通り"闇市場(ブラックマーケット)"での情報収集のためだよ。でもね、その前に確認しておきたい事があってさ…」

BAD は今だ、ピンと来ていない。

「なんでも良いが、俺様は協力しねー。特にそんなやばそうな事、悪りぃなフェラ姉ー。」

BAD は嫌な予感がしたのか、その場を去ろうとする。

(「"ゾンビパウダー"そいつを売り捌いてる輩がいる。」)

(!)

その言葉は、BADの足を止めた。

(「もしかしたら、その売り捌いている大元が…」)

「ありぇねぇ〜、んな事たありぇねえー!」

BADは突然声を荒げた。

「「カシラ?」」

「ゾンビパウダーは、そんじょそこらの薬とはレベルが違う。あんなもんただの生物兵器だ。そんなもんをわざわざ仕入れるメリットがねー!それに…」

BAD は、信じ難い事実に戸惑っている。それもそのはず、それをする事によるメリット、デメリットの問題より。BAD にとってドン・スモークはかつていがみ合いながらも競い合った良き好敵手(ライバル)だったからだ。だからこそ、BAD にはそんなことをする奴では無いと言うことがわかっていた。

(「BAD お兄さんの気持ちもわかる。かつて共に背中を預けあった仲間がそんなことをしてるはず無い…そう思ってるんでしょ。でもね、事実として帝都で起きた"ゾンビパウダー事件"あれを売り捌いた麻薬のディーラーが個人的にあの物を仕入れたとは考え難い。」)

「それで、バックの連中を疑うってか?確かにバックは規模だけでいや〜世界最大のマフィアだ。でもな、そもそもの話あのゾンビパウダーは戦後製作方法が書かれた術書ごと全て焼却されて、灰になったはず。だからこの世には、ゾンビパウダーはもう存在しねーし、作り直すこともできねーだろ…」

BAD は、まるで希望に縋る様にそう言い放った。

(「BADお兄さん、きっと今のお兄さんの顔には絶望の一色に染まっているだろう。君も理解しているはずだ、この世界の焼かれたとされる禁術書の一部が現在もこの世界の至る所に出回ってることは…お兄さんも承知の上だろ。」)

(!)

その時BAD の脳裏に浮かぶのは、闇市場(ブラックマーケット)で売り捌かれる違法魔術書の姿。

(「この世界で、"五大国平和協定法に基づき。いかなる魔術書及び召喚契約書の使用を禁ずる"。錬金術すらかつての技術はゾンビパウダーよろしくほとんどが燃やされた。しかし、魔術師達がそんなことを許すわけもなく。それら魔術書正確にはかつて存在した42億の魔術、召喚術、錬金術書の内。現在世界に存在が確認されている書物、40万冊には、絶対不滅結界(ペルペトゥウム)が施され、現在もそれを解くことが出来ず処分に行き詰まっているのが現状。五大国側と聖貴族の代表者もしくは君主の密談によってそれら事実は他言無用となってはいるけど、お兄さんが知る様に裏の連中の間じゃ高値で取引されてる。もしその中に、ゾンビパウダーの製造方法が書かれた書物があったとしたら…そして何よりそいつを持ってんのが…お姉さんの見立て通りなら…」)

BAD は黙って、アンキラから流れる録音音声であるベシルの話を聞いていた。そんななか、録音音声の中のベシルは、その言葉を深く深く溜めて言い放った。


"世界が終わる"


そして、BADは…ベシルの依頼を承諾した。

「そうだな、そいやそちら様はどうするのかな?こっちは"七人"…そっちは誰が代わりに…」

「…」

裏カジノの連中は、その瞬間口を注ぐでBAD登場の衝撃を吹き飛ばす絶望の真っ青な顔で冷や汗をかきながら。その場にいた。

「おいおい、フェラ姉…そんなの決まってんだろ。なー!…ひっよってねーで上がってこいよ…スモーキーちゃんよ〜」

その場の全員が静止し、この男の動く姿に驚愕するなか、たった…たった二人のにやけずらの男と女そしてもう一人…

(すげ〜…こいつつえーな…ワクワクしてきたぜー!)

スター(シロム)だけが、男を目の前にして平常心ところか、上機嫌だった。

「スモーク…様…」

耐えかねたのか、遊戯の担い(ゲーマーズ)の一人ダートが口を開けた瞬間…

「だーれがひよっただと、この裏切り者…」

それだけの殺気を孕んだ男の言葉、様相を遥かにズレて軽かった。

「いいだろう、参加してやるよしりゃーいんだろ。しかし…しかしだ。この身共が出張ると言うことは…痴れにも欠けてもらうぞ。その命…」

「痴れってか…いつまで経っても変わんねーな〜。その誰彼構わず喰らいつく傲慢不遜さは…」

「たわけ、痴れの様な女ったらしのゴミより幾分増しだ。」

二人は、睨みあって語り合ってその場を終えた。


こうして一行は、各自用意された部屋にら戻った。

「ねー!ビリーくん」

「ん…」

ビリーとキッドは同じ部屋だった。キッドが話しかけると、ビリーはどこか不機嫌そうだ。

「あのさ、その首に掛けてる黄金のボールのネックレス…」

キッドは、カポネからの話しを聞く限り。決して裕福ではないはずのビリーの首に付けられた、恐らく純金であるそのネックレスのことについて尋ねた。

「お前に関係ないし…」

「ごっごめん、言いたくないならいいんだ。」

キッドは、ビリーに誤った。

「…これは、死んだ父さんが初めて…いや唯一くれたプレゼントなんだ。」


"あの日"

(ガチャ!)

「パパー!お帰りー!」

「ただいま、ビリー…」

この日も、仕事帰りの父さんを出迎えるいつもの日常。

「おー!そうだ、ビリー。今日はお前にプレゼントがあるぞ〜」

「プレゼント、なになに!」

「ニヒ!こいつだ…」

その時、ビリーに手渡されたのは純金のビリヤードの球の様なネックレス。

「これ〜なーに?」

「これはな、勝利のボールだ。」

「勝利…ボール?」

幼いビリーには、その意味がよくわからなかった。

「正しくはキューボール、パパの大好きなビリヤードで一番お世話になる。まぁ〜相棒みてーなもんだな。」

「キューボール?でもこのボール白くない、金ピカだよ。」

「あ〜そいつはな…」


時は現在へ…

「"勝利を引き寄せるボール"…なんだってし。」

「勝利?」

ベットに座り二人は会話をしていた。

「し!もう寝るし。」

「あ〜そうだね、もうこんな時間だし。ではお休みなさい。」

「お休みだし…」


そして、数時間後の深夜朝日が登る前の夜…

(コンコン!)

「ん!は〜い今出まーす!。」

ベシル達は、準備が済むまでの間。ビル内の個室で休んでいた。

「準備が整いました、恐れ入りますがご準備の方お願いいたします。」

「了解かーい。」

寝起きで下着すがたのベシルはノリで敬礼した。


「失礼しま〜すてあれ?何ーにも無いみたいだけど〜ど言うこと?」

ベシルは、だだぴろいだけのまっさらなその部屋を見て、そう語る。

「準備言うは、身共の"覚悟"の方でしてゲームは予定通りさせていただきますよ。」

「へ〜それなら安心だ。」

ベシルは、両手を後ろに回して答えた。

「ゲームを執り行う前に…最後の確認を最凶であらせられるベスル様にさせていただきます。」

「なにかな〜」

「ゲームのルールはその確認の後で皆様に見ていただきまさが、その中に魔道具及び魔法、その他特殊技能や道具の使用は、使用可能エリア内のみと明記させていただきました。そこでですね、ベスル様の力であらせられるその…"鎖"それを納めていだいだだきたく存じます。それがあってはいかなる戦いも駄々の茶番となってしまう。それでは面白くないでしょ〜。」

スモークはその金のサングラスを光らせてそう語る。

「ほいほい」

ベシルは、迷わずその鎖を納めた。

「それでは、ゲームの時間と行きましょうか。ヤング、例の魔法を…」

「了解つーんですよ!」

その時、ヤングと呼ばれる男が手を合わせて祈る様に…

「幻想魔法・ライフ・オンザ・ショータイム(リアル人生ゲーム)」

そこに広がるは、真っ平な平原まるでファンタジーゲームの始まりの地の様な清々しいほどの緑の場所だった。

「こりゃ〜」

「幻想魔法か…」

幻想魔法とは、器とは別に人の心に存在する夢の世界(ドリームワールド)を結界内に入った対象に強制させる能力である。そとの空間とは隔絶した固有空間であり、器と動揺に人によって大きさや性質が異なる。だだし、なんでもできる都合の良い万能空間ではなく、人の心の真の姿の究極の具現化てあるため。その性質はその人本来の姿による。

「幻想世界持ちまでいんのかよ、すげーなバック様は…」

「痴れらの様な、混血児の集まりとは格が違うと言うだけだ。」

「はいはい、そうですか…」

(ブウォン)

その時急に出現する進むべきマスとそれを進むための一人一人の個人用ルーレット。

「お〜本格的だね〜」

「ボクとしては、初めての体験だ。」

「俺ちゃんもー!」

「僕は昔寮のみんなと、VR型の物を…」

(でも本当に凄いな〜VRの物とほぼ同質いや、それ以上のクオリティー、こんなに正確にかつ大きな世界を作り出すことなんて波のことじゃない。)

「本当に、凄いですね!」

「けっ!つーか、そんなの当たり前つーんだよ」

キッドはヤングの魔法を尊敬の念で褒めたがヤングに突っ返されてしまった。

「それでは、初めると致しましょうか、世界最凶。身共とあなた様らに痴れ者、誰がこの勝負に勝つか…」

「恨みっこなしだぜ。」

「当然」

こうして、最終バトル人生ゲーム…

「これより!ゲームを執り行わせていただきます。ルールは、ルーレットを順番に回してマスを進み、お金を多く稼いだ上でゴールに早くだどりついた方の勝りでございます。マスの中には、いくつかの条件や報酬があり、それらは必ずルール通りにクリアしていだだきます。早くゴールされますと、その分多くの報酬が獲得できる報酬ルーレットをすることが出来ますので、"誰よりも早く、誰よりも多くの金"を手に入れるよう健闘を祈ります。」

その幕が…

「スタート!」

開ける…

「そういや順番は?」

「「あ…」」

この後両チームジャンケンののちチーム内で順番を決めた。


第一走者 BAD&スモーク

「では御二方ルーレットをお願いします」

「「はいよ/了解だ」」

二人は、用意されたルーレットを回し…

「俺様が…」

BADのルーレットの目は1、しかも…

「は!一回休みとはな、勝利の女神は男を見る目があるらしい」

「はいはい、嫌味はそのへんで勘弁でーすよってな。」

スモークは6マス進み

「イッザ!ボーナスタイムー!」

スモークはマネーボーナスのルーレットを引き…

(クルクル…ポワン!ー)

「パーフェクト!」

「は!」

「ちくしょ〜」

スモークはボーナスマスの一番の大当たり、50万チップを受け取りターンを終えた。


第二走者 キッド&ヤング

「よろしくお願いし…」

「つーかよ…」

「はい?」

ヤングはスタートラインで話しかけて来たキッドに対して

「お客さん手加減はしねーぞ…」

何があったのか、冷や汗をかきながらキッドにそう告げるヤング。

「はい、もちろんです。」

キッドは満遍の笑みで返した。

「…」

ヤングは何か思い詰めるているようだった。


それから、各々がマスを進み…

「ジョブズ、セレークト!」

「ジョブ?仕事まで運任せかい」

出たのは…

「ん…」

「「きゃー!ドクター様〜」」

「「ドクターちゃーん」」

フリフリの衣装を着て、大衆の中で歌って踊る…

「可愛いよー!ドクターちゃーん」

アイドル…

「ふっ…不幸だ…」


「ワァーオ!」

「なんだなんだ、この青いマス!」

「それは〜」

スターは何か特別なマスに止まったと嬉しそうに話す。

「ユー!アンラッキーボーイ〜」

(パカ!)

その言葉と共に地面のマスが扉の様に開き…

「へ?」

「ユー、無人島行キ決定デース!」

「それは…」

「ペナルティーマスだね…」

キッドとドクターの指摘虚しく…

「なんじゃそりゃー!」

落ちていく…


その後も不幸は続き

「ユーノ会社ガ倒産デース!」

「え!マジ…」

ビリーの経営していた会社が倒産。

「あの子…まだ子供だもんね〜…」

「いやと言うか、このゲームの経営要素は無駄にリアルだからでは?ゲームにしては専門用語と複雑な市場の把握がし難いと思うんだが…」

ドクターとベシルがビリーの惨状を見てそう話す

「このゲームは、この場にいる対象の平均IQから算出して、難易度を決めるつーんだよ。」

「なるほど〜、ここにいるキッドくんやドクターちゃんのIQが高いから…」

「総合的に難易度が跳ね上がったんだね。あと人のせいみたいに言ってるけど、君も共犯だからね。」

「ニッシシ!」

こうしてビリーは

「借金五千万!耳ヲ揃エテ返セー!」

「そっ…そんな金ねーしー!」

「ソレナラ…」

(ドドドドドドドドド)

地面から出現するは、線路の通ったトンネルとトロッコ。

「地下労働場行キデース!死ニ物部類で…」

ビリーは背後から謎のアームに背中を押され…

「おい!」

「サッサト金ヲ稼イデキヤガレー!」

「わーーーーーーーー!」

ビリーが乗った瞬間、トロッコに乗った途端にジェットコースターの勢いで、去っていった。


挑戦者チームに振り返る不幸とは対象に

「ラッキールーレット!」

遊戯の担い(ゲーマーズ)は…

「ルーレットブーストマス!コッカラ3ターンノ間、ルーレットガ三ツ二増エルヨン。」

幸運であった。


そんな中でも、数々の試練(お題マス)を乗り越えて

「ゲーム!マスにプレイヤーガ止マッタヨー!ルーレットデ選バレタ今回ノ対戦相手ハ〜」

(クルクル…)

「ゲームマス?」

「ゲームマスに止まったプレイヤーがルーレットを引いてゲームと対戦相手を選ぶんだよ。」

(ど言うか、そろそろ転職したい。)

ドクターがアイドルをやめたがっている中…

(パン!)

選ばれたのは…

「キッドー!選手〜」

「え…僕?」

(シュン!)

「消えた!」

キッドが瞬間移動させられた先は…

(シュイン!)

「おっと…この場所は…」

「レースだつーんだよ。お客さん…」

「その声は!」

そこに広がるはどこかの峠道。そしてその横にいるのは…

「俺と…最後の勝負だつーだぜ!お客さん。」

ライディングホース(空飛ぶ機械馬)に跨るヤングの姿だった。


ヤングvsキッド ゲーム:アサルトレース

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